内容/目次
**「発生条件確認方法」を追加いたしました**
4. お客様の対処方法 (要約)
5. 技術情報
6. 本件に関するお問合せ先
2006年4月6日(木)13時30分 添付資料:詳細技術情報を差し替え
2006年4月11日(火)18時30分 添付資料:発生条件確認方法を追加
Tivoli Storage Managerバックアップ/アーカイブ・クライアントにて、ファイルが期待通りにバックアップ/アーカイブされない可能性のある製品不具合が判明しましたので、お知らせ申し上げます。
Tivoli Storage Managerバックアップ/アーカイブ・クライアントをご利用いただいているお客様におかれましては、下記をご覧くださいますようお願い致します。
この度の不具合をお詫び申し上げますと共に、今後、更なる品質向上に努めて参りたいと存じます。
記
当問題はTivoli Storage Managerにおいて以下の条件①から④までのすべてを満たす場合に発生します。さらに条件⑤が加わると異なった現象が発生する可能性があります。詳細は5.技術情報の文書を確認してください。
①Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイブ・クライアント(バージョン3.7以上) を使用してアーカイブまたはファイル・バックアップを実行している
②RESOURCEUTILIZATIONクライアント・オプションを省略時値から3 以上に変更している
③バックアップまたはアーカイブ・ファイルを最初からシーケンシャル・アクセス・ストレージ・プールに保存している
④バックアップ/アーカイブ・クライアントがMAXNUMMPオプションの値を超えるマウント・ポイントを要求する
⑤二つ以上のファイルを含むトランザクションの送信が3 回不成功に終わる
以下のいずれかの条件に合致する場合、バックアップおよびアーカイブ操作に関する問題が発生することはありません。
・RESOURCEUTILIZATION クライアント・オプションを明示的に設定していない、あるいは、1 または2 に設定している。
・クライアント・ノードのデータを、ランダム・アクセス・ディスク・ストレージ・プール (例えば、事前構成のストレージ・プールBACKUPPOOL) に保存している。
・イメージ・バックアップを使用している。
・NDMPバックアップを使用している (クライアントまたはサーバーによる開始)。
・APIクライアントのみを使用している (プログラムおよびAPIクライアントを使用する製品、Tivoli Storage Manager for DBなどを含みます)。
詳細は5.技術情報の文書を確認してください。
| 発生条件 | 可能性のある現象 |
| 条件①-④をすべて満たし、かつ条件⑤ を満たさない場合 | ファイルが期待通りにアーカイブされていない可能性があります。その後ユーザーまたはプログラムによってそれらのファイルを削除している場合、他にバックアップまたはアーカイブ・コピーがなければファイルを回復できない可能性があります。DELETEFILESオプションを付けたアーカイブ操作はアーカイブすることなくファイルを削除することはありません。 ファイルが期待通りにバックアップされていない可能性があります。増分バックアップの場合、スキップされたファイルは通常次回のバックアップ操作の間に送信されます。しかし、次回のバックアップの前にファイルを削除したり修正したりした場合、欠落バックアップ・バージョンとなる可能性があります。 バックアップまたはアーカイブ操作の統計が正しくない可能性があります。 |
| 条件①-⑤をすべて満たす場合 | ファイルが期待通りにアーカイブされていない可能性があります。その後ユーザーまたはプログラムによってそれらのファイルを削除している場合、他にバックアップまたはアーカイブ・コピーがなければファイルを回復できない可能性があります。DELETEFILES オプションを付けたアーカイブ操作はアーカイブを実行することなくファイルを削除します。 バックアップ・コピーが存在しない場合、そのファイルは回復できない可能性があります。TotalStorage Productivity Center for Data がTSMのアーカイブ・削除機能を使用している場合、ファイルはアーカイブすることなく削除される可能性があります。 ファイルが期待通りにバックアップされていない可能性があります。増分バックアップの場合、スキップされたファイルは通常次回のバックアップ操作の間に送信されます。しかし、次回のバックアップの前にファイルを削除したり修正したりした場合、欠落バックアップ・バージョンとなる可能性があります。 Windows データのバックアップの間、ファイルがバックアップされなかったとしてもアーカイブ属性はリセットされます。このリセットによってアーカイブ属性に依存する製品が正しく動作しなくなることがあります。たとえば、TotalStorage Productivity Center for Data はバックアップに関してレポートするのにアーカイブ属性を使用しています。従って、その統計は不正になる可能性があります。 ジャーナル・ベース・バックアップを使用する場合 (Windows とAIX クライアントのみ)、バックアップはファイルをスキップする可能性があります。そして不正にジャーナルに印をつけてバックアップが成功したことを示します。 ジャーナルはバックアップが行われたと示すため、NOJOURNAL オプションを使用するかまたはファイルがもう一度変更されることがない限り、後続のバックアップ操作のあいだファイルがサーバーへ送信されることはありません。 バックアップまたはアーカイブ操作の統計が正しくない可能性があります。 |
- Tivoli Storage Managerを使用中のお客様が発生条件を満たすとバックアップまたはアーカイブ・バージョンの欠落、アーカイブされなかったファイルの不正削除を招く可能性があります。
4. お客様の対処方法 (要約)
- もしご利用の環境が発生条件を満たす場合には以下の処置をとってください。詳細は5.技術情報の文書をご確認ください。
①緊急の処置: クライアント・ノードが前述の発生条件を満たす場合、fix pack が入手可能になるまでRESOURCEUTILIZATIONオプションを省略時値 (または値2) に設定してください。
②バックアップ操作のためにTSM を使用している場合、RESOURCEUTILIZATION を上述のステップ1 で変更した後すべてのファイルシステムに対して増分バックアップを実行してください。
③2006年4月28日以降に入手可能となるfix pack 5.3.4 または5.2.5 クライアントを適用してください。
5. 技術情報
6. 本件に関するお問合せ先
- お問い合わせには、パスポートアドバンテージのテクニカルサポート窓口をご利用くださいますようお願いします。
(有効なソフトウェアメンテナンスを保持いただいている必要があります。詳しくは「お問い合わせ窓口」の「導入後の技術サポート」の項目をご覧ください)
2006年4月6日(木)13時30分 添付資料:詳細技術情報を差し替え
2006年4月11日(火)18時30分 添付資料:発生条件確認方法を追加
添付資料
文書情報
有効期限: 2010年4月4日
