発表のタイプ:
S/W新製品の発表
カテゴリー:
トランザクションソフトウェア
レター番号:
SWA08086-0
発表日:
20081105
更新日:
20081105
OfferID:
5655R25; 5655-M70
1章コメント履歴:
CICS Transaction Gateway (CICS TG) for z/OS V7.2の発表
[1]発表の概要
[1-1]発表内容
[1-1-1] 製品の概要
本日付でIBM CICS Transaction Gateway for z/OS V7.2を発表いたします。
IBM CICS Transaction Gateway for z/OS V7.2 は、向上した高可用性および新しいリモート接続機能を提供します。
CICS Transaction Gateway は IBM の市場をリードする JCA コネクターであり、CICS サーバーにサービス指向アーキテクチャー (SOA) でアクセスする戦略的な、性能、安全性、および拡張性が高い手段として、1000 社を超えるお客様の環境で運用実績があります。最新版の CICS Transaction Gateway (CICS TG) for z/OS V7.2 は、高可用性およびリモート接続性の 2 つの主要な領域で機能拡張を行い、CICSの接続機能を拡張してお客様のビジネスへの価値を高めます。
■ 高可用性
CICS TG for z/OS V7.2 は、z/OS Sysplex Distributor および Resource Recovery Services と統合可能な高可用性のコネクター・ソリューションを構築するために改善された機能を提供します。それらには以下のような機能があります。
- WebSphere Application Server からのグローバルなトランザクションに XA サポートを提供する際に、複製されたゲートウェイ構成を並列シスプレックス全体に拡張する機能
- ワークロード・バランシングおよび要求の再試行を目的とした、CICS サーバーの動的な選択を可能にするカスタマイズ可能な CICS要求出口
- ECI 要求で CICS サーバー名を再マップする機能
■ 新しいリモート接続性
CICS TG for z/OS V7.2 では、以下のように、新規および既存のクライアント・ランタイム環境への統合が改善されました。
- Microsoft .NET 内の活用および ECI CICS Universal Client ベースのアプリケーションの軽量クライアント占有スペースへのマイグレーションを含む、リモート・クライアント環境からの CICS アプリケーションへのアクセスを提供する C 言語バインディングのセット
- J2EE アプリケーション・サーバー・サポートが拡張され、新しいアプリケーション・サーバー環境に対するランタイム・サポートの提供
■ CICS Explorer の統合
さらに、CICS TG for z/OS V7.2 は、システムをモニターするための新しい Java API を提供し、リモートの Java クライアントから CICS TG ランタイム統計にアクセス可能になります。この新しい API は、Eclipse ベースの Rich Client Platform (RCP) 環境を通じて豊富な CICS ビュー、データおよびメソッドのセットを提供する CICS Explorer との統合を可能にします。CICS Explorer により、お客様が統合 CICS 製品セットを管理する際のユーザビリティーが向上します。
[1-1-2] ハイライト
CICS Transaction Gateway (CICS TG) for z/OS V7.2 には、以下のようなことを可能にする一連の新機能があります。
- 複数の CICS サーバーに要求を分散させる機能の強化による高可用性の向上
- リモートの C または .NET アプリケーション、WebSphere Application Server V7 および BEA WebLogic Server ランタイムを含む主要なクライアント・ランタイム環境への CICS 統合の拡張
- CICS Explorer との統合を可能にする新しいシステム管理インターフェースの提供により、システム管理の簡略化
[1-1-3] 主要前提条件
- z/OS V1.8 またはそれ以降
- IBM 31 ビット Runtime Environment for z/OS, Java 2 Technology Edition バージョン 5
- CICS Transaction Server for z/OS V2.3
- CICS Transaction Server for z/OS V3.1またはそれ以降
[1-1-4] 出荷開始予定日
| プログラム番号 | プログラム名称 | 出荷開始予定日 |
| 5655-R25 | CICS Transaction Gateway for z/OS 7.2.0 | 2008年12月05日 |
[1-2]製品機能詳細
[1-2-1] 製品の機能詳細
■ CICS Transaction Gateway for Z/OS V7.2
市場をリードするエンタープライズ・コネクターである CICS TG for z/OS は、CICS にサービス指向アーキテクチャー (SOA)でアクセスする性能、安全性、および拡張性が高い手段として、数千社のお客様の環境で運用実績があり、以下の機能を提供します。
- CICS アプリケーションへの J2EE 標準ベースのアクセスを可能にしながら、CICS に必要な変更は最小限で、通常は既存の CICSアプリケーションには変更の必要はありません。
