OPMMM(OPM3®):Organizational Project Management Maturity Model
CMMI®:Capability Maturity Model Integration
ITIL®:IT Infrastructure Library
COBIT®:Control Objectives for Information Related Technology
Six Sigma(Motorola, Inc. の登録商標)
OPM3とCMMIは段階表現の成熟度モデルです。CMMIでは、別の表現形式(連続)も提供されます。ITILは成熟度モデルではなく、カスタマイズ可能なベスト・プラクティスのフレームワークです。COBITの成熟度モデル・コンポーネントは、ITILの実装を確認するために使用することも可能です。Six Sigmaは成熟度モデルではなく、プロセス成熟度モデルを内包するものでもありません。プロセスを管理するための手法です。Six Sigmaは連続的改善に対する測定メカニズムを備えているため、CMMIの採用を促進するものとして知られています。
OPM3はProject Management Institute®(以下、PMI)によって開発されたものです。これを使用すれば、組織内のポートフォリオに含まれる複数のプロジェクトに対して組織がどの程度適切に戦略を実施しているかが判明します。その対象は、プロジェクトと戦略優先度とを整合させる作業から、プロジェクト環境を実現するインフラストラクチャーに至るまで、多岐にわたります。ポートフォリオに含まれるプロジェクトやプログラムは、相互に依存・関連しているとは限りません。この環境に関するプロジェクトとしては、4つのタイプ(戦略的プロジェクト、運用プロジェクト、増資プロジェクト、製品・市場関連プロジェクト)があります。財務管理は運用プロジェクトのカテゴリーに分類されます。またPMIは、プロジェクト・マネジメントのベスト・プラクティスに関する知識体系として記述された、Project Management Body of Knowledge(以下、PMBOK®)というフレームワークも提供しています。
英国政府機関CCTA(中央コンピューター電気通信局:Central Computer and Telecommunications Agency)が作成したITILは、ITサービス・マネジメントのベスト・プラクティス標準であり、企業が自社のITプロセスを文書化する際に役立ちます。なお、CCTA は現在では、OGC(商務局: Office of Government Commerce)に統合されています。ITILは、SOX法などの規制を順守するために必要となるデータを評価・追跡する、反復可能、監査可能、検証可能な作業を定義していますが、ITIL自体は成熟度モデルではありません。
Six Sigmaは成熟度モデルではなく、プロセス成熟度モデルを内包するものでもありません。Six Sigmaは連続的改善に対する測定メカニズムを備えているため、CMMIの採用を促進するものとして知られています。Six Sigmaは、あらゆるプロセスの欠陥を取り除くための、統制の取れたデータ駆動型アプローチ(手法)です。このアプローチでは、平均値とそれに最も近い制限値(お客様が指定)との間の標準偏差が使用されます。
では、フレームワークを比較するにはどのような種類の基準を使用すべきでしょうか。どのようなコンプライアンスを組織が選択したか(または義務付けられているか)によって、状況は異なります。おそらくご存じのように、SOX法は一般企業や株式公開企業を対象として財務管理の内部プロセスを規定したものですが、バーゼルIIは国際的な銀行コミュニティーに適しています。1996年に制定されたHIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律: Health Insurance Portability and Accountability Act)では、医療用電子データの交換に標準規格を使用することが義務付けられるとともに、患者、サービス提供者、費用負担者を特定するためのIDシステムを全国的に導入することが求められています。また21CFR11は、米国FDA(食品医薬品局:Food and Drug Administration)が定めた規則です。
「COBITマッピング: 国際的ITガイダンスの概要(COBIT Mapping: Overview of International IT Guidance)」の第2版によると、DSドメインでは、COBITプロセスの要件を解決するのは通常はITILであり、OPM3やCMMIが解決することはほとんど(あるいは一切)ありません。PO ドメインでは、COBITプロセスの要件を解決するのは一般にITILとPMBOKであり、CMMIが解決することはめったに(あるいは一切)ありません。AIドメインでは、COBITプロセスの要件を解決するのは通常は CMMIですが、ITILが解決する場合もあります。ただし、PMBOKが解決することは一切ありません。MEドメインでは、COBITプロセスの要件を解決するのは一般にCMMIであり、ITILとPMBOKが解決することはめったに(あるいは一切)ありません。ただし、この3つのフレームワークを比較したドメイン・ランキングは、ドメイン内の個々のプロセスに対するランキングを集計したものなので、ご注意ください。
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ITILは英国Office of Government Commerceの登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。
IT Infrastructure Libraryは英国Office of Government Commerceの一部であるthe Central Computer and Telecommunications Agencyの登録商標です。
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