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  1. 発表のタイプ:

    H/W新製品の発表

  2. カテゴリー:

    ストーレッジ製品

  3. レター番号:

    SSA04171-3

  4. 発表日:

    20041013

  5. 更新日:

    20050218

  6. OfferID:

    2107; 2107921; 2107922; 210792E; 21079A2; 21079AE; 2244; 2244OEL; 2244PTC; 2244RMC; 2244RMZ; 2244PAV

  7. 1章コメント履歴:

    [1-2]開発意向表明に「Licensed Machine Codeの変更リリースの入手および適用に関するお客様作業実施の将来計画」の追加、「[1-3]論理構成作成、およびライセンス機能の管理と有効化のお客様作業について」の記述追加


IBM TotalStorage DS8000シリーズの発表


[1]発表の概要



[1-1]製品の概要


本日付で、新しいエンタープライズ・クラスのディスク・ストレージとして、IBM TotalStorage DS8000シリーズを発表します。



IBM TotalStorage DS8000

IBM TotalStorage DS8000シリーズ(以下、DS8000シリーズ)はエンタープライズ・クラスのディスク・ストレージ・システムに求められる高次元の機能性、拡張性、可用性およびパフォーマンスを提供します。IBMの持つサーバー・テクノロジーのストレージへの融合として、DS8000シリーズは最新のPower5プロセッサー、およびLPAR*テクノロジー(複数ストレージ・システムのイメージを提供)を採用しています。

DS8100モデル921は2重化された制御装置にそれぞれ2-way Power5プロセッサーを搭載しています。また、更なるパフォーマンス、拡張性を提供するモデルのDS8300モデル922および9A2は2重化された制御装置にそれぞれ4-way Power5プロセッサーを搭載しています。特にモデル9A2はLPARをサポートし、このIBM TotalStorage ストレージ・システムLPARにより、1台の物理的なDS8300内において、完全に独立したストレージ環境を構築(テストおよび本番系等)することができます。したがって、従来、複数ストレージ・サーバーが必要なシステムにおいて、1台のDS8300モデル9A2で対応可能となります。

*: Logical Partitions、論理区画

DS8000シリーズのマイクロコードはIBM TotalStorage エンタープライズ・ストレージ・サーバー(ESS) モデル800で培われた信頼性および機能性に優れたコードをベースにして更なる機能拡張が行なわれ、一新された最先端のモジューラー構造のハードウエアと相まって、信頼性、機能性およびパフォーマンスの要件を満たします。

この革新的なデザインは数々の業界をリードするコンポーネントを取り入れています。Power5を搭載した制御装置エンジンを始めとして、高帯域および耐障害性にすぐれた内部ファブリック構造、大容量のプロセッサー・メモリー、および最新のファイバーチャネル・ディスクドライブ等からDS8000シリーズは構成されます。

制御装置の完全二重化により、コンカレントのマイクロコード・アップグレード、万一の障害時におけるサーバー・アプリケーションからは透過のフェイルオーバー/フェイルバック機能、およびハードウエアの冗長化/稼動中保守により、24x7のビジネス環境を強力にサポートします。

DS8000シリーズは従来のESSモデル800と比べて最大6倍の高パフォーマンスを提供します。従って、DS8000シリーズへのストレージ統合を容易に行なうことが可能です。また、DS8000シリーズのパッケージはESSモデル800に対し20%のフロア・スペース削減を実現します。

DS8000シリーズは、ESSモデル800で実績のある先進のIBM TotalStorage Resiliencyファミリー(FlashCopy、グローバル・ミラー、メトロ・ミラーおよびzSeriesグローバル・ミラー等)を全てサポートします。および、z/OSのパフォーマンス向上機能(パラレル・アクセス・ボリューム(PAV)、I/Oプライオリティー・キューイングおよびマルチプル・アリージャンス)の全てもサポートします。

DS8000シリーズは1.1TBから192TBまでの物理ストレージ容量をサポートし、今後の急激なデータ量の増加にも柔軟に対応できます。ファイバーチャネル・ディスクは73GB、146GBおよび300GBの容量をラインナップし、お客様のアプリケーション要件にあわせて、容量/コスト重視(300GBディスク/10K rpm)、もしくはパフォーマンス重視(73GBディスク/15K rpm)の観点でディスクの選択が可能です。同じDS8000の中で異なったタイプのディスクの混在搭載も可能です。また、RAID-5およびRAID-10構成の混在構成もサポートされます。

