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US DST変更によるAIXおよびJava, HMC,VIOSへの影響について(System p-07-001)

IBM System p(TM)について、2005年エネルギー政策法の成立よりUSのタイムゾーンにて運用を行っているシステム、また対象国との間でスケジュール処理や同期処理を行っているシステムやアプリケーションは影響を受ける可能性があります

内容/目次

更新ログ
(2007/02/15 17:10) タイトルの変更およびVIOSについての記述を追加
(2007/04/06 14:00) 追加情報がありましたので、追加しました。

【1.概要】 

    2005年エネルギー政策法 (US Energy Policy Act of 2005)」 の成立より、Daylight Saving Time (DST/サマータイム) が4週間延長されることになります。新しいDSTは、2007年の3月から開始されます。USのタイムゾーンにて運用を行っているシステム、また対象国との間でスケジュール処理や同期処理を行っているシステムやアプリケーションは影響を受ける可能性があります

【2.対象】
    対象となるシステム、ソフトウェアの条件は以下の通りです。
      ・ AIX:
      AIX V4.3.3 : 最終版まで。(PTFでの対応はありません。)
      AIX 5L V5.1: bos.rte.libc 5.1.0.70未満、bos.adt.prof 5.1.0.70未満
      AIX 5L V5.2: bos.rte.libc 5.2.0.85未満、bos.adt.prof 5.2.0.85未満
      AIX 5L V5.3: bos.rte.libc 5.3.0.40未満、bos.adt.prof 5.3.0.40未満

      ・ Java:
      Java131 32bit: Java131.rte.bin 1.3.1.20未満 (build level ca131-20060605以前のもの)
      Java131 64bit: Java13_64.rte.bin 1.3.1.12未満 (build level caix64131-20060605以前のもの)
      Java142 32bit: Java14.sdk 1.4.2.75未満 (build level ca142-20060421以前のもの)
      Java142 64bit: Java14_64.sdk 1.4.2.75未満 (build level caix64142-20060421以前のもの)
      Java5  32bit: Java5.sdk 5.0.0.25未満 (build level pap32devifx-20060310a以前のもの)
      Java5  64bit: Java5_64.sdk 5.0.0.25未満 (build level pap64devifx-20060310a以前のもの)

      ・ HMC:
      HMC 5.2 : 
      HMC 5.1 : 
      HMC 4.5 : 
      HMC 3.3.7 : 
      HMC 3.3.6 : 
      ・ VIOS:
      HMC環境 : VIOS 1.2.1.1未満 (Fix Pack 7.1未満)
      IVM環境 : VIOS 1.3.0.1未満 (Fix Pack 8.1未満)

    上の条件を満たし、かつUSのタイムゾーンに連動して稼働しているシステムやアプリケーション。

    2007/04/06: 上記製品の他に、WebSM, zdumpが追加されました。詳細は、以下のサイトにてご確認ください。
    "AIX O/S updated to support 2007 Daylight Saving Time change - (default)"
【3.対応】
・ AIX:

AIXのバージョン    

対応方法

AIX 5L V5.3

APAR(Autorized Program Analysi Report) IY75211を適用します。
5300-04に含まれる5.3.0.40にこのAPARが含まれています。

AIX 5L V5.2

APAR IY75213を適用します。
5200-08に含まれる5.2.0.85にこのAPARが含まれています。

AIX 5L V5.1:

APAR IY75214を適用します。
注:
  • AIX 5.1は既にサポートが終了しています。そのため、このAPARは現状での提供のみとなります。
  • 前提条件により追加のファイルセットが導入され、お使いのAIXシステムが、
部分的に新しい Technology Level (TL) にあがる場合もあります。
        AIX 5L V5.2, V5.3においては、ifixが提供されております。
        詳細は、【4.AIX のifixについて】をご参照ください。


        AIX4.3.3については、既にサポートが終了しています。そのためソフトウェアの更新は提供していません。
        対応方法については、【5.AIX V4.3.3での対応方法】をご参照ください。

・ Java:

    AIX Javaのバージョン

    対応方法

    Java131 32bit
    (Java131.rte.bin)

    Java131.rte.bin 1.3.1.20以降を適用します。(2006年12月12日現在、1.3.1.20が最新版です。)

    Java131 64bit
    (Java13_64.rte.bin)

    Java13_64.rte.bin 1.3.1.12以降を適用します。(2006年12月12日現在、1.3.1.12が最新版です。)

    Java142 32bit
    (Java14.sdk)

    Java14.sdk 1.4.2.75以降を適用します。(2006年12月12日現在、1.4.2.100が最新版です。)

    Java142 64bit
    (Java14_64.sdk)

    Java14_64.sdk 1.4.2.75以降を適用します。(2006年12月12日現在、1.4.2.100が最新版です。)

    Java5 32bit
    (Java5.sdk)

    Java5.sdk 5.0.0.25以降を適用します。(2006年12月12日現在、5.0.0.75が最新版です。)

    Java5 64bit
    (Java5_64.sdk)

