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科学者が語る科学の楽しみ

今井 浩氏



プロフィール   若者へのメッセージ
科学のおもしろさについて   研究テーマ



プロフィール

今井浩氏の顔写真 今井 浩
日本IBM科学賞 第3回(1989年)コンピューター分野受賞者
東京大学大学院理学系研究科 助教授

第3回日本IBM科学賞受賞の詳細はこちら

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若者へのメッセージ

独創性こそ、研究の最も大切な部分です。皆の出している成果と同じような感じでほんの少ししか違わないような研究は 評価されません。基礎は大切です。基礎での新展開は、ほんとうにはかり知れないインパクトを持っているからです。応用とともに、基礎の土台・足腰をきっちり仕上げましょう。 21世紀はコンピュータなしでは語れない社会です。その中でコンピュータを研究することは、限りない成功と社会貢献の可能性を秘めています。


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科学のおもしろさについて

「面白い」って思うことが大切です。別に科学に限りません。興味をもって、そしてその中の幾つかについては深く突き進んでみましょう。 新しいことがわかったときの高揚感は、経験してみる価値があります。


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研究テーマ

一言でいうと、アルゴリズム、特に離散的・幾何的アルゴリズム、とその理論、実践。 コンピュータでマウスをクリックして何かが起こるのは、コンピュータの中でプログラムが動いているからです。IBMなどのコンピュータを開発する方の人達がそのようなプログラムを 作っているからこそ、皆が簡単な操作で高度なことができるようになっています。
プログラムには、おおざっぱに二つの側面があります。一つはプログラム言語でもう一つはアルゴリズムです。プログラム言語の話は他の先生の話に譲ことにして、 アルゴリズムというのはどのようにして要求されたことをコンピュータで解くか、実現するかとういう方式です。どのように解いていいか指定されないと、 コンピュータはどう動いていいいかわかりません。では、アルゴリズムを考えるのは簡単なのでしょうか。実は、そのには奥深い真理があって、ほんの少しアルゴリズムを変えるだけで、 それまでずっとコンピュータが計算しても解けなかった(コンピュータも万能ではないのです!)問題でも、あっという間に解けたりします。 これはまさしく人間の頭脳の投資で、そこから有を生み出すわけです。
よいアルゴリズムを考えるには、基礎が大切です。中にはコンピュータが早くなっても、どのようなアルゴリズムを使おうが、どう頑張ってもものすごく時間がかかってしまう 問題も知られてたりするからです。基礎をおさえて、是非最先端のアルゴリズムの分野でのブレークスルーを目指して下さい。大学で、私の講義のホームページがあります。仮想大学(Virtual University)のページをたどって下さい。僕の写真、日頃黒板に書いてる図、トラベリング・セールスマン問題という有名な最適化問題の話とかがあります。
僕の研究については、研究についてのホームページをどうぞ。 アルゴリズムを可視化したアニメーションなどもあります(アルゴリズム(ここのはちょっと難しいですが)を勉強して楽しさをわかって下さい!)。

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