発表のタイプ:
S/W新製品の発表
カテゴリー:
System z & zSeries
レター番号:
LSW09014-0
発表日:
20091021
更新日:
20091021
OfferID:
5609ZV4
1章コメント履歴:
IBM z/VSE V4.3の機能 (プレビュー)
[1]発表の概要
[1-1]製品の概要
IBMは、z/VSE V4.3をリリースする意向です。
z/VSE V4.3は、以下のようにデザインされます。
- これまでのVSEの情報資産への投資を保護します。
- z/VSEワークロードの増大に伴う要件に対応します。
- z/VSEシステムの統合を可能にします。
- 最新のIBM System z10やIBM System Storageにおけるテクノロジーの価値を利用できるようにします。
- 異機種混合のIT環境構成における使いやすさを提供します。
z/VSE V4.3では、これまでの z/VSE 同様、スケーラビリティー、セキュリティー、サービス指向アーキテクチャー(SOA)、そして、z/VSE と Linux on System z を活用したハイブリッド・ソリューションに、引き続き、焦点を当てています。ハイブリッド・ソリューションにおいては、z/VMの最新の仮想化テクノロジー上で稼動し、また、最新のIBM System z10のテクノロジーである動的能力(Dynaic Capability)のメリットを享受できます。
z/VSE V4.3では、以下が予定されています。
- 仮想ストレージの制約の緩和
- z/VSE V4.3では、お客様からの改善要望に基き、特定のシステム・プログラムやバッファーについて、24ビットから31ビット・ストレージをサポートします。このサポートにより、CICSワークロードが増大しているお客様やz/VSEシステムの統合を要望されているお客様の、24ビット・ストレージの制限に対するニーズを満たします。
- 4桁の装置アドレス・サポート追加による使いやすさの改善
- 将来計画の策定に際して、お客様により多くの柔軟性を提供します。
- z/VSE、z/VM、Linux on System z および z/OS から構成される異種混合IT環境において、インフラストラクチャーを簡素化します。
- 革新的なIBM System z10のテクノロジーの活用
- 論理CPの動的追加により、事前計画要件や計画停止の必要性が減少します。お客様は、ワークロード要件によって、z/VSEシステムのキャパシティーを増強することができます。
- データ・スペースにおけるラージ・ページ(1MBページ)のサポートにより、大容量のプロセッサー・ストレージをさらに活用できるようになります。また、集中的にデータ・スペースをアクセスするようなアプリケーションを長時間実行させる場合に、パフォーマンス向上が期待できます。
- FICON Express 8 により、8Gbpsのリンク速度がサポートされます。
- ストレージ・オプションに関する機能強化
- IBM System Storage DS8000 および DS6000 シリーズのパラレル・アクセス・ボリューム(PAV)フィーチャーのサポート
- ICKDSF による IBM System Storage DS8000 のリモート・ミラー/コピー(RMC)フィーチャーのサポート
- IBM System Storage TS7700 Virtualization Engine リリース1.5のサポート
- ネットワーキング、セキュリティ、監査能力についての機能強化
- DOS/VS RPG II による CICS Transaction Server for VSE/ESA(CICS TS)のサポート
- CICS/VSE V2.3用に開発されたRPGプログラムをCICS TSで実行できるようになります。これは、z/VSE V4.2上でもサポートされます。
z/VSE V4.2 における CICS/VSE V2.3 から CICS Transaction Server for VSE/ESA への移行
- z/VSE V4.3では、z/VSE V4.3ベース製品の一部として、CICS/VSE V2.3 が提供されなくなります。これは、2007年10月10日付発表レター LSW07013「z/VSE V4.2の機能(プレビュー)」における開発意向表明を満たすものです。
- 最近の改善(z/VSE V3におけるBSMセキュリティ機能強化、追加されたVSEタスク、DOS/VS RPG II による z/VSE V4.2における CICS TS サポートを含む)により、z/VSE V4.3 へのアップグレードを実施するよりも前に、z/VSE V4.2上でCICS/VSEプログラムを移行することができるようになっています。
- z/VSE V4.3 は、仮想ストレージの制約を緩和することで、移行やCICSワークロード増大に対する阻害要因を継続して除去していきます。
z/VSE V4.3 は、z/VM V6.1を含め、ソフトウェア・サポート要件を満たす全てのz/VMのリリースの下で、ゲストとして稼働させることができます。z/VM V6.1は、z10テクノロジー、および、それ以降のテクノロジーが前提要件となっています。