- Java、C、Microsoft .NET、および COBOL ランタイムを含む幅広い環境からの CICS アプリケーションへの高速かつ容易なコネクター・アクセスを提供します。
- CICS アプリケーションの、全社的 SOA 内のサービスとしての迅速なデプロイメントを可能にします。
- 既存の CICS アプリケーションを、WebSphere アプリケーション・サーバーのような強力なアプリケーション・サーバー上でホストされている包括的で高度な J2EE および Web サービス・ソリューション内でのサービスとして再利用できるようにします。
- SOA の中核である Enterprise Service Bus (ESB) のような新しい環境に CICS アプリケーションを接続し、CICS アプリケーションを短期間でサービスに変換することが可能です。
J2EE 接続を実現する CICS TG for z/OS 内の戦略的なインターフェースは、すべてのエンタープライズ情報システム (EIS) にプログラミング標準を定義する J2EE のコア・コンポーネントである J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) です。JCA は、実装の容易さとサービスの品質の高さから、今では広く利用される接続方式になっています。Java サーブレットまたは Enterprise JavaBeans (EJB) コンポーネントの使用により、External Call Interface (ECI) を利用して CICS COMMAREA ベースまたはコンテナー・ベースのアプリケーションへのアクセスが可能になります。TCP/IP または SSL 接続オプションの選択がサポートされています。
■ CICS TG for z/OS V7.2 の機能拡張
CICS TG for z/OS V7.2 は、次の 2 つの主要な領域で、前のリリースに対する大幅な機能拡張を行っています。
- 高可用性
- リモート接続性
■ 高可用性
並列シスプレックス環境でのゲートウェイ・デーモンの複製を簡単にするいくつかの新機能が提供されています。これらの機能は、ゲートウェイ・デーモンにより提供されるランタイム統計との統合により問題判別も向上します。
- 論理 CICS サーバー定義を作成し、デフォルト・サーバーを定義するための機能が導入されました。この機能は、複製されたゲートウェイを並列シスプレックスで使用している時に CICS サーバー名を選択するための単純なし仕組みを提供し、CICS サーバーへの EXCI 接続または IPIC 接続のいずれかを使用するすべての非 XA 要求に適用されます。
- ワークロード・バランシングおよび非 XA 要求の要求再試行を目的とした、CICS サーバーの動的な選択を可能にするカスタマイズ可能な CICS 要求出口インフラストラクチャーが提供されています。
- XA トランザクションをサポートするゲートウェイ・グループは、並列シスプレックスの複数の論理区画に分散することができるようになりました。これにより、並列シスプレックスに分散した複製されたゲートウェイのグループが、トランザクションの種類にかかわらず、着信 ECI 要求のための単一のエンドポイントとして機能できるようになります。
■ 新しいリモート接続性
ゲートウェイ・デーモンの機能を使用した新しいタイプのリモート・クライアント・サポートが可能になりました。C ランタイム・ライブラリーおよび言語バインディングのセットが提供され、リモート・クライアント環境からの ECI 要求に対する軽量クライアント・サポートを実現し、CICS COMMAREA ベースのアプリケーションへのアクセスが可能になります。このサポートにより、C++、COBOL、および Microsoft .NET を含む幅広いクライアント・ランタイム環境で役に立つ可能性があります。既存のゲートウェイ機能との統合は、1 フェーズ・コミット・トランザクションのパスワード認証および要求タイムアウトのサポートを提供します。クライアント・アプリケーションの開発およびランタイム・サポート用の再配布可能なマルチプラットフォーム・パッケージが提供されます。
さらに、J2EE アプリケーション・サーバー・サポートが拡張され、WebSphere Application Server V7.0 環境および BEA WebLogic Server V9 環境の両方で CICS JCA 1.5 リソース・アダプターがサポートされるようになりました。
■ 他の機能
以下を含む、いくつかの新しいシステム管理機能が提供されています。
- 統計 API を使用したリモート・クライアントからの要求がサポートされるようになり、マルチ・スタックの TCP/IP システムおよびリモート・モニター・ソリューションの開発をサポートします。クライアント・アプリケーション開発およびランタイム・サポート用の再配布可能なパッケージには、C 言語バインディングおよびマルチプラットフォーム・ランタイム・ライブラリーのセットが含まれます。
- システム・モニター用の新しい Java API が提供され、リモートの Java クライアントから CICS TG ランタイム統計にアクセス可能になります。
- この新機能は、システム管理のための共通の使いやすい Eclipse RCP ベースの環境である CICS Explorer との統合を可能にします。
