JavaScriptを使っています。JavaScriptを有効にして下さい。 WebSphere Process Server、WebSphere Enterprise Service Bus および WebSphere Integration Developer V6.1の発表
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  1. 発表のタイプ:

    S/W新製品の発表

  2. カテゴリー:

    トランザクションソフトウェア

  3. レター番号:

    SWA07113-0

  4. 発表日:

    20071010

  5. 更新日:

    20071010

  6. OfferID:

    BA0LMML; BA0LYML; BA0LZML; BA0M0ML; BA0M1ML; BA0M2ML; BA0M3ML; BA0M4ML; BA0M5ML; BA0M6ML; BA0M7ML; BA0M8ML; BA0MCML; BA0MDML; BA0MLML; BA0NFML; BA0NJML; D555VLL; D555WLL; D555XLL; D555YLL; D555ZLL; D5560LL; D5561LL; D5562LL; D5564LL; D5565LL; D5566LL; D5567LL; D5571LL; D5572LL; D5573LL; D5574LL; D56X6LL; D56X7LL; D56X8LL; D56X9LL; D5725LL; D5726LL; D572HLL; D572LLL; D572TLL; D572VLL; D572ZLL; D5734LL; D5735LL; D5736LL; D581ALL; D5832LL; D5834LL; D58AELL; D58AFLL; D58AGLL; D58AHLL; D58AKLL; D58ALLL; D58AMLL; D58ANLL; D58APLL; D58AQLL; D58ARLL; D58ASLL; D58ATLL; D58AULL; D58B3LL; D58B4LL; D58B5LL; D59LGLL; D59LHLL; D59LILL; D59LJLL; D59LKLL; D59LLLL; D59LTLL; D59LULL; D59LVLL; D59LWLL; E01TXLL; E01TYLL; E01TZLL; E01U0LL; E01U1LL; E01U2LL; E01UDLL; E02CJLL; E02E4LL; E02E7LL; E02EBLL; E02ECLL; E02HSLL; E02J3LL; E02J5LL; E02J6LL; E02J7LL; E031RLL; E031SLL; E031TLL; E031XLL; E031YLL

  7. 1章コメント履歴:


WebSphere Process Server、WebSphere Enterprise Service Bus および WebSphere Integration Developer V6.1の発表


[1]発表の概要



[1-1]発表の内容


[1-1-1] 製品の概要

■ WebSphere Enterprise Service Bus

WebSphere Enterprise Service Bus (ESB) は、アプリケーションとサービスを統合するための柔軟な接続インフラストラクチャーであり、サービス指向アーキテクチャー (SOA) に基いて開発可能なように設計されています。 WebSphere ESB は、WebSphere Application Server を基盤にして、標準ベースの接続および統合ソリューションを提供することにより、インターフェースの数および複雑さを軽減して、アプリケーションとサービス間の対話を迅速かつ簡単に作成し、デプロイできるようにします。 お客様は、IT ではなく、コア・ビジネスに集中することができるようになります。 新機能については、『製品の機能詳細』のセクションを参照してください。

■ WebSphere Process Server

WebSphere Process Server は、お客様のビジネス・プロセス・マネージメント(BPM)・ソリューションのまさに心臓部にあたります。 これは、お客様が WebSphere Business Modeler または WebSphere Integration Developer で設計したプロセスが確実に、整合性、信頼性、セキュリティーを維持し、トランザクションの保全性を保ちながら実行されるようにします。 また、オープン・スタンダードに基づいて、お客様の SOA または SOA 以外のインフラストラクチャー内のサービス (人、情報、システム、および取引パートナー) を包括的に調整するプロセスをデプロイし、実行します。 WebSphere Business Monitor の強力な機能と組み合わせると、絶えず変化し続けるビジネスの要件に合うようにプロセスが最適化され、ビジネスにおける競争優位性を得られるようになります。 WebSphere Process Server は、WebSphere ESB の機能をベースとしおり、これらの機能を含みます。 新機能については、『製品の機能詳細』のセクションを参照してください。

■ WebSphere Integration Developer

WebSphere Integration Developer は、WebSphere Process Server、WebSphere ESB、および WebSphere Adapters にまたがる、SOA ベースの統合ソリューションを作成するための共通ツールです。 これは、既存の IT 資産をサービス・コンポーネントにすることによって SOA の導入を迅速化する豊富な機能で統合を簡素化し、再利用および効率化を推進します。

インテグレーション開発者は、このツールを使用することによって、プロセス、メディエーション、アダプター、またはコード・コンポーネントのいずれを含んでいても、最小限のスキルで複雑なビジネス・ソリューションを組み立てることができます。 Java の実用的な知識がなくても、ドラッグ・アンド・ドロップ手法を使用して、プロセスおよび統合ソリューションを構成できます。ビジュアル・エディターが提供されるため、Java コードを書く必要はほとんどありません。 新機能については、『製品の機能詳細』のセクションを参照してください。


[1-1-2] ハイライト

WebSphere Enterprise Service Bus、WebSphere Process Server、および WebSphere Integration Developer は、以下のものを提供します。

  • エンドツーエンド処理に伴うビジネス・プロセス・マネージメント (BPM)、サービス・ホスティング、メディエーション、およびオーケストレーションをデプロイし、実行するための単一の統合プラットフォーム
  • インストールと管理を行う際の使いやすさ
  • 人との対話を拡張するために、ユーザー・インターフェース・ポートレットと統合電子フォーム・デザイナーを生成する新規ウィザードを備えた、包括的で高度なヒューマン・ワークフロー機能
  • WebSphere Business Modeler を使用したモデル成果物とプロセス・フローの、改良された追跡可能性。これは、モデルを理想像から実装へと簡単に導いたり、モデルを迅速に変更したりする機能を提供します。
  • 接続性と規格の拡張サポート
  • Java Message Service (JMS) 1.1 アプリケーション・サーバー機能に準拠する、サード・パーティーのプロバイダーとの統合
  • 汎用 HTTP バインディングに対するサポート
  • 改良された要求処理、および応答と障害のフローに対する、高機能なメディエーション・プリミティブ
  • 64-bitのWindowsおよびUNIXのプラットフォームのサポート
  • IBMシステムi(リモートBD2サポートを含む)上で稼動するi5/OS オペレーティング・システムのサポート
  • 最新のWebSphere プラットフォーム・ファウンデーションおよびIBM WebSphere Application Server V6.1の活用

