
代表取締役社長
井上 均(いのうえ ひとし)
ITサービスは、プロジェクトの統括管理を行うPM、IT技術や適用業務のスペシャリスト、ITシステムの設計を担うITアーキテクト、運用を管理するITスペシャリスト等々、いくつかの役割のメンバーがチームを構成して、遂行します。それぞれ、専門的技術スキルにより、異なっておりますが、共通する社員像としては、次の4点があげられます。
1.『あ・た・ま』
『あ・た・ま』と言っても、頭脳明晰なことではなく、『明るく、逞しく、前向き』の頭文字です。
勿論、頭脳明晰であることは必要条件であることは言うまでもありません。我々の行うプロジェクトとは所定の期日までに、所定の品質で、所定のコストで仕上げることであり、お客様、チーム・メンバー、支援部署、IBM、ビジネス・パートナーと多くの人々を協力しながら仕事を行います。プロジェクトは、時として困難な局面に遭遇します。
そうした中でプロジェクトを円滑に推進するためには、まず人間関係をスムーズに行うことが重要で、なによりも明るく楽しく振舞うことが出発点です。肉体的、精神的にストレスのかかるときにも、健康を自己管理し、タフに乗り越えていかねばなりません。また、悲観的、否定的な考えに陥らず、常に前向きに、建設的に、どうしたら実現できるかを追及していく姿勢が必要です。
2.知的好奇心が旺盛
この業界は技術革新が激しいです。勿論、これまでの知識や技術は重要ではありますが、新しい技術に対して、常に触覚を働かせて吸収し、レベルアップをはかることが求められます。新しい技術を学んだ方は、場合によっては先輩を指導することもありえます。スキルが、会社の資産であり、競争力の源泉でもあります。
そのことは、皆さん社員にとっても同じであるとの考えにあります。なぜ?なぜ?を発して、真の原因を探求したり、その背景を理解することにより、根源的な解決策に至ることができます。知的好奇心、探求心のない方には、申し訳ありませんが、当社では活躍の余地はありません。
3.リーダーシップ
プロジェクトは、どれもチャレンジングなものであり、リーダーやPMには勿論、メンバーにもリーダーシップが求められます。
リーダーシップとは、知識、技術、信念に裏付けられた方針を示し、メンバーを統率し、情熱をもって困難に立ち向かい、適切に状況判断して、所期の目標を達成することです。お客様は専門家であるSEのリーダーシップを求めています。お客様の信頼に応えて、専門性を発揮するため、常に先を進むことが、プロジェクト成功の秘訣です。
言われてやるのではなく、状況を常に自ら判断して、能動的、自主的に進めることが求められます。自分で決めたことをやるのは楽しいですし、責任感を感じて、遂行できるものです。時には、努力の甲斐なく、不幸にも成功しない場合もありますが、それはそれで多くの教訓を学び、次に生かせます。
しかし、なにもしないで失敗することは一番悪いとされます。
4.コミュニケーション
仕事は1人ではできません。お客様、メンバー、社内のスタッフ、IBM社員、パートナーと多くの方、しかも担当レベルから、トップまでと会話する機会があります。そこでは、仲良し同士のおしゃべり会話ではなく、お金、責任、役割、期日に絡んだビジネス会話が行われます。
単なる会話能力ではなく、相手の立場でものごとを考えるとともに、相手を説得できるロジック、表現力を有していなければなりません。そのため、相手の話しを聞く力、物事を大局的に見渡す視野の広さや見識、誠実な人柄が基礎となります。システムと言っても、技術だけでは作れません。多くの関係者のチームワークからシステムは生まれ、運用されています。そこでは、コミュニケーション能力が優劣を決めます。
