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  1. 発表のタイプ:

    S/W新製品の発表

  2. カテゴリー:

    Tivoli

  3. レター番号:

    TIV06068-0

  4. 発表日:

    20060906

  5. 更新日:

    20060906

  6. OfferID:

    5698A18; 5698S52

  7. 1章コメント履歴:


Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 の発表


[1]発表の概要



[1-1]発表の概要


本日付で Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 を発表します。

[1-1-1]製品の概要

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、Microsoft Windows で稼働する、PC ベースのパフォーマンスのモデル化およびキャパシティー・プランニング・ツールです。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、ご使用の PC またはラップトップ・コンピューターと同様に持ち運び可能です。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、IBM eServer zSeries および System/390 (S/390) でのシステム管理用に設計された製品です。

オペレーティング・システムの複雑さが増し、ワークロードに対する応答速度が多大な影響をもつ今日、基本的な中央処理装置 (CPU) の使用状況だけではもはや、キャパシティー・プランニングのための情報として十分に対応できません。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 をご使用になれば、次のような変更の影響をモデル化することができます。

  • CPU の数と速度
  • ディスク入出力の応答時間
  • ページング率 (補助および拡張メモリー・ページング)
  • 論理区画 (LPAR) の定義とパラメーターの変更

■ V2.3 の新機能
  • モデル化された CPU の速度は、プロセッサーの実際の使用状況に基づいて動的に調整されます。
  • ディスパッチング優先順位は、同じ重要度を持つワークロードについて動的に調整されます。
  • マルチ・イメージ実行ウィザードと呼ばれる実行オプションが追加されました。 これは同じプロセッサー上の複数の LPAR (イメージ) のモデル化に関係した、複数のシナリオを簡単にモデル化できます。
  • LPAR 名は、新規モデルの作成時に生成されるようになりました。
  • 画面の改善などの、いくつかの使いやすさのための更新が追加されました。

■ 言語サポート

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、英語版ですが、日本語の 2 バイト文字セット (DBCS) システムでサポートされます。


■ 開発意向表明

IBM は、2007年上半期に z9 Integrated Information Processor (zIIP) エンジンのパフォーマンス・モデルをサポートする意向です。

開発意向表明は、IBM の現在の意向を示すものです。IBM の製品開発計画は、お客様にお知らせすることなく変更または撤回される可能性もあります。製品化に関する最終決定はあくまでも IBM の技術的およびビジネス上の判断に基づいて行われることを予めお断り致します


[1-1-2]ハイライト

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、下記のために使用できる OS/390 および z/OS ベースのメインフレーム・コンピューター用の PC ベースのキャパシティー・プランニングおよびパフォーマンス・モデル化ツールです。
  • メインフレーム・システム・リソースの最適化の支援
  • ユーザーの満足度を達成する最適なサービスの提供の支援
  • 計画および予測を支援するプロアクティブ・モードへの切り替え
  • 追加または新規ワークロードへの対応
  • 日常のワークロード・データの収集およびレポート作成の支援
  • "what-if" シナリオ 対 実際のシナリオのモデル化
  • 複数のイメージ・モデル化機能の提供
  • ワークロードおよび LPAR データの編集の支援
  • 将来の更新、および他の長期的なシステム・キャパシティーの要件に応じた計画の支援
[1-1-3]出荷開始予定日

製品名
バージョン/
リリース
出荷開始予定日
Tivoli Performance Modeler for z/OS
V2.3
2006年9月8日


[1-2] 製品機能詳細


[1-2-1] 製品の機能詳細

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、IT コスト管理を支援すると同時に、コンピューティングの許容レベルを計画するのに役立ちます。 お客様は応答時間の許容限界、ワークロードのレベル、およびエンド・ユーザーが利用できるサービスの定義に、以下の方法で役立てることができます。