[1-1-3] ダウンロード/一般出荷 開始予定日

製品名称 出荷開始予定日(ダウンロード)一般出荷開始予定日(メディア・パック)
WebSphere Enterprise Service Bus V6.12007年12月22日2008年1月18日
WebSphere Process Server V6.12007年12月22日2008年1月18日
WebSphere Integration Developer V6.12007年12月22日2008年1月18日
製品名称  
言語 
一般出荷開始予定日
WS Enterprise Service Bus V6.1   Multilingual (フランス語、ロシア語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ドイツ語、日本語、中国語 (繁体字)、米国英語、イタリア語、チェコ語、ポーランド語)   2008年1月18日 
WebSphere Integration Dev V6.1   Multilingual (フランス語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ドイツ語、日本語、中国語 (繁体字)、米国英語、イタリア語)   2008年1月18日  
WebSphere Process Server V6.1   Multilingual (フランス語、ロシア語、ヘブライ語、アラビア語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ドイツ語、日本語、中国語 (繁体字)、ハンガリー語、米国英語、イタリア語、チェコ語、ポーランド語、英語)   2008年1月18日  


[1-2]製品の詳細



[1-2-1]製品の機能詳細

■ WebSphere ESB

WebSphere ESB は、複数のアプリケーションやサービスを統合するための柔軟な接続インフラストラクチャーです。この製品を使用して SOA の開発ができます。WebSphere ESB は、複数のアプリケーションやサービスを統合することの複雑さを軽減することによって、SOA を支援します。WebSphere Application Server、WebSphere Portal、または BPM プラットフォームに他のソリューションがある場合、WebSphere ESB の使用は理想的です。規格ベースの IT 環境に WebSphere ESB を追加すると、複数のミドルウェア製品にわたって、スキル、コスト、および time-to-value (価値が生じるまでの時間) の効率が良くなる場合があります。WebSphere ESB は、WebSphere Platform Messaging というバックボーンに基づいてサービス・バスとして構築され、WebSphere Process Server の一部としてパッケージ化されることもあり、独立した製品としてパッケージ化されることもあります。この製品は、WebSphere Application Server上で稼働する J2EE アプリケーションとして、次のように実装されます。

  • Web サービス接続、MQ と MQ/JMS のメッセージング、および WebSphere Adapters を使用したサービス指向の統合を提供します。
  • 合理的な IT 運用に関して業界をリードする WebSphere プラットフォームと、シームレスに統合します。
  • ビジネスの決め手となる、WebSphere Application Serverのサービス品質を提供します。
  • サービス・オーケストレーションと BPM のために、WebSphere Process Server にまで簡単に拡張します。
  • サービス・メディエーションとサービス・ホスティングの両方に対して、統合ソリューションを提供します。

WebSphere ESB は、ツールとランタイムの両方の観点から使いやすいものとなっています。WebSphere ESB 用に選択できる開発ツールの WebSphere Integration Developer を使用すると、ほんの少しのプログラミング・スキルで、対話式のビジュアルな統合化開発を体験できます。理解しやすいサンプルと広範囲な文書のサポートによって、箱から出してすぐといっていいくらいの短時間で、稼働状態にすることができます。

さらに、投資対効果を上げるまでに要する時間も短縮できます。WebSphere ESB は、変化していくビジネス・ニーズを満たすための、サービス対話の動的再構成を促進します。WebSphere Adapter の広範囲なサポートにより、何百という ISV ソリューションへ接続することができます。組み込みメディエーション機能により、時間と開発コストが節約できます。

■ WebSphere ESB V6.1 の新機能

プラットフォームの整合と通用性:
WebSphere ESB V6.1 のプラットフォームの整合と通用性に関する新機能には、次のものが含まれます。
  • WebSphere Application Server V6.1 をご使用になると、WebSphere ESB は、WebSphere Application Server V6.1 で導入された新しい機能や利点を継承するばかりでなく、他のソリューションに対しても WebSphere Application Server を活用することができます。
  • Enhanced WebSphere Application Server XD のサポート
  • i5/OS のサポートにより、WebSphere ESB を System i で実行できるので、i5/OS のネイティブ機能を活用することができます。
  • System i システムでのリモート DB2 サポートでは、i5/OS アプリケーションとの統合が可能になるので、i5/OS で実行される関係データベースの管理を利用することができます。
  • 64-ビット Windows と UNIX プラットフォーム
  • 設計、開発、およびテスト用のプラットフォームとしての (実動用ではない) Windows Vista のサポートでは、Microsoft のデスクトップ・オペレーティング・システムの最新バージョンを使用することができます。

使いやすさとビジネス変化に対応する柔軟性の向上:
WebSphere ESB の管理をより簡単に行うことは、SOA インフラストラクチャーのデプロイメントを成功させる秘訣です。インストール、構成、およびプロファイル管理における次のような新機能拡張により、WebSphere ESB の使いやすさが向上しました。
  • 特定の修正レベルでのインストールの定義と作成、インストールへの追加ファイルの追加、および不要な機能の除外を可能にするインストール・ファクトリーの強化
  • すべての WebSphere プラットフォームにおいて一貫性のある、Eclipse ベースのプロファイル管理ツール
  • デプロイメントの拡張構成管理
  • パターン・ベースの構成をサポートし、WebSphere Application Server Network Deployment クラスターおよび WebSphere ESB デプロイメント環境に必要とされるすべてのリソースを構成する管理者の生産性を向上させる

接続性

すべての SOA デプロイメントにおいて、コストを削減し、ビジネスへの敏感な反応と柔軟性を可能にするには、再利用と接続性が必要です。WebSphere ESB V6.1 では、SCA バインディングの増加に伴い、追加環境と接続する機能が以下のように向上しています。
  • JMS 1.1 ASF に準拠した、すべてのサード・パーティーのメッセージング・プロバイダーとの統合ができます。また、WebSphere Application Server の汎用 JMS リソースの自動セットアップができます。
  • 汎用 HTTP 1.0 および 1.1 のバインディングを経由して、アプリケーションおよびサービスに接続することができます。
  • WebSphere Transformation Extender 内に簡単に組み込めるように、データ・バインディングを提供します。
  • カスタム・データ・サンプル、エクスポート/インポートのサンプル・シナリオ、およびいくつかのフォーマットを提供します。
  • ビジネス時例外と実行時例外との区別を可能にする、ビジネス障害へのサポートの強化を含みます。
  • パブリッシュおよびサブスクライブ Web サービス用の Web Services Notification サポートを配信します。
  • Web Services Description Language (WSDL) XML Schema Definition (XSD) に関する拡張サポートが配信され、業界標準の多くの XML スキーマの使用が可能になります。
  • 暗黙的なインターフェース修飾子ベースの検証と、明示的なプログラマチック検証を含む、Business Object Instance Validator を提供します。