z/VSE V4.3は、以下のハードウェアをサポートする予定です。
- IBM System z10 Enterprise Class ( z10 EC ) および IBM System z10 Business Class ( z10 BC )
- IBM System z9 Enterprise Class ( z9 EC ) および IBM System z9 Business Class ( z9 BC )
- IBM eServer zSeries 990、890、900、800
z/VSE バージョン4 は、z/Architectureモードのみで稼働し、特定のシステム機能を 64ビット実アドレッシングでサポートします。z/VSE V4.3 でも、64ビット仮想アドレッシングのサポートはありません。z/VSEV4.3は、基本モード (z900とz800のみ)、LPARモード、あるいは、z/VM V5.4 またはそれ以降 の下でゲストとして稼動できます。
z/VSE V4.3を System z10 EC、z10 BC、z9 EC、z9 BCサーバーでお使いになる場合は、ミッドレンジ・ワークロード使用料金 (MWLC) が、サブキャパシティー・オプションを含めて、適用可能です。ただし、z10 BC および z9 BCサーバーの最小サブキャパシティー・セッティング A01は、MWLCの対象ではありません。 z10 BC および z9 BCの最小サブキャパシティー・セッティング A01をご使用になる場合、月額ライセンス料金体系を採用しているIBMソフトウェア対象製品については、常に zELC (zSeriesエントリー使用料金)が適用されます。
■製品番号と出荷開始予定時期
プログラム名 | プログラム番号 | V.R.M. | 出荷開始予定日 |
| z/VSE V4.3 | 5609-ZV4 | 4.3.0 | 2010年第4四半期 |
当プレビューの発表は、現時点でのIBMの計画と方向性を示すものです。製品化の最終決定は、今後のIBMのビジネス上、技術上の判断に基づいて行われます。
これらは将来予告なく変更される場合があり得ます。出荷時期、料金、発注情報、および、ご使用条件は、製品発表時に提供されます。
[1-2]ハイライト
z/VSE V4.3 は、以下を提供するように設計されています。
- CICSワークロード増大やシステム統合に対応するための仮想ストレージの制約緩和
- z/VSE、z/VM、Linux on System z および z/OS から構成される異種混合IT環境において、使いやすさとインフラストラクチャーの簡素化をもたらす、4桁の装置アドレス・サポート
- 革新的なIBM System z10のテクノロジーの活用
- 事前計画が要らない論理CPの動的追加のサポート
- データ・スペースにおけるラージ・ページ(1MBページ)のサポート
- FICON Express 8 による、8Gbpsのリンク速度のサポート - DOS/VS RPG II コンパイラーによる CICS TSサポート(z/VSE V4.2でも可)
- ネットワーキング、セキュリティ、監査能力についての機能強化
z/VSE V4.2 における CICS/VSE V2.3 から CICS TS への移行
- z/VSE V4.3では、z/VSEベース製品の一部としての CICS/VSE V2.3 の提供終了。
- z/VSE V4.3 へ移行する前に、z/VSE V4.2上で CICS/VSEプログラムの移行が可能。
- 仮想ストレージの制約緩和により、移行やCICSワークロード増大に対する阻害要因を継続的に除去。
z/VSE V4.3は、以下のハードウェアをサポートする予定です。
- IBM System z10 Enterprise Class ( z10 EC ) および IBM System z10 Business Class ( z10 BC )
- IBM System z9 Enterprise Class ( z9 EC ) および IBM System z9 Business Class ( z9 BC )
- IBM eServer zSeries 990、890、900、800
[1-3]商標
IBM、CICS、DB2、DB2 Universal Database、DFSMS/VM、DS6000、DS8000、eServer、FlashCopy、System z、System z10、System z9、System Storage、System Storage DS、WebSphere、z9、z/Architecture、z/OS、z/VM、z/VSE、 および zSeries は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標。
Microsoft および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標。
ThinkPad ( ノートブック製品 ) 、ThinkCentre ( デスクトップ製品 ) およびその他のPC製品はLenovo社の製品です。このページはIBMおよびLenovo社のThinkPad ThinkCentreの両サイトへのリンクを含んでいます。詳細はこちら。