  • トラッキングおよびレポート作成機能: 傾向分析のためのヒストリカル・グラフを含む、リソース使用率を収集し、レポートを作成します。
  • ワークロードの特徴付けと優先順位: ユーザーがデータのレポート作成のための集計レベルを決定します。
  • zSeries および S/390 にまたがるエンド・ツー・エンド・パフォーマンスのモデル化。
  • 手動入力された入力データもしくは他のツール (RMF、CMF) から取り込まれた入力データのモデル化。
  • 高速で効率的なシミュレーション技法。
  • 入力データと結果レポートの間の明確な関連付けをもつ、使いやすいインターフェース。

重要事項: 質の良いデータを使用することで、より優れた意思決定支援を行うことができます。

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 のその他の特性は、次のとおりです。
  • インストールが容易でしかも数分以内に稼働状態になります。
  • すべての IBM eServer zSeries および S/390 モデルのシミュレーションを PC 上で実行することができます。
  • ユーザーによる現在の S/390 環境および将来のプロセッサー・タイプへの、ワークロード変更の効果検討の支援。
  • 実際のシナリオを実行するコストを省いて、"what if" シナリオを検討できます。
  • ハードウェアおよびソフトウェアの変更による影響予測の支援。
  • プロセッサーのキャパシティーに対する現在のプロセッサー使用率を示します。
  • プロセッサー・キャパシティーを増やさなければならない時期の予測を支援します。
  • Lotus 1-2-3 や Microsoft Excel などの表計算ツールとの統合手段を提供します。

■ モデル化された中央処理装置 (CP) の速度の動的調整

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、プロセッサーの実際の使用状況に基づいて、モデル化された CP の速度を動的に調整するように設計されています。 たとえば CP の定格 MIPS (毎秒 100 万回の命令実行能力) 速度が、プロセッサーが 90% のビジー状態で実行していることを表しているということは、IBM の LSPR (Large Systems Performance Reference) キャパシティー率が、90% のビジー状態で測定されているということです。 同じマシンが 50% のビジー状態で稼働している場合、効率を高めて、より高い MIPS 速度で稼働することができます。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、シミュレート時に得られる実際の使用率に基づいて、各 CP の MIPS 速度を調整できます。

■ ワークロードのディスパッチング優先順位の動的調整

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、同じ重要度を持つワークロードのディスパッチング優先順位を動的に調整するように設計されています。 V2.3 以前は、ワークロードにはその重要度および実行速度に基づいてディスパッチング優先順位が割り当てられていました。 ワークロードにディスパッチング優先順位が一度割り当てられると、変更ができず、優先順位が高いワークロードが優先順位が低いワークロードの前に必ず優先使用していました。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、同じ重要度で実行しながら、異なる実行速度目標を持つワークロードのディスパッチング優先順位を、Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 の実行中に変更できるように設計されています。 これにより、同じ重要度を持つ作業であれば、ときには低い優先順位の作業が高い優先順位の作業より前に実行され、モデル化の結果をより正確なものにすることができます。

■ 同じプロセッサー上の複数の LPAR のモデル化が関係する複数シナリオのモデル化

マルチイメージ実行ウィザードと呼ばれる新規実行オプションにより、同じプロセッサー上の複数の LPAR (イメージ) のモデル化が関係する、複数シナリオの簡単なモデル化を支援する方法が提供されます。 V2.3 以前には、新規構成ファイルを作成するには、各シナリオで別個の複数のイメージの実行が必要でした。 ユーザーはそれらの新規構成ファイルを一度に 1 つずつ実行する必要がありました。 新しいマルチ・イメージ実行ウィザードを使用すれば、ユーザーは 1 つのパネル上でさまざまなシナリオを指定して、すべての構成ファイルを生成し、それ以上の介入を行わずに実行することができます。 これにより、同じプロセッサー上の複数イメージのモデル化を大幅な単純化の支援ができます。

■ LPAR 名の生成

LPAR 名は、新規モデルの作成時に生成できるようになりました。 V2.3 より前には、すべての LPAR は (モデル化のために選択された 1 つを除く)、LPAR #2 と呼ばれる 1 つの結合 LPAR にまとめられていました。 