追加のメディエーション・サポート
  • 新規の Business Object Map プリミティブにより、メディエーション・フロー内にマップを埋め込むのが容易になります。
  • 新規の ServiceInvoke プリミティブが、要求フローまたは応答フローの内部から、ターゲット・サービスを起動します。
  • 新規の分割プリミティブと集約プリミティブを使用して、メッセージを複数に分割し、複数のサービスを起動することによって、単一メッセージまたは複合メッセージの拡張処理ができます。
  • カスタム・メディエーションにより、新規の端末が定義を可能にしています。
  • メッセージ要素セッタープリミティブを拡張しています。
  • MessageLogger プリミティブに基づく、システム全体の共通データベース・サポートとスキーマ修飾子。
  • パフォーマンスの向上が含まれます。


■ WebSphere Process Server

WebSphere Process Server は、既存の IT リソースを単純化する固有の統合フレームワークを提供します。多くの場合、ビジネスの要求をサポートするために IT 資産が増加するにつれて、それらの複雑さおよび管理の容易性の問題も増えます。WebSphere Process Server は、基盤となる IT 機能のオーケストレーション、メディエーション、接続、マップおよび実行を行う 1 つの共通モデルを提供する SOA インフラストラクチャーの配布を支援します。このようにして、WebSphere Process Server は、既存の IT 資産を再利用可能なサービスとして活用することにより、ビジネス・プロセスの統合を単純化します。従来の統合方法に付きものであった複雑さはありません。主要なビジネス・プロセスを標準化し、自動化して、統合することや、このようなプロセスのパフォーマンスを管理することによって、ビジネスの柔軟性が実現されます。

ビジネスにおける最大の課題の 1 つは、ビジネス・プロセスにオンデマンドで対応する機敏さを備えることです。WebSphere Process Server を使用すると、従来の統合方法と異なり、ビジネスの要求に動的に応え、ビジネス条件に合わせて対処することができます。これは、ビジネス・ルール、ビジネス状態マシン、およびインターフェース・マッピングといった豊富な機能によって可能になります。オープン・スタンダード・ベースのサービス・アーキテクチャーにより、お客様は、ビジネス・プロセスに与える影響を最小にして、基盤となる IT 資産を変更することができます。所有されているビジネス資産を高度に最適化し、効率のよいプロセスにオーケストレーションすることによって、お客様のビジネス目標が達成されます。このことは、工場におけるプロセスの自動化、クレームおよび支払い金額の処理、効率のよいサプライ・チェーンの実施、あるいは業界における最新の規制に準拠しているかの確認、などいずれの場合にも当てはまります。

WebSphere Process Server は、事前定義のビジネスおよび WebSphere Adapters テクノロジーを使用して、SAP および Oracle などのビジネス・アプリケーションの中核に達する完全な統合化プラットフォームの一部です。

WebSphere Process Server は、WebSphere ESB および WebSphere Application Server の豊富な機能を継承した共通プラットフォームとツールを使用して作成されます。また、Microsoft .NET および Java のようなサード・パーティーのプラットフォームだけでなく、DB2、Tivoli、Lotus、および Rational といった他の IBM 製品のテクノロジーも活用しています。
WebSphere Process Server のハードウェアおよびソフトウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wps/sysreqs


■ WEBSPHERE PROCESS SERVER V6.1 の新機能

プラットフォームの整合と現行性

このリリースの WebSphere Process Server では、以下のようなプラットフォームの整合と現行性のフィーチャーが提供されます。
  • WebSphere Application Server V6.1 サポート。このサポートをご使用になると、WebSphere Process Server は、WebSphere Application Server V6.1 で導入された新しいフィーチャーや利点を継承するばかりでなく、WebSphere Application Server を活用することができます。
  • i5/OS のサポート。これを使用すると、WebSphere Process を System i で実行できるので、ネイティブの i5/OS 機能を活用することができます。
  • System i システムでのリモート DB2 サポート。これにより、i5/OS アプリケーションとの統合が可能になるので、i5/OS で実行される関係データベースの管理を利用することができます。
  • 分散プラットフォームから z/OS システム上の DB2 インストールへのリモート・アクセス。
  • 64-ビット Windows と UNIX プラットフォームのサポート
  • 設計、開発、およびテスト用のプラットフォームとしての (実動用ではない) Windows Vista のサポートでは、Microsoft のデスクトップ・オペレーティング・システムの最新バージョンを使用することができます。

使いやすさとビジネスの柔軟性の向上

WebSphere Process Server の管理をできるだけ容易に行うことは、SOA インフラストラクチャーのデプロイメントを成功させる秘訣です。インストール、構成、およびプロファイル管理における次のような新機能拡張により、WebSphere Process Server の使いやすさが向上しました。
  • 特定修正レベルでのインストールの定義と作成、インストールへの追加ファイルの追加、および不要なフィーチャーの除外を可能にするインストール・ファクトリーの強化
  • すべての WebSphere プラットフォームにおいて一貫性のある、Eclipse ベースのプロファイル管理ツール
  • デプロイメントの拡張構成管理
  • WebSphere Application Server Network Deployment クラスターおよび WebSphere Process Server 環境に必要なすべてのリソースを構成する管理者の生産性を向上させる、パターン・ベースの構成のサポート
  • 必須のデータベース表は、最初のアクセス時に作成されるようになったので、構成時にデータベースを手動で作成する必要がなくなりました。

拡張されたヒューマン・ワークフロー
  • 参加できないときに一時的に作業を委任できるようにする、参加者代理の新機能
  • 作業項目の転送、キャンセル、請求、および完了操作をサポートするための、ワークロード・バランシングおよびプッシュのシナリオに使用する作業項目のバッチ処理
  • お客様固有の人材登録簿を統合するために使用する、WebSphere Application Server の新規コンポーネントである Virtual Member Manager のサポートが、複数スタッフ・リポジトリーのフェデレーション用として提供されます。
  • 自動削除が、正常に完了したタスクに限って行われるようにするオプション機能
  • IBM Lotus Forms Designer (WebSphere Integration Developer に組み込まれたもの) を使用して作成されたフォームを、ヒューマン・タスクとヒューマン・プロセス用のユーザー・インターフェースとして活用する機能
  • WebSphere Integration Developer から生成されたポートレットを用いて WebSphere Portal Server の My Task ポートレットを拡張する機能
  • ユーザーに急ぎでサブタスクを作成させるように生成されたビジネス・ユーザー・クライアント