- 要求モニター出口インフラストラクチャーに対して機能強化がなされ、出口にカスタマイズされたコマンドを送信できるようになりました。この新機能は、カスタマイズしたモニターを動的に制御するための簡単なソリューションとなります。
[1-2-2] 製品の位置づけ
エンドツーエンドのオンデマンド・ビジネス環境をサポートする IBM CICS Transaction Gateway は、性能、安全性、および拡張性が高い J2EE コネクターとしての運用実績があり、CICS システムの変更は最小限でよく、既存の CICS アプリケーションの変更は通常不要です。IBM CICS Transaction Gatewayは、SOA の中核である Enterprise Service Bus (ESB) のような新しい環境に CICS アプリケーションを接続し、CICS アプリケーションを短期間でサービスに変換することができます。
包括的な複合アプリケーション・サービス・インフラストラクチャーを実現するために、CICS TG は WebSphere SOA ファウンデーション・サーバーから CICS TS for z/OS への接続を提供します。これを可能にしている CICS TG 内の戦略的インターフェースは、J2EE 仕様のコンポーネントである JCA アダプターです。
JCA は、実装が簡単で高品質のサービスを提供するため、J2EE の接続によく使用されている方式となっています。JCA は、アプリケーション開発者には透過に接続、トランザクション、およびセキュリティーの代行管理を行います。
WebSphere Application Server の環境のような管理下の環境では、システム契約によってこれらの管理機能が使用可能になります。このため JCA は、COMMAREA ベースまたはコンテナー・ベースの CICS アプリケーションを、WebSphere Application Server で実行する J2EE アプリケーションを統合するための堅固なソリューションとなります。
JCA と Java Message Service (JMS) や Java Database Connectivity (JDBC) などの他の J2EE 標準サービスを一緒に使用するような密結合の接続ソリューションと、疎結合の Web サービスを共存させることで、SOA の敏捷性を活用することができます。
密結合という用語は、変更が容易ではない事前に決定された、クライアントとサーバーの関係またはコンシューマーとパブリッシャーの関係が存在することを意味します。そのような場合は通常、特定のクライアントに対して、エラーに対応した技術的なやり取りを行う特定のサーバーは 1 台のみであるため、クライアントがプロトコル関連のエラーを処理する必要があります。疎結合のシステムは、多くの場合、データ・フロー境界に基づいて分割された問題 (担当者が大きな問題の一部のみを解決し、そのコンテキストは必ずしもわかっていない) を処理するようになっています。多くの場合、そのようなシステムは、本来、担当者を追加することにより拡張可能です。統合のための Web サービスおよび JCA インプリメンテーション間の選択は、複数の基準に基づきます。特定のソリューションの要件に対応付け、それらの要件の優先順位を定めることにより、設計者は特定のケースに対し適切なインプリメンテーションを選択できます。
ご使用のゲートウェイに応じて適切なデプロイメント・プラットフォームを選択することが重要です。CICS TG V7.2 は現在、以下のプラットフォームをサポートしています。
- z/OS
- AIX
- インテル、POWER、または IBM System z 上の Linux
- Microsoft Windows
- SPARC プラットフォーム上の Sun Solaris
- RISC または Itanium プラットフォーム上の HP-UX
これらのプラットフォームでは、サポートされているすべての WebSphere Application Server 環境からサポートされているすべての CICS サーバーへの接続が可能になっています。CICS TG のサービス品質は、z/OS プラットフォーム上にデプロイした場合が最高となります。
TXSeries for Multiplatforms は、エンタープライズ・プログラミング言語で作成されたビジネス上重要なアプリケーションのための分散型の CICS Online Transaction Processing (OLTP) 環境です。CICS TG は、TXSeries CICS サーバーと WebSphere Application Server の間の戦略的コネクターです。TXSeries は、高性能の分散トランザクション・アプリケーションに理想的なデプロイメント環境であり、多言語のマルチプラットフォーム SOA ソリューションに容易に統合できます。TXSeries or Multiplatforms V6.2 は、多くのプラットフォームにわたって次世代の分散型 CICS を拡大および拡張します。TXSeries for Multiplatforms V6.2 について詳しくは、『参照情報』セクションにある発表レターを参照してください。