大容量、高機能のDS8000シリーズをお客様のI/T部門が容易かつ効率的に管理するために、DS8000シリーズは様々のストレージ管理手法を提供します。その1つとして、DS8000は標準でIBM TotalStorage DS ストレージ・マネジャーを提供し、この使いやすい高機能なGUIベースの管理ツールを用い、論理構成の作成/管理およびコピー・サービスの実行/管理を行なうことができます。加えてCLI(Command Line Interface:コマンド・ライン・インターフェース)によって、DSストレージ・マネージャーの機能を自動化して運用することができます。

出荷開始予定日:

製品名出荷開始予定日
IBM TotalStorage DS8100(2107-921/2-wayモデル)、DS8300(2107-922/4-wayモデル)2004年12月3日
IBM TotalStorage DS8000拡張ユニット(2107-92E/2107-921 & 922拡張用)2004年12月3日
IBM TotalStorage DS8300(2107-9A2/4-way & LPARモデル)2004年12月3日
IBM TotalStorage DS8000拡張ユニット(2107-9AE/2107-9A2拡張用)2004年12月3日
IBM TotalStorage DS8000機能使用許諾モデル(2244-OEL/PTC/RMC/RMZ/PAV)2004年12月3日


[1-2]ハイライト



高パフォーマンス、高可用性および優れた拡張性を持ったIBM TotalStorage DS8000シリーズは、大規模のお客様のストレージに対する要求に最適なソリューションを提供します。

    • 最新のIBM Power5プロセッサーの搭載
    • 制御装置部分は二重化され、DS8100は2-way Power5プロセッサーを、DS8300は4-way Power5プロセッサーをそれぞれの制御装置部分に搭載
    • DS8300は最小1.1TBから最大192TBの物理容量のサポート(DS8000拡張ユニットを最大2台接続可能)
    • DS8100は最小1.1TBから最大115TBの物理容量のサポート(DS8000拡張ユニットを最大1台接続可能)
    • DS8300のLPARモデルはDS8100の2台分相当のDS8000ストレージ・システムLPARをサポート
    • ファイバーチャネル・ディスクは73GB(15K RPM)、146GB(10K RPM)、300GB(10K RPM)のディスク容量をサポート
    • アダプター当り4ポートの2Gbps ファイバー/FICONアダプターの搭載により、DS8300は最大128ポート、DS8100は最大64ポートのサポート。また、アダプター当り2ポートのESCONアダプターもサポートし、DS8300は最大64ポート、DS8100は最大32ポートをサポート
    • キャッシュ/NVS用途で使用する大容量のプロセッサー・メモリーの搭載により、DS8300は32GBから256GB、DS8100は16GBから128GBまで拡張可能
    • ディスク障害からデータを保護するRAID構成として、RAID-5とRAID-10をサポート。RAID-5とRAID-10の混在構成も可能。
    • ESSモデル800にて実績のある優れた拡張機能の継続サポート (FlashCopy、メトロ・ミラー、グローバル・ミラー、グローバル・コピー、z/OSグローバル・ミラー、z/OSメトロ/グローバル・ミラーおよびPAV)
    • 新しい管理ツールとしてGUIベースのDSストレージ・マネージャー、コマンド・ライン・ベースのDS CLI(コマンド・ライン・インターフェース)の標準提供
    • 4年保証


[1-2]開発意向表明


IBMは下記の製品計画を将来のDS8000シリーズに提供する計画を持っています。

1) 現行の2-wayおよび4-wayモデルからリニアな拡張性を提供するものとして、8-wayのモデルを提供する予定です。同時にサポートするディスク・ドライブ数の増加により更なる物理容量を搭載することが可能になる予定です。

2) DS8000シリーズの動的プロビジョニング・テクノロジーの機能拡張として、LUN/ボリュームに対し、動的容量拡張、オンラインでのデータ再配置、実容量より大きな仮想アロケーション、およびスペース効率に優れたFlashCopy(ソースより少ない容量のターゲット・ボリュームでFlashCopy実行可能)を提供する予定です。