ビジネス・プロセス機能強化
  • Business Flow Manager の汎用インターフェースである Java Message Service (JMS) を使用すると、ビジネス・プロセスのテンプレートやインスタンスとのプログラマチックな対話が可能になります。
  • Business Flow Manager の汎用 Web Services Interface に対する拡張機能
  • それぞれの構成体に対する Web Services Business Process Execution Language (WS-BPEL) によって、複数の分岐 (並列または直列) の動的番号を処理することができます。
  • 中断機能が拡張されたので、プロセス・インスタンスの自動的な再開を指定することができます。
  • 正常に終了したプロセスの自動的な削除を制限する機能があるので、今後の分析や修復に必要になる可能性があるプロセス・インスタンスだけを保持しておくことができます。
  • アクセス中に、障害データを捨てる代わりに、欠落データは無視するデータ処理オプションの追加
  • バック・リンクのサポートを介して行われるビジネス・プロセスのグラフ式モデリングの拡張

ビジネス・ルール
  • Business Rules Manager を使用する代わりに、新規の Business Rules Administration API を使用して、ルール (規則) の作成、読み取り、更新、および削除を行うことにより、既存のカスタム・ビジネス・ユーザーであるお客様の役割が拡張され、プロセス・フローで使用されるビジネス・ルールをお客様が管理できるようになります。
  • 新規のカスタム属性を Business Rule Groups に割り当て、ルール・セットとデシジョン・テーブルから成るルール・ロジックからその属性にアクセスすることができます。その結果、これらのルールから属性に取り込まれた環境情報にアクセスできるようになります。さらに、Business Rule Groups を検索する場合にも、Business Rules Manager またはカスタム管理担当のお客様を経由して、これらの属性を使用することができます。

Business Process Choreographer (BPC) Explorer および Business Process Choreographer Observer
  • BPC Explorer への以下のような機能拡張によって、WebSphere Process Server V6.1 の新機能の効力が高められます。
    - ユーザーの不在と代理の処理
    - プロセスとタスクに対する「Suspend until」オプション
    - XML データのソースの表示と編集
    - ユーザーに戻されるデータの量の分類と制御をサポートするためのカスタム・ビューの拡張
    - プロセスとタスク全体にわたって、その定義とインスタンスに関するフィルター基準をさらに全体的に結合する
    - 関連するタスク (サブタスク以下も含む) 間をナビゲートし、その場でのタスクに関する情報を管理して表示する
    - フィルター基準およびリスト欄としての、ヒューマン・タスクの優先度およびビジネス・カテゴリーの組み込み
    - カスタム属性の編集
    - グラフィカル・プロセス・ビューの使いやすさの改善
  • BPC Observer の報告書は、後でスケジュール・ベースまたはオンデマンドで自動生成できるように保存するためだけでなく、Microsoft Excel などのサード・パーティーのツールで詳しく分析するためにも、エクスポートできるようになりました。

接続性

すべての SOA デプロイメントにおいて、コストを削減し、ビジネスへの敏感な反応と柔軟性を可能にするには、再利用と接続性が必要です。WebSphere Process Server V6.1 では、Service Component Architecture (SCA) バインディングの増加に伴い、追加の環境と接続する機能が以下のように向上しています。
  • JMS 1.1 Application Server Facilities (ASF) に準拠した、すべてのサード・パーティーのメッセージング・プロバイダーとの統合ができます。また、WebSphere Application Server の汎用 JMS リソースの自動セットアップもできます。
  • 汎用 HTTP 1.0 および 1.1 のバインディングを経由して、アプリケーションおよびサービスに接続することができます。
  • WebSphere Transformation Extender との統合が容易にできるように、データ・バインディングを提供します。
  • カスタム・データ・サンプルとエクスポート/インポートのサンプル・シナリオ、およびフォーマット (固定幅のもの、区切り文字で区切られているもの、および名前と値のペア) が含まれます。
  • ビジネス時例外と実行時例外との区別を可能にする、ビジネス障害へのサポートの強化が含まれます。
  • Web Services Description Language (WSDL) XML Scheme Definition (XSD) に関する拡張サポートが配信され、業界標準の多くの XML スキーマの使用が可能になります。
  • 暗黙的なインターフェース修飾子ベースの検証、または明示的なプログラマチック検証をするために起動できる、Business Object Instance Validator が含まれます。

追加の ESB メディエーション・サポート
  • 新規の Business Object Map プリミティブ - メディエーション・フロー内へのマップの埋め込みが容易になります。
  • 新規の ServiceInvoke プリミティブ - 要求フローまたは応答フローの内部から、ターゲット・サービスを起動します。
  • 新規の分割プリミティブと集約プリミティブ - メッセージを複数に分割し、複数のサービスを起動することによって、単一メッセージまたは複合メッセージの拡張処理ができます。
  • 高度なカスタム・メディエーション - 新規の端末が定義できるようになりました。
  • Message Element Setter プリミティブへの小さい機能強化
  • MessageLogger プリミティブに基づいたシステム全体の共通データベース・サポートとスキーマ修飾子

共通基準評価

WebSphere Process Server のセキュリティー機能は、WebSphere Application Server Network Deployment V6.1 ランタイム環境から派生するもので、追加のセキュリティー機能は含まれていません。したがって、この製品のセキュリティー機能は、基盤となるランタイム環境に依存しており、IA (Information Assurance) でも IA 対応でもないため、共通基準の評価は必要ありません。

FIPS 140-2

WebSphere Process Server の暗号機能は、WebSphere Application Server Network Deployment V6.1 ランタイム環境によって管理されます。