    Java5_64.sdk 5.0.0.25以降を適用します。(2006年12月12日現在、5.0.0.75が最新版です。)
        【Javaのバージョン更新を避けたい場合】
        Javaのバージョン更新を望まないお客様のためにJTZUツールが以下のURLで提供されています。
        http://www-128.ibm.com/developerworks/java/jdk/dst/index.html

        ファイルはzip形式です。jar -xvfで展開可能です。
・ HMC:

    HMCのバージョン   

    対応方法

    HMC 6.1

    パッチの適用は不要

    HMC 5.2.1

    パッチの適用は不要

    HMC 5.2

    APAR MB01365 / PTF MH00586 を適用します。

    HMC 5.1

    APAR MB00005 / PTF MH00593 (replaces MH00493) を適用します。

    HMC 4.5

    APAR MB01276 / PTF MH00494 を適用します。

    HMC 3.3.7

    APAR IY87070 / PTF U808917 を適用します。

    HMC 3.3.6

    APAR IY79212 / PTF U806370 を適用します。

・ VIOS:


環境   

対応方法

HMC

VIOS 1.2.1.1 (Fix Pack 7.1)以上の適用

IVM

VIOS 1.3.0.1 (Fix Pack 8.1)以上の適用
【4.AIX のifixについて】
AIX 5L V5.2, V5.3では、ifixが提供されます。
条件および入手先については、以下の表をご参照ください。

条件AIX 5.2 ML6以下AIX 5.2 ML7AIX5.3 TL3以下
ifix名IY75213.
52I.061005.
epkg.Z
IY75213.
52L.
061005.
epkg.Z
IY7521153D.
060511.
epkg.Z
v.r.mに入るディレクトリー名5.2.05.2.05.3.0
APAR_IDに入るディレクトリー名IY75213_06IY75213_07IY75211_03

webサイト
v.r.m/maintenance_ifixes/APAR_ID
        ディレクトリーのv.r.mAPAR_IDのところは、条件によって異なります。上記の表の値と置き換える必要があります。

【5.AIX V4.3.3での対応方法】
AIX V4.3.3については、ソフトウェアの更新は提供していません。
対応策は、以下にサンプルが記載されております。

"AIX O/S updated to support 2007 Daylight Saving Time change - (default)"
の一番下
"Manual DST Workaround
(to be used for out of support versions, such as AIX 4.3.3,
or where the customer does not want to change anything other than DST)"

ここではサンプルとして、/etc/environmentに以下の記述をしております。

TZ=CST6CDT,M3.2.0,M11.1.0

"CST"は、アメリカ中部を意味します。(※)
"6"は、標準時からの時間を意味します。
"CDT"は、サマータイムを意味します。
"M3.2.0"は、それぞれmonth 3 (March), week 2, and Day 0 (Sunday)を意味します。
"M11.1.0"は、それぞれmonth 11 (November) week 1, and Day 0 (Sunday)を意味します。

※今回の対応はUSのタイムゾーンでの対応のみとなります。

設定後、2007/3/11までにリブートが必要です。

【6.注意事項】
・ AIX:
    AIX 5L V5.2, 5.3 でzdumpコマンドを使用する場合は、以下のファイルセットを追加でインストールする必要があります。
    AIX 5L V5.2 bos.rte.date.5.2.0.41
    AIX 5L V5.3 bos.rte.date.5.3.0.51

・ Java
    注意1:
    お客様/プロジェクト事情でディレクトリーを変更されている場合は、お使いのJavaのバージョンについて特にご注意ください。
    デフォルトの/usr以下にあるディレクトリーをお使いでない場合があり、パスを指定せずにjavaコマンドを実行されますと、
    アプリケーションでお使いのJavaではないJavaが実行されているケースがあります。

    例:
    アプリケーションのJavaは/work/jvm/jre/bin/javaであるにもかかわらず、
    PATHは/usr/java14/jre/binが/work/jvm/jre/binよりも前にある場合。

    ・ Java: # java -fullversion

    で確認されますと、/usr/java14/jre/bin/javaが実行されます。

    注意2:
    Java131については、対応のあるバージョン・リリースをお使いであっても、DSTの変更に対応するためには
    2007年1月1日以降に再起動いただく必要があります。Java131は起動された年の情報を採用する為、
    2007年1月1日以降に起動されない場合、2006年のルールがそのまま使用されるためです。
    これはJava131のデザイン上の制限です。
    注意3:
    AIX Javaのファイルセットの更新は、デフォルトのディレクトリーに導入されているJavaのみ反映されます。
    お客様/プロジェクト事情でディレクトリーを変更されている場合は、ファイルセットの更新のみでは変更されている
    ディレクトリー上のJavaには変更が反映されませんのでご注意ください。

【7.参考】
最新情報は、以下に記載されています。
HMC
"Daylight Saving Time notice"

AIXの情報はここです。

"AIX O/S updated to support 2007 Daylight Saving Time change - (default)"

Java
"Changes to Daylight Saving Time will affect IBM Java and AIX"


文書情報
有効期限: 2012年1月22日
資料番号: System p-07-001



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