<概要>
WebSphere Application Server が提供するファイルサービスを無効化する方法をご紹介します。
<内容/目次>
【FAQ】 WASのファイルサービスを停止する方法を教えてください。
WebSphere Applicaiton Server (WAS) のファイルサービスとは、Webアプリケーションの中に一緒にパッケージされたHTMLファイルやイメージファイルなどの静的リソースを、WASが提供するサービスのことを言います。

このサービスを停止するには、Webアプリケーション(WAR)に定義するIBM拡張の「ファイル・サービスの使用可能」を無効に設定します。
以下の2つの方法が使用できます。
1. アセンブリーツールによる変更後、アプリケーションを再デプロイする方法
2. デプロイ済みのアプリケーションを直接編集する方法
【注意】この設定は、Webアプリケーション(WAR)ごとに行う必要があります。
IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi) の修正を行うには、以下の開発ツール/アセンブリー・ツールが使用できます。AST、ASTK、AATは、WASに付属する無償のツールです。
以下の手順をご参照ください。
【注意】ツールのバージョンにより、画面上のタブの数など異なる場合がありますが、ファイルサービスの設定箇所は同じです。
ただしこの場合も、サーバーの再起動が必要となりますので、ご注意ください。
また、WAS V5/V6でNetwork Deployment (ND) エディションをご利用の場合は、Deployment Managerに対して修正を行った後、各ノードに対して同期を取る必要があります。
IBM提供のアセンブリー・ツール以外(eclipse等)を使用してパッケージングした場合は、IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi)は作成されません。ibm-web-ext.xmiがないアプリケーションをデプロイした場合には、デフォルトで、ファイルサービスが使用可能となります。ファイルサービスを停止するには、方法1のツールを利用して、再パッケージしてください。
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更新履歴
06/08/10 開発ツール・アセンブリーツールの記述を修正
| ファイルサービスとは |
WebSphere Applicaiton Server (WAS) のファイルサービスとは、Webアプリケーションの中に一緒にパッケージされたHTMLファイルやイメージファイルなどの静的リソースを、WASが提供するサービスのことを言います。
このサービスを停止するには、Webアプリケーション(WAR)に定義するIBM拡張の「ファイル・サービスの使用可能」を無効に設定します。
以下の2つの方法が使用できます。
1. アセンブリーツールによる変更後、アプリケーションを再デプロイする方法
2. デプロイ済みのアプリケーションを直接編集する方法
【注意】この設定は、Webアプリケーション(WAR)ごとに行う必要があります。
| 1. アセンブリー・ツールによる変更後、アプリケーションを再デプロイする方法 |
IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi) の修正を行うには、以下の開発ツール/アセンブリー・ツールが使用できます。AST、ASTK、AATは、WASに付属する無償のツールです。
| WASのバージョン | 使用可能な開発ツール/アセンブリー・ツール |
WAS V6.0 | Application Server Toolkit (AST)、Rational Web Developer (RWD)、Rational Application Developer (RAD) |
WAS V5.1 | Application Server Toolkit (ASTK), WebSphere Studio Site Developer (WSSD), WebSphere Studio Application Developer (WSAD), RWD, RAD |
WAS V5.0 | Application Assembly Tool (AAT), WSSD, WSAD, RWD, RAD |
WAS V4.0 | AAT, WSSD, WSAD, RWD, RAD |
以下の手順をご参照ください。
【注意】ツールのバージョンにより、画面上のタブの数など異なる場合がありますが、ファイルサービスの設定箇所は同じです。
- AATによる変更方法
1-2. Webモジュールの IBM拡張タブから「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図1参照)
1-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
1-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
- AST/ASTKによる変更方法
2-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図2参照)
2-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
ASTKは、以下のサイトからダウンロードできます。
Application Server Toolkit for WebSphere Application Server V5.1.1
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007418
- WSSD/WSADによる変更方法
3-1. WSSD/WSADでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
3-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図3参照)
3-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
- RWD/RADによる変更方法
4-1. RWD/RADでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
4-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存(図4参照)
4-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイ
4-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
| 2. デプロイ済みのアプリケーションを直接編集する方法 |
ただしこの場合も、サーバーの再起動が必要となりますので、ご注意ください。
また、WAS V5/V6でNetwork Deployment (ND) エディションをご利用の場合は、Deployment Managerに対して修正を行った後、各ノードに対して同期を取る必要があります。
- WAS V4.0 での編集方法
1-1. <WAS_ROOT>/installedApps/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
1-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
1-3. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
- WAS V5.x での編集方法
- 以下のStep.1 → Step.2 または Step.3 を実施してください。
Step.1
1-1. <WAS_ROOT>/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/deployment.xmlを開く
- ※NDエディションの場合、Deployment Managerが導入されている<WAS_ROOT>を指定します
1-3. falseの場合は、2.の作業のみ実施
1-4. trueの場合は、3.の作業のみ実施
Step.2
2-1. <WAS_ROOT>/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
2-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
2-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
Step.3
3-1. <WAS_ROOT>/installedApps/ノード名/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
3-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
3-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
- WAS V6.0 での編集方法
- 以下のStep.1 → Step.2 または Step.3 を実施してください。
Step.1
1-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/deployment.xmlを開く
- ※NDエディションの場合、プロファイル名には、Deployment Managerが稼動するプロファイルを指定します
1-3. falseの場合は、2.の作業のみ実施
1-4. trueの場合は、3.の作業のみ実施
Step.2
2-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
2-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
2-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
Step.3
3-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/installedApps/セル名/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
3-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
3-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
| 補足 |
IBM提供のアセンブリー・ツール以外(eclipse等)を使用してパッケージングした場合は、IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi)は作成されません。ibm-web-ext.xmiがないアプリケーションをデプロイした場合には、デフォルトで、ファイルサービスが使用可能となります。ファイルサービスを停止するには、方法1のツールを利用して、再パッケージしてください。
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更新履歴
06/08/10 開発ツール・アセンブリーツールの記述を修正
<添付資料>
<文書情報>
製品/カテゴリー名
WebSphere Application Server
有効期限
2015年08月07日
発表日
資料番号