■ WEBSPHERE INTEGRATION DEVELOPER

WebSphere Integration Developer は、SOA のエンドツーエンド統合の際に、「1 つのツールで一連のスキル」を実現するソリューションです。WebSphere Integration Developer は、WebSphere Process Server、WebSphere ESB、および WebSphere Adapters にまたがる、SOA ベースの BPM および統合ソリューションを作成するための Eclipse ベースのツールです。
  • この製品は、既存の IT 資産をサービス・コンポーネントとして表示することによって SOA の導入を迅速化する豊富な機能で統合を簡単にし、再利用と効率化を推進します。この製品を使用して、複数の場所から検索できる再使用可能なサービス・コンポーネント (WebSphere Services Registry and Repository など) を配線接続すると、ビジネス・ソリューションを迅速に組み立てることができます。さらにこの製品は、コンポーネント・インターフェースとプラグ・アンド・プレイ・ソリューションを単純化するコンポーネント・アーキテクチャーを提供します。
  • この製品を使用すると、インテグレーション開発者は、プロセス、メディエーション、アダプター、またはコード・コンポーネントのいずれが含まれていても、最小限のスキルで複雑なビジネス・ソリューションを組み立てることができます。直観的なドラッグ・アンド・ドロップのテクノロジーを使用して、視覚的にビジネス・プロセスの手順とフローを定義し、プロセス・ソリューションと統合ソリューションを構成することができます。 ヒューマン・タスク、ステートマシン、ビジネス・ルール、データ・マッピング、およびその他に対してビジュアル・ エディターを使用すれば、Java コードを書く必要は非常に少なくなります。
  • この製品は、すべてのコンポーネントに対してビジュアル・デバッガーを提供する統合化テスト環境と共に、チーム・ベースの開発環境を提供します。またこの製品には、ソリューションを WebSphere Process Server と WebSphere ESB に直接デプロイする機能があります。この製品にはリファクタリング・サポートが含まれているため、1 カ所を変更すると、それが依存するほかの場所にも反映されます。これにより、エラーと依存を解決する複雑さが軽減されます。
  • この製品を WebSphere Business Modeler と十分に統合し、ビジネス・プロセスのモデルを取得して、それを素早く簡単に実装してデプロイすると、ビジネス中心の開発が可能になります。この 2 つのツールをしっかり統合すると、ビジネス・モデルの増分を変更したり、その変更分を実装時の損失なしで適用したりすることができます。この製品を WebSphere Business Monitor と統合すると、ビジネス・ダッシュボード上でモニターできるイベントを定義する、モニター・モデルを作成することができます。
  • 規格に基づく複合アプリケーションの組み立てに関する、広範なサポートを提供します。
  • IBM 拡張を含む WS-BPEL に基づく、実行可能プロセスを開発できるようにします。
  • 統合化における障害処理とイベント処理に関して十分なサポートを提供します。
  • 「undo (元に戻す)」論理機能を提供する、補正サポートを提供します。
  • WSDL と XSD で示される業界標準のインターフェースとスキーマを活用します。
  • 人、データ、およびシステムと対話するための広範囲のアダプター (電子メール、フラット・ファイル、FTP、および開発と生産用の Java Database Connectivity (JDBC) を含む) が組み込まれています。開発用のパッケージ化されたアプリケーション・アダプター (SAP、PeopleSoft、Oracle E-business、JD Edwards、および IBM WebSphere Adapter for Siebel Business Applications) がバンドルされています。

WebSphere Integration Developer は、クライアントがビジネス・プロセスにおいて人との対話に使用できるユーザー・インターフェースを生成し、カスタマイズできるような柔軟なユーザー・インターフェースを提供します。この広範なサポートには、生成用ウィザードの JavaServer Faces (JSF) ベース、ポートレット・ベース、およびフォーム・ベースのユーザー・インターフェースが含まれます。

■ WEBSPHERE INTEGRATION DEVELOPER V6.1 の新機能
  • 使いやすさの強化により向上した開発者の生産性
    - アダプター・ツールの技術に関する全体的な改善
    - ビルド時およびメモリー・フットプリントの改善
    - 同期およびパブリッシュ時におけるテスト環境の改善
    - リファクタリング・サポートの改善
  • 拡張されたヒューマン・ワークフロー
    - IBM Lotus Forms Designer は、WebSphere Integration Developer に統合されました。
    - フォーム・ベースのビジネス・プロセスおよび人手による作業のエンド・ユーザー・クライアントを生成するための新しいウィザード
    - ポートレットを迅速かつ容易に生成するための新しいウィザード
    - 参加者の代理と委任のサポート、および別の人材登録簿との統合
    - 迅速なプロトタイピングのために人材登録簿を事前に構成
    - 「テスト照会」ボタンを直接押して人材配備の基準をテストする機能
    - 人手による作業エディターのユーザー・インターフェースおよびビジネス用語の使用法に関するコンシューマビリティー (使いやすさ) の向上
    - 記述や文書化などのフィールドに対してコンテキスト変数を追加するためのダイアログ
  • 拡張されたビジネス中心の開発機能
    - WebSphere Business Modeler を使用したモデル成果物とプロセス・フローに対する改良された追跡可能性。
    - 業界標準の XML スキーマをサポートするための Web Services Description Language (WSDL) XML Schema Definition (XSD) の拡張
    - エンドツーエンドのイベントのモニターの改良と WebSphere Business Monitor との統合の改善
    - メディエーションのプリミティブおよびメッセージの分割と集合用の追加プリミティブをカスタマイズするためのサポート
  • 拡張接続
    - サード・パーティーの JMS 1.1 Application Server Facilities (ASF)に 対応するメッセージ・プロバイダーのバインディング・サポート
    - HTTP Service Component Architecture (SCA) バインディング・サポート (HTTP を使用するサービスの公開と活用をサポート)
  • プラットフォームの更新
    - IBM Rational Application Developer V7 および Eclipse V3.2.2 が含まれます。
    - WebSphere Application Server V6.1 をサポートし、活用します。
    - Microsoft Vista 上で稼働します。

■ コンサルティングとサービス

IBMの提供するサービスは、貴社のサービスのニーズにこたえるための幅広く、深い領域を有しています。当社の WebSphere LAB ベースのサービスおよびビジネス・コンサルティング、プロジェクト管理、および IBM グローバル・サービス・チームのインフラストラクチャーに関する専門知識を結集した深い技術スキルを、お客様に十分活用していただくことができます。また、IBMの提供するサービスは、IBM ビジネス・パートナーを通して、不足している機能についても支援を拡大しています。同時にまた、グローバルな到達度、知的資本、業界の洞察、およびテクノロジーのリーダーシップなどを提供して、クリティカルなビジネスのニーズのサポートを行っています。

IBM グローバル・サービスの情報については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.ibm.com/services

IBM ソフトウェア・サービスの詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.ibm.com/developerworks/websphere/services/

IBM ビジネス・パートナーの検索については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.ibm.com/software/solutions/isv


[1-2-2] 製品の位置づけ

WebSphere は、さまざまなプログラミング・モデル、サービスの品質、および複数のデータ・タイプにわたる、多様な統合ニーズを満たすいくつものソフトウェア製品を提供しています。単一のアプリケーションを作成しようとしているとしても、企業全体の SOA を実装しようとしているとしても、IBM は WebSphere によりお客様の発展のニーズを満たせるようにすることを目指しています。
WebSphere ESB は、プログラミングをする必要なく、ESB の高速な実装およびデプロイメント用の、Web サービス接続、JMS メッセージング、およびサービス指向統合を提供します。