3) Virtualization Engineのパーティショニング機能拡張により、ストレージLPAR間のリソースおよび管理においてより柔軟な構成を提供予定です。

4) 離れた箇所に本番データのコピーを持ち災害時に備えるメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの機能拡張として、異なる3つのロケーションに配置されたいずれのDS8000シリーズからも完全なデータ整合性を持った形で復旧可能となるソリューションを提供予定です。

5) DS8000シリーズのLicensed Machine Code(LMC)*の変更リリース(予防保守、機能拡張等)の入手および適用に関し、お客様による作業実施を予定しています。ほとんどのLMCの変更リリースを、指定Webサイト("IBM TotalStorage Technical Support"予定)から、DS8000 管理コンソール経由でダウンロード可能にする予定です。 

もし、DS8000シリーズが想定した通りに稼動せず、また、その問題がダウンロード可能なLMCで解決することができる場合、IBMの指示に従い、お客様の作業としてLMCのダウンロード、およびDS8000シリーズへの適用を行なう必要があります。なお、必ずしも全てのLMCの変更リリースが指定Webサイトで入手可能にはならない予定です。IBMはWeb上で入手可能となっていないLMCの変更リリースについて導入作業を行ないます。

DS8000シリーズは、このLMCの新しい変更方法について、より容易、迅速、自動的に行なえるよう多くの機能拡張を提供する予定です。

お客様がLMCの導入作業を行なわない場合は、IBMは有償の導入サービスを提供する予定です。

*: DS8000シリーズ上で稼動するハードウエア制御ファームウエア


注:上記内容は現時点でのIBMの計画及び方向に関して意向を表明するものですが、これには将来変更あるいは取り消しもあり得ます。
製品化の最終決定は今後のIBMのビジネス上、技術上の判断に基づいておこなわれます。一般出荷日、価格、オーダー情報、契約条件等は正式に発表されるときに提供されます。


[1-3]論理構成作成、およびライセンス機能の管理と有効化のお客様作業について


1) 論理構成作成

論理構成の計画、作成はお客様作業になります。論理構成とは以下を指します。

    - RAIDランク、ボリュームおよびLUNの作成
    - ボリュームおよびLUNの接続サーバーへの割り当て

初期導入時における論理構成の作成、および導入後の論理構成の作成および変更はお客様作業になります。(注)

(注) ESS(2105)では導入時における論理構成作業はIBM技術員がインストレーションの一環で行っていましたが、DS8000(2107)ではお客様の作業となります。

論理構成はDSストレージ・マネージャー、DS CLI(コマンド・ライン・インターフェース)およびDS Open APIを通じて作成、管理をおこなうことができます。

お客様が上記作業を行わない場合、担当ビジネス・パートナー、もしくはIBMによる有償サービスを検討ください。


2) ライセンス機能の管理と有効化

ライセンス機能(FlashCopy、グローバル・ミラー等)の管理と有効化はお客様作業になります。(注)

(注) ESS(2105)ではライセンス機能の有効化(Feature Activation)はIBM技術員の作業でしたが、DS8000(2107)ではお客様の作業となります。
    管理とは「指定Webサイト上のDSFA(Disk Storage Feature Activation)アプリケーションにアクセスして、ライセンス・スコープ(FB、CKD、FB&CKD全て)を選択し、ライセンス・バリュー(容量範囲)を設定する」ことを指します。
    有効化とは「フィーチャー有効化コード(feature activation code)を入手し、2107システム*に導入する」ことを指します。フィーチャー有効化コードはDSFAアプリケーションから入手します。

    *: DS8100(2107-921)もしくはDS8300(2107-922/9A2)とそれに接続されたDS8000拡張ユニット(2107-92E/9AE)をあわらします

初期ライセンス機能の有効化時、および導入後のライセンス機能の容量範囲の追加有効時において、上記作業はお客様による作業となります。

お客様が上記作業を行わない場合、担当ビジネス・パートナー、もしくはIBMによる有償サービスを検討ください。


[1-4]データの定期的バックアップの重要性


I/Tシステムの運用では、ディスクのデータを定期的にバックアップすることが重要です。

企業の大切な知的資産であるデータのバックアップを定期的に作成することによりデータの可用性が向上します。万一の障害(ハードウエア的および人的な要因)が発生した場合のデータ損失を防ぐことができます。



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