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【FAQ】WASのファイルサービスを停止する方法

資料作成日 2006年08月07日
資料更新日 2006年08月11日

<概要>

WebSphere Application Server が提供するファイルサービスを無効化する方法をご紹介します。

<内容/目次>

【FAQ】 WASのファイルサービスを停止する方法を教えてください。

  
  

ファイルサービスとは

WebSphere Applicaiton Server (WAS) のファイルサービスとは、Webアプリケーションの中に一緒にパッケージされたHTMLファイルやイメージファイルなどの静的リソースを、WASが提供するサービスのことを言います。




このサービスを停止するには、Webアプリケーション(WAR)に定義するIBM拡張の「ファイル・サービスの使用可能」を無効に設定します。

以下の2つの方法が使用できます。
1. アセンブリーツールによる変更後、アプリケーションを再デプロイする方法
2. デプロイ済みのアプリケーションを直接編集する方法

【注意】この設定は、Webアプリケーション(WAR)ごとに行う必要があります。

1. アセンブリー・ツールによる変更後、アプリケーションを再デプロイする方法 

IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi) の修正を行うには、以下の開発ツール/アセンブリー・ツールが使用できます。AST、ASTK、AATは、WASに付属する無償のツールです。


WASのバージョン使用可能な開発ツール/アセンブリー・ツール
WAS V6.0
Application Server Toolkit (AST)、Rational Web Developer (RWD)、Rational Application Developer (RAD)
WAS V5.1
Application Server Toolkit (ASTK), WebSphere Studio Site Developer (WSSD), WebSphere Studio Application Developer (WSAD), RWD, RAD
WAS V5.0
Application Assembly Tool (AAT), WSSD, WSAD, RWD, RAD
WAS V4.0
AAT, WSSD, WSAD, RWD, RAD

各ツールでファイルサービスを無効化した後、アプリケーションを再パッケージし、WASにデプロイしてください。

以下の手順をご参照ください。
【注意】ツールのバージョンにより、画面上のタブの数など異なる場合がありますが、ファイルサービスの設定箇所は同じです。
  • AATによる変更方法
      1-1. アセンブリー・ツールでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
      1-2. Webモジュールの IBM拡張タブから「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図1参照)
      1-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
      1-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
        Show details for 図1:AATによる変更方法図1:AATによる変更方法
    • AST/ASTKによる変更方法
        2-1. AST/ASTKでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
        2-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図2参照)
        2-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
        2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映

        ASTKは、以下のサイトからダウンロードできます。
        Application Server Toolkit for WebSphere Application Server V5.1.1
        http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007418
          Show details for 図2:AST/ASTKによる変更方法図2:AST/ASTKによる変更方法
      • WSSD/WSADによる変更方法

        3-1. WSSD/WSADでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
        3-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存する(図3参照)
        3-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイする
        3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
          Show details for 図3:WSADによる変更方法図3:WSADによる変更方法
      • RWD/RADによる変更方法

        4-1. RWD/RADでWebモジュールを含むWAR、またはEARを開く
        4-2. web.xmlを開き、拡張機能タブ → 一般セクションから 「ファイル・サービス使用可能」のチェックボックスをはずし、変更内容を保存(図4参照)
        4-3. WARまたは、EARをWASに再デプロイ
        4-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
          Show details for 図4:RADによる変更方法図4:RADによる変更方法
      2. デプロイ済みのアプリケーションを直接編集する方法 
        WAS上にデプロイ済みのアプリケーションに対して、直接ファイルを編集することも可能です。
        ただしこの場合も、サーバーの再起動が必要となりますので、ご注意ください。
        また、WAS V5/V6でNetwork Deployment (ND) エディションをご利用の場合は、Deployment Managerに対して修正を行った後、各ノードに対して同期を取る必要があります。
        • WAS V4.0 での編集方法

          1-1. <WAS_ROOT>/installedApps/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
          1-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
          1-3. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
        • WAS V5.x での編集方法
          以下のStep.1 → Step.2 または Step.3 を実施してください。

          Step.1
          1-1. <WAS_ROOT>/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/deployment.xmlを開く
            ※NDエディションの場合、Deployment Managerが導入されている<WAS_ROOT>を指定します
          1-2. useMetadataFromBinaries属性の値を確認する
          1-3. falseの場合は、2.の作業のみ実施
          1-4. trueの場合は、3.の作業のみ実施

          Step.2
          2-1. <WAS_ROOT>/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
          2-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
          2-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
          2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映

          Step.3
          3-1. <WAS_ROOT>/installedApps/ノード名/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
          3-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
          3-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
          3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
        • WAS V6.0 での編集方法
          以下のStep.1 → Step.2 または Step.3 を実施してください。

          Step.1
          1-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/deployment.xmlを開く
            ※NDエディションの場合、プロファイル名には、Deployment Managerが稼動するプロファイルを指定します
          1-2. useMetadataFromBinaries属性の値を確認する
          1-3. falseの場合は、2.の作業のみ実施
          1-4. trueの場合は、3.の作業のみ実施

          Step.2
          2-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/config/cells/セル名/applications/EARファイル名/deployments/アプリケーション名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
          2-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
          2-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
          2-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映

          Step.3
          3-1. <WAS_ROOT>/profiles/プロファイル名/installedApps/セル名/EARファイル名/WARファイル名/WEB-INFにあるibm-web-ext.xmiファイルを編集する
          3-2. fileServingEnabled="true" をfileServingEnabled="false"に変更し、保存する
          3-3. NDエディションの場合のみ、Deployment ManagerとNodeの同期を実行する
          3-4. アプリケーション・サーバーを再起動して反映
        補足

        IBM提供のアセンブリー・ツール以外(eclipse等)を使用してパッケージングした場合は、IBM拡張ファイル(ibm-web-ext.xmi)は作成されません。ibm-web-ext.xmiがないアプリケーションをデプロイした場合には、デフォルトで、ファイルサービスが使用可能となります。ファイルサービスを停止するには、方法1のツールを利用して、再パッケージしてください。
         
         
          
        ---
        更新履歴
        06/08/10 開発ツール・アセンブリーツールの記述を修正

        <添付資料>

        <文書情報>

        1. 製品/カテゴリー名

          WebSphere Application Server

        2. 有効期限

          2015年08月07日

        3. 発表日

        4. 資料番号