  • WebSphere Application Server は、先端を行く J2EE アプリケーション・サーバーおよび開発環境であり、J2EE アプリケーション間のメッセージング用の組み込み JMS エンジンを備えています。
  • WebSphere MQ は、80 を超えるプラットフォーム構成の上で使用可能であり、アプリケーション統合接続の中核を提供し、多様なプラットフォーム、システム、およびアプリケーションを統合します。これは異種間メッセージングを提供し、確かで信頼できるメッセージ配信により ESB を拡張します。
  • WebSphere Message Broker は、WebSphere MQ および WebSphere Application Server が提供するトランスポート・オプションと接続オプションを最大限に活用し、統合ベースの ESB を実装するための追加のルーティングおよび変換機能を提供します。
  • WebSphere Process Server は、WebSphere ESB を使用して構築されており、業界最先端の J2EE ランタイムの上に構築された、機能が豊富で包括的な SOA ベースのプロセス統合ソリューションを提供します。これは管理機能に加え、プロセス設計およびデプロイメント機能を提供し、任意に選択したアプリケーション・インフラストラクチャーおよびアプリケーション統合を拡張しますが、より高いレベルのビジネス問題を解決するために WebSphere ESB が提供するサービス指向統合の拡張に理想的です。
  • WebSphere Integration Developer (WebSphere ESB および WebSphere Process Server 用に選択できる開発ツール) は、モデル化、テスト、構成、およびプロセス ESB とプロセス統合ソリューションをデプロイするためのビジュアルな開発環境を提供します。WebSphere Integration Developer は、既存の IT 資産をサービス・コンポーネントにし、SOA の導入を迅速化する豊富な機能を使用することによって、プロセス統合を単純化し、再利用および効率を促進します。統合化の開発者は、このツールを使用することによって、複雑なビジネス・ソリューション (プロセス、メディエーション、アダプターまたはコード・コンポーネント) を組み立てることができ、それに要するスキルはごくわずかです。Java の実用的な知識がなくても、ドラッグ・アンド・ドロップ手法を使用して、プロセスおよび統合ソリューションを構成することができます。
  • WebSphere Partner Gateway は、複数選択プロトコルおよびトランスポート層による、複数のデータ・タイプ送受信のサポート提供に加えて、ビジネスに統合するサプライ・チェーン・パートナーの作成および管理のための環境を提供します。お客様が 1、2 の主要なサプライ・チェーン・パートナーだけと接続する必要がある場合にも、潜在的に何千にもなるパートナーのネットワークを定義する必要がある場合にも、この製品にはお客様のニーズを満たすいくつかの版があります。
  • WebSphere Portal は、アプリケーション、コンテンツ、プロセス、および利用者とのユーザー定義操作のシングル・ポイントを提供します。これは調整されたワークフローによりビジネス・プロセスとポータル・ユーザーとを統合するので、従業員の生産性を向上させ、クライアントのロイヤリティーを高める、スケーラブルで信頼できるポータルの構築に役立ちます。

WebSphere MQ、WebSphere ESB、および WebSphere Message Broker を含めて、市場で最先端を行く IBM のアプリケーション統合ソフトウェアにより、組織は以下のことを行うことができます。
  • ビジネス・インテグレーション問題に迅速かつ経済的に対応する。
  • より機動的になり、新しいビジネスの機会を迅速に活用する。
  • 柔軟性を保ち続ける。
  • 顧客指向を維持する。
  • 競争において優位に立つ。

WebSphere ESB により、組織は以下によって、統合されたオンデマンド・ビジネスとしての柔軟性を最大にすることができます。
  • サービス間でのメッセージのルーティング
  • リクエスターとサービスとの間でのトランスポート・プロトコルの変換
  • リクエスターとサービスとの間でのメッセージ・フォーマットの変換
  • 異種ソースからのビジネス・イベントの処理
  • プログラミング・スキルの必要が少なくて済む、統合され、対話的で、ビジュアルな開発環境による、タイム・ツー・バリューの向上

WebSphere Process Server は、単一の統合化プラットフォームで、業界トップのアプリケーション・サーバーと統合化機能の結合による利点を備えています。これは、非常にスケーラブルで信頼性の高いプラットフォーム上の柔軟性のあるビジネスを提供します。WebSphere Process Server は、完全な ESB 接続によるすべての共通ネイティブ SOA プラットフォーム上で、アプリケーション同士の間およびビジネス同士の間で豊富な機能を使用して、堅固なプロセスの自動化、高度なヒューマン・ワークフロー、ビジネス・ルールを初めて提供しています。
WebSphere Integration Developer は、単一で統合化された Eclipse プラットフォーム上で、統合開発者を特に対象として、役割ベースでの開発経験を初めて提供しています。これは、IBM の開発ツール・ファミリーから他の製品を追加することによって、ビジネス・アナリストや J2EE 開発者といった他の役割に拡張することができます。

■ SOA, ESB, AND BPM

SOA では、Enterprise Service Bus (ESB) と呼ばれる接続レイヤーがサービス・リクエスターとサービス・プロバイダーとの間の情報配布を最適化します。 それぞれの企業は、オンデマンド・ビジネスへの進行状況に従って、独自の ESB をデプロイできます。

よく適合したアプリケーション同士間でシンプルなメッセージング・ベース接続が行われていると、効率のよい ESB を実装するのに必要な統合の様相が得られるということに、一部のお客様は気付かれています。また、別のお客様はそれらの機能をさらにデプロイされたインフラストラクチャーにまで拡張するには、WebSphere ソフトウェア・ポートフォリオの他の部分が重要であることに気付かれています。

WebSphere ソフトウェア・ポートフォリオの主要製品である WebSphere ESB および WebSphere Message Broker を使用すると、ESB のデプロイをすぐに開始できます。これらのプログラムは、ハードウェアやオペレーティング・システム・プラットフォーム、および J2EE や .NET などの標準化が進んでいるプログラミング・モデルを超えて、この接続レイヤーが到達できる環境の幅を広げることで、お客様の IT 投資の価値を最大化することに役立ちます。

WebSphere Application Server が提供し、WebSphere ESB で使用できる、WebSphere MQ および JMS メッセージング・リソースの実績ある送達機構は、事実上あらゆるタイプのアプリケーションまたはシステムを接続および統合するための、企業内全体の信頼できる接続により、ESB の到達範囲を拡張します。WebSphere Application Server メッセージング・リソースは、J2EE ホスト・アプリケーションへの接続で使用するための、最高の JMS の実装を提供します。 

WebSphere MQ はこれらのメッセージング・リソースを非 J2EE 環境にシームレスに拡張し、80 を超えるプラットフォーム構成の間で、事実上すべてを統合します。WebSphere ESB は、必要に応じてどちらのタイプのメッセージング環境も使用できます。

WebSphere ESB は、SOA を強化するために、標準ベースのインターフェースを持つアプリケーションに接続する ESB を提供します。 WebSphere ESB は、WebSphere Integration Developer と共に使用します。 これは、使いやすさに留意して設計されており、最小のプログラミング・スキルしか必要とせず、対話式ビジュアル環境をベースとしています。 真の ESB を作成するために、WebSphere ESB は WebSphere ソフトウェア・スタックとのシームレスな統合もサポートしており、さらに複雑なビジネス問題を解決するようにスタックをアップグレードできます。また、WebSphere ESB が提供する Web サービス・ベースの統合もサポートしています。