CICS TS を System z 上の SOA ハブに変換できるように、Rational ツールおよび CICS ツールは、新規アプリケーションを作成する場合でも既存のアプリケーションを再利用する場合でもライフ・サイクル全体にわたってサポートを提供します。Rational Tools ツールは、目標が新しいワークロードを開発およびデプロイして System z 固有のパフォーマンス、可用性、セキュリティー、および費用便益を活用することであれ、メインフレーム・プラットフォームを最新化してビジネス要求への即応性を高めることであれ、既存の CICS アプリケーションの最新化および変換に役立ちます。CICS ツールは、IT 環境の管理を最適化してコストおよび複雑さを軽減してガバナンスと準拠を向上できるようにします。
CICS および System z ツールは、CICS システムの機能、パフォーマンス、および効率を分析して最適化することにより CICS ファミリーのトランザクション処理ソリューションを強化します。これらのツールの中には、お客様が CICS TG を最大限に活用できるようにするものがあります。
- IBM TIVOLI OMEGAMON XE FOR CICS TG ON Z/OS - CICS TG 用のリアルタイムのパフォーマンス管理、モニター、およびトラブルシューティング。
- CICS PERFORMANCE ANALYZER FOR Z/OS - 複雑なメインフレーム CICS アプリケーションの作成、デプロイ、および管理を担当する人など、CICS のパフォーマンス分析、システム・チューニング、およびキャパシティー・プランニングに携わるすべての担当者のニーズに対応する CICS システムおよびアプリケーションのパフォーマンス報告および分析ソリューション。CICS PA は、CICS システム・パフォーマンスの向上、メンテナンス・コストの低減、および IT 投資の戦略的計画のための新たな方法を容易に発見できるレベルの詳細情報および柔軟性を提供します。サービス・チャネルにより CICS PA V2.1 で提供され、CICS TG V7.2 によって System z 上に生成されたその日から SMF 111 レコードのサポートを受けられるため、お客様は CICS システムのパフォーマンスについてさらに包括的に理解できるようになります。
[1-3]前提ハードウェア
CICS TG for z/OS V7.2 は、必要なオペレーティング・システムをサポートするのであれば、どの IBM System z マシン上でも稼働します。
[1-4]前提ソフトウェア
- z/OS V1.8またはそれ以降
- IBM 31 ビット Runtime Environment for z/OS, Java 2 Technology Edition, V5
- CICS TS for z/OS V2.3
- CICS TS for z/OS V3.1 または V3.2
- WebSphere Application Server for z/OS V7.0
- WebSphere Application Server for z/OS V6.1
- WebSphere Application Server for z/OS V6.0*
*注: リモート・モードのみで使用する場合は、使用する WebSphere ならびに WebSphere Application Server for Multiplatforms V6.0、V6.1、V7.0 のレベルに適切なリソース・アダプターが必要です。詳細については、「Supported Software for CICS Transaction Gateway Product」を参照してください。
ソフトウェア要件についての最新情報およびさらに詳しい情報については、こちらで「Supported Software for CICS Transaction Gateway Product」を参照してください。
プログラム仕様書および所定稼働環境に関する情報は、入手可能であれば、read-me ファイルなどのプログラムに添付された資料や、発表レターなどの IBM によって公表された他の情報で確認できます。 資料およびその他のプログラム内容は、英語のみで提供される場合があります。
[1-5]考慮事項
[1-5-1] セキュリティ、監査性およびコントロール
CICS TG for z/OS V7.2は、製品が導入されるシステムのセキュリティーおよび監査機能を使用します。 お客様はSecu rity Authorization Facility (SAF)に準拠しているどのセキュリティー製品、たとえばRACF等を使うことができます。
アプリケーション・システムおよび通信機能におけるセキュリティー機能、管理手順、および適切な統制に関する評価、選択、および実装は、お客様の責任で行っていただきます。
[1-5-2] 互換性
■ EWLM の廃止
CICS Transaction Gateway V7.1 および CICS TS V3.2 のリリース後、2008 年 3 月 10 日付で IBM による Enterprise Workload Manager (EWLM) V2.1 の営業活動は終了し (2007 年 12 月 5 日 IBM付け営業活動中止の発表レター (SWG07023) を参照)、EWLM に取って代わる後継の製品は発表されていません。したがって、EWLM のサポートは、CICS Transaction Gateway V7.2 で終了しました。詳しくは、こちらの記事を参照してください。
■ AutoJavaGateway の互換性
AutoJavaGateway Java クラス自動プロトコルの代わりに、CICS TG for z/OS V7.2 以降では、ローカルの TCP または SSL プロトコルを使用することを推奨します。
■ 非同期 ECI Java API