SOA を取り入れたビジネス・プロセス・マネージメント (BPM) では、「何をするか」と「どのようにするか」を分けて考えることができます。ビジネス・プロセスの定義をそれらのプロセスの実行方法から取り除くことによって、ビジネスはより優れた即応性と柔軟性を得ることができます。このような分離によって、ビジネス・プロセスを変更する際に、その基盤となるテクノロジーを大幅にリエンジニアリングしないですみます。また、逆に、ビジネス・プロセスに影響を及ぼすことなく、テクノロジー・インフラストラクチャーを変更できます。

WebSphere Message Broker は、柔軟性とパフォーマンスを向上させるための一連のメッセージ配布オプションおよびプロトコルのサポートに加え、コンテンツ・ベースのメッセージ・ルーティングおよび変換などのサービスを追加します。 これらの機能により、WebSphere Message Broker は、ESB の標準化された統合機能を拡張して、すべてのビジネス・システムおよびアプリケーションを対象とすることができます。 これによりビジネスの IT 資産を十分に活用しながら、ビジネス・パートナーのアプリケーションおよびビジネス・プロセスとのさらに優れた統合も可能になります。

WebSphere ソフトウェアが提供する統合機能により、お客様は SOA の利点を享受して、現行のすべてのビジネス・インフラストラクチャーにおいて ESB の利点を生かす、エンドツーエンド環境のデプロイを開始することができます。

IBM は、オンデマンド・ビジネスを目標に、プロジェクトごとの成長を支援します。 WebSphere MQ、WebSphere Application Server、WebSphere ESB、および WebSphere Message Broker は、SOAを作成するための重要な役割を果たします。IBM は、さらにこれらの製品に拡張機能を提供し、IT のエコシステム全体を対象に ESB のデプロイメントが加速されるよう推進します。

WebSphere Process Server は SOA 向け WebSphere プロセス統合の旗艦製品です。これは、SOA をベースにして、あらゆるスタイルの統合をサポートする単一のプロセス統合サーバーです。開発者は、WebSphere Process Server を使用して、SOA 環境で複合アプリケーションを作成できます。これは、お客様のプロセス・コレオグラフィーのニーズに対応する単一プロセス・サーバーです。
WebSphere Process Server は、IBM の BPM のポートフォリオのランタイム・エンジンです。お客様は、IBM の BPM 製品群を使用して、エンドツーエンドのビジネス・ワークフローのモデル化、組み立て、デプロイ、およびモニターを行うことができます。WebSphere Process Server は、WebSphere Business Modeler および WebSphere Business Monitor を統合することにより、ビジネス・プロセスのライフ・サイクルを有効にします。

お客様は、WebSphere Business Modeler を使用して、ビジネス・プロセスをインポート、設計、および分析することができます。さらに、WebSphere Process Server を使用して、ビジネス・プロセスを SOA 環境で実行できます。WebSphere Business Monitor を使用すると、リアルタイムでビジネス・プロセスのパフォーマンスを可視化することができます。

WebSphere Process Server では以下のことも可能です。
  • WebSphere ポートフォリオとのインターオペラビリティー: WebSphere は、利用者、情報、およびアプリケーション統合用に一連の優れた機能を提供します。WebSphere Process Server は、これらの機能をシームレスに統合します。
  • IBM 以外の製品とのインターオペラビリティー: WebSphere Process Server では、オープン・スタンダードで、豊富なアダプター・セットを使用して、WebSphere 以外のアプリケーションと相互に運用することができます。
  • 業界プロトコルを使用したビジネス・パートナー・コミュニティーとの統合: 業界固有のサービス・セットを豊富に備えた WebSphere Partner Gateway が、WebSphere Process Server と一緒にパッケージ化されています。

■ WEBSPHERE SERVICES および SOA FOR I5/OS (5722-SS1 オプション 3)

i5/OS オペレーティング・システムは、Integrated Language Environment (ILE) の Web サービス・サーバーを統合して、最新の SOA テクノロジーを i5/OS で使用できるようにしています。i5/OS は、SOA の準備が完了したシステムであり、Web サービス・サーバーを i5/OS に直接組み込んでいるので、i5/OS プログラミング・モデルは SOA の最新の進展を活用することができます。

統合化された Web サービス・サーバーは、System i のプラットフォーム上で Web Services および SOA のステップを開始する ILE です。このサーバーは、Web Services および SOA のインターオペラビリティーを容易にするための i5/OS の機能が強化されています。Web サービス・サーバーは、ILE プログラミング環境におけるサービスの消費量と具体化をサポートします。Web Services サーバーは、Web サービス・エンジンを内蔵しており、System i アーキテクチャー内部で実行時に統合されます。

統合された Web アプリケーション・サーバーは、Open System Gateway Initiative (OSGi)- ベースの Web サーブレット・コンテナーを i5/OS オペレーティング・システムと統合します。この Web コンテナーから、Web 上でアプリケーションを迅速に効率よく稼働していくための基礎が提供されます。この統合化された Web アプリケーション・サーバーは、新しいアプリケーションをプロトタイプ化したり、既存の小さいフットプリントや使用度の低いアプリケーションを実行するのに良い場所です。高度のスケーラビリティーを必要とするアプリケーションの場合は、WebSphere Application Server Express をお勧めします。統合化された Web アプリケーション・サーバーは、高いスケーラビリティーを持つソリューションへの入り口として、考えることができます。


[1-3]前提ハードウェア


WebSphere Enterprise Service Bus のハードウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/sysreqs

WebSphere Process Server のハードウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wps/sysreqs

WebSphere Integration Developer のハードウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wid/sysreqs


[1-4]前提ソフトウェア


WebSphere Enterprise Service Bus のソフトウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/sysreqs

WebSphere Process Server のソフトウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wps/sysreqs

WebSphere Integration Developer のソフトウェア要件の詳細については、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.ibm.com/software/integration/wid/sysreqs


[1-5] 考慮点
[1-5-1] セキュリティー、監査性、およびコントロール


WebSphere Enterprise Service Bus、WebSphere Process Server、および WebSphere Integration Developer は、それぞれの製品が導入されるオペレーティング・システムのセキュリティーおよび監査能力を使用します。

アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機構、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。


[1-5-2] 計画情報

■ 延長エンタイトルメント

IBM は、お客様の投資を保護することを考慮しており、現在、お客様が資格を所有している製品から WebSphere Process Server および WebSphere Integration Developer にすぐに移行されるとは考えておりません。 移行期間の延長を必要とされる一部のお客様を支援するために、IBM は、延長エンタイトルメントを提供しております。