すでに発表したとおり、CICS TG の次のリリースから、非同期 ECI 要求に対する ECI 汎用応答、検証されていないメッセージ修飾子、および検証されていない作業単位のサポートは打ち切られます。同期 ECI 要求を使用するようにアプリケーションをマイグレーションするか、または非同期 ECI 要求に対する汎用応答を使用不可に設定し、すべての作業単位およびメッセージ修飾子を検証することを推奨します。
■ J2EE アプリケーション・サーバーでの Java ベース・クラスのサポート
すでに発表したとおり、CICS TG Java 基本クラス API (JavaGateway、ECIRequest、EPIRequest) は WebSphere Application Server V7 の EJB コンテナー内ではもうサポートされません。アプリケーションを JCA ベースのソリューションに移植することを推奨します。基本クラス API は、Web コンテナー内のサーブレットとの使用のために、以下の制限付きで引き続きサポートされます。
- ECI 要求はすべてトランザクション要求であってはなりません。すなわち、フィールド ECI_NO_EXTEND のみが ECIRequest コンストラクター上で Extend_Mode としてサポートされます。
- ECI 要求はすべて同期していなければなりません。すなわち、フィールド ECI_SYNC または ECI_SYNC_TPN のみがコール・タイプとしてサポートされます。
- すべての EPI 要求は EPI サポート・クラス (端末、画面、フィールド) を使用する必要があります。
[1-5-3]バリュー・ユニットによる料金設定
適格 IBM System z IBM プログラムのご使用条件 (IPLA) のバリュー・ユニット料金設定により、増分拡張および企業集約のコストを引き下げることができます。 バリュー・ユニット料金設定を伴う個別の System z IPLA 製品には、バリュー・ユニット別の単一料金のほか、指定の測定単位をバリュー・ユニットに変換するための変換マトリックス (Value Unit Exhibit と呼ばれています) があります。 IBM は通常、サービス・ユニットに変換するための測定単位として MSU (Millions of Service Units) を指定しています。 その他の測定単位は、エンジンまたはメッセージです。 MSU は最も一般的な測定単位なので、これを以降の説明で使用します。
バリュー・ユニット料金設定には利点があります。 バリュー・ユニット料金設定が適用される個別の System z IPLA プログラムについては、該当する契約条件を満たすためにプログラムで必要とする数量が「必要なライセンス・キャパシティー」と称されています。 さまざまな Value Unit Exhibit のいずれも、必要なライセンス・キャパシティーが大きいほど MSU 別の必要なバリュー・ユニット数が少なくなるように定めています。 Value Unit Exhibit は、3 桁のコードで一意に識別されるものであり、VUExxx (xxx は 3 桁のコード) という名称で参照されます。
バリュー・ユニットで料金設定されたプログラムを後から取得すると、料金上の利点が大きくなります。 取得した個別の System z IPLA プログラムの数量は「適格ライセンス・キャパシティー」と呼ばれます。 System z IPLA プログラムの適格ライセンス・キャパシティーを増やしたい場合、必要な追加バリュー・ユニットを決定するための計算の基準は、取得済みのバリュー・ユニットの数です。
バリュー・ユニット料金設定による個別の System z IPLA プログラムについては、次の作業を行う必要があります。
- 必要なライセンス・キャパシティーを MSU 単位で決定する。
- 企業全体の MSU を 集約する。
- 該当する Value Unit Exhibit を使用して、MSU の合計をバリュー・ユニットに変換する。
- バリュー・ユニット別の料金にバリュー・ユニットの合計数を乗じて、総コストを決定する。
指定された測定単位とバリュー・ユニットとの間の相互変換を簡素化するには、Value Unit Converter Tool を使用します。 Value Unit Converter Tool またはその追加情報を入手するには、Value Unit Converter Tool の Web サイトをご覧ください。
http://ibm.com/zseries/swprice/vuctool
注: 特定の製品のバリュー・ユニットを他の製品のバリュー・ユニットと交換または集約することはできません。
選択した System z IPLA プログラムに関して必要なライセンス・キャパシティーを決定するには、「発注情報」の項を参照してください。
[1-6]関連情報
[1-6-1] 出版物
プログラム・ディレクトリー(GI13-0512)はハードコピーで製品と一緒に出荷されますが、それ以外にハードコピーで出荷される資料はありません。
CICS TG for z/OS V7.2 用の Information Center は、製品についての情報を提供し、製品付属の CD-ROM に収録されています。Information Center for CICS TG for z/OS V7.2 は個別に発注することも可能です (発注番号 SC34-6986)。