対象製品に対する有効なサブスクリプションを所有されているお客様は、ソフトウェアの電子的な配布 (オンラインによるダウンロード) 開始日に発効する WebSphere Process Server および WebSphere Integration Developer に対して延長エンタイトルメントを有効にすることができます。 延長エンタイトルメントの有効化、対象商品およびそれと同等な延長エンタイトルメント製品、および延長エンタイトルメントの一般情報については、次のサイトの「Entitlement」のセクションを参照してください。


ご質問およびさらに詳しい支援情報については、IBM の営業担当員にお問い合わせください。


[1-6] 関連情報

[1-6-1] 出版物 

どの製品にもクイック・スタート・ガイドが含まれています。

WebSphere ESB の資料は、以下のサイトから入手できます。

http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/library/

WebSphere ESB の資料の一部は以下の各国語に翻訳されています。 ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、および中国語 (繁体字)。 インフォrメーション・センターにおける翻訳物はダウンロード開始日から3ヶ月以内に入手可能となります。

WebSphere Process Server の資料は、以下のサイトから入手できます。

http://www.ibm.com/software/integration/wps/library/infocenter/

WebSphere Process Server の資料の一部は以下の各国語に翻訳されています。 ブラジル・ポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、チェコ語、ハンガリー語、ポーランド語、およびロシア語。 インフォrメーション・センターにおける翻訳物はダウンロード開始日から3ヶ月以内に入手可能となります。

WebSphere Integration Developer のユーザー向け資料は、製品と一緒にインストールされ、オンラインのインフォメーション・センターを使用して表示できます。 WebSphere Integration Developer の資料の一部は以下の各国語に翻訳されています。 ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、および中国語 (繁体字)。インフォrメーション・センターにおける翻訳物はダウンロード開始日から3ヶ月以内に入手可能となります。

◇ IBM Publications Center

http://www.ibm.com/shop/publications/order

Publications Center は、70,000 品目のカタログと、IBM 製品出版物およびマーケティング資料のための全世界に対する中央リポジトリーです。 拡張検索機能が提供されています。 発注の支払オプションとしては、クレジット・カード (米国) を使用するか、または 20 か国でお客様番号を利用できます。 さまざまなファイル形式の多数の出版物をオンラインで利用することができ、それらすべてをすべての国で無料でダウンロードできます。

[1-6-2] パッケージ 

WebSphere ESB V6.1、WebSphere Process Server V6.1、および WebSphere Integration Developer V6.1 はパスポートアドバンテージ製品です。 これらの製品は、電子通信によるダウンロードにより配布され、それぞれの製品には単一のメディア・パックがあります。 製品には、指定されているすべてのオペレーティング・システムおよび言語に対するサポートが含まれています。

WebSphere ESB V6.1 メディア・パックには、以下のものが含まれています。

  • ライセンス情報ブックレット
  • ハードコピーのクイック・スタート・ガイド
  • Quick Start CD-ROM
  • WebSphere ESB V6.1 CD-ROMおよびDVD
  • WebSphere Application Server Network Deployment V6.1 CD-ROM
  • Edge Components V6.1 CD-ROM
  • Tivoli Directory Server V6.0 CD-ROM
  • Tivoli Access Manager V6.0 CD-ROM
  • DB2 UDB Enterprise Server Edition V9.1 CD-ROM

WebSphere Process Server V6.1 メディア・パックには、以下のものが含まれています。
  • ライセンス情報ブックレット
  • ハードコピーのクイック・スタート・ガイド
  • Quick Start CD-ROM
  • WebSphere Process Server V6.1 CD-ROMおよびDVD
  • WebSphere Application Server Network Deployment V6.1 CD-ROM
  • Edge Components V6.1 CD-ROM
  • Tivoli Directory Server V6.0 CD-ROM
  • Tivoli Access Manager V6.0 CD-ROM
  • DB2 UDB Enterprise Server Edition V9.1 CD-ROM
  • WebSphere Partner Gateway Advanced Edition V6.1 CD-ROM
  • WebSphere Data Interchange Services V6.0 CD-ROM

WebSphere ESB および WebSphere Process Server の CD-ROM およびDVDは、サポートするオペレーティング・システム・プラットフォームに基づいたグループに編成されています。 サポートされる個々のオペレーティング・システム・プラットフォーム (Windows、AIX、Solaris、HP-UX、Linux、iSeries および pSeries 用 Linux、また zSeries 用 Linux) ごとに 1 つの CD-ROMとDVDのグループが提供されます。 ダウンロード用に、これらの CD-ROMとDVDの グループの対応付けを示す電子アセンブリーが提供されます。 注:メディア・パックには単一の電子アセンブリーは提供されません。

WebSphere Integration Developer V6.1 メディア・パックには、以下のものが含まれています。
  • ハードコピーのクイック・スタート・ガイド
  • Quick Start CD-ROM
o IBM WebSphere Integration Developer, V6.1 Linux and Windows CD-ROMs

o IBM CICS Transaction Gateway, V6.0 Linux and Windows CD-ROMs

o IBM Lotus Forms Designer V3 CD-ROMs

o IBM Lotus Forms Server V3 CD-ROMs

o IBM WebSphere Portal Server V6.0.1 CD-ROMs

WebSphere Integration Developer V6.1 には以下の WebSphere Adapter も含まれています。
  • IBM WebSphere Adapter for JDBC V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for Flat Files V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for Email V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for FTP V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for SAP Software V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for Siebel Business Applications V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for PeopleSoft Enterprise V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for Oracle E-Business Suite V6.1
  • IBM WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne V6.1
[1-6-3] 参照情報
  • 2007年10月10日付け 発表レター「System i関連ソフトウエア機能拡張の 発表」(ASA07034
  • 2007年10月10日付け 発表レター「WebSphere Adapters V6.1 の 発表」(SWA07103)

[1-6-4] 商標および免責事項

  • IBM、AIX、WebSphere、MQSeries、AIX、AS/400、DB2、DB2 Connect、DB2 Universal Database、MVS、CICS、z/OS、zSeries、iSeries、pSeriesおよび OS/390 は、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 
  • UNIX は、The Open Group がライセンスしている米国およびその他の国における登録商標です。 
  • Action Media、LANDesk、MMX、Pentium および ProShare は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
  • Solaris、Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • HP は Hewlett-Packard Development Company, L.P. の商標です。
  • Intel、Intel Inside (logos)、MMX、Itanium、および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。 
  • Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。 
  • 他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。

本発表の内容は、発表時点の情報に基づいて作成されていますが、予告なく変更されることがあります。


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