Information Center は、Eclipse プラットフォームに基づきます。この形式でのデリバリーでは、現在他の多くの IBM 製品が採用している共通フレームワークを活用します。これはお客様にさまざまな利点をもたらします。その一つは、共通フレームワークの使用です。これにより、すべての使用製品にわたって共通のルック・アンド・フィールおよび動作の一貫性がもたれます。このインフラストラクチャーにより、ユーザーは複数の製品からのプラグインを使用して Information Center のカスタマイズを行うことも、独自のプラグインの作成を行うことも可能になります。
2008 年 11 月 28 日から、Information Center は、以下の Web サイトでアクセスすることもできます。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicstg/v7r2m0/index.jsp
CICS TG for z/OS V7.2 に関する情報は、以下の資料でインフォーメーション・センターから提供されます。
資料名 | 資料番号 |
| CICS TG for z/OS V7.2: z/OS Administration | SC34-6961 |
| CICS TG for z/OS V7.2: Messages | SC34-6964 |
| CICS TG for z/OS V7.2: Programming Reference | SC34-6966 |
| CICS TG for z/OS V7.2: Programming Guide | SC34-6965 |
これらの資料は、インフォーメーション・センターに統合されていますが、 個別の資料としてPDF形式でインフォメーションセンターまたはIBM パブリケーション・センターからダウンロードすることも可能です。 IBM パブリケーション・センターは以下の Web サイトでアクセスできます。
http://ehone.ibm.com/publications/servlet/pbi.wss?CTY=GB
IBM Publications Center は、70,000 品目のカタログと、IBM 製品出版物およびマーケティング資料のための全世界に対する中央リポジトリーです。拡張検索機能が使用できます。発注の支払オプションとしては、クレジット・カード (米国) を使用するか、または 20 か国でお客様番号を利用できます。
また、さまざまなファイル形式の多数の出版物をオンラインで利用することができ、それらはいずれも無料ですべての国でダウンロードできます。
IBM Publications Center;
http://www.ibm.com/shop/publications/order (日本語選択可)
[1-6-2] アクセシビリティー情報
次の機能は、障害者が使用する場合にサポートされます。
- キーボードのみによる操作
- オプションのフォント拡大およびハイコントラスト表示の設定
- 視覚障害者による使用のテストを行ったスクリーン・リーダーおよび画面拡大装置
- 色彩にとらわれずすべての情報とのコミュニケーション
インフォメーション・センターには、視覚、身体、または聴覚障害者の方がアクセスできます。すべての機能は、マウスを使用せずに実行可能です。すべての図には、スクリーン・リーダーで読み取ることができるテキスト記述があります。資料は、Acrobat Reader 8.1またはそれ以降を使用してアクセス可能な PDF 形式でも提供されています。
[1-6-3] 参照情報
- 2008年11月 5日付発表レター「CICS Transaction Gateway (CICS TG) for Multiplatforms V7.2 の発表」(SWA08087)
- 2007年12月 5日付発表レター「TXSeries for Multiplatforms V6.2の発表」 (SWA07131)
[1-7] 商標および免責事項
- IBM、AIX、WebSphere、MQSeries、AIX、AS/400、DB2、DB2 Connect、DB2 Universal Database、MVS、CICS、z/OS、zSeries、iSeries、pSeriesおよび OS/390 は、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
- Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- UNIX は、The Open Group がライセンスしている米国およびその他の国における登録商標です。
- Action Media、LANDesk、MMX、Pentium および ProShare は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- Solaris、Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- HP は Hewlett-Packard Development Company, L.P. の商標です。
- Intel、Intel Inside (logos)、MMX、Itanium、および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
- 他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。
本発表の内容は、発表時点の情報に基づいて作成されていますが、予告なく変更されることがあります。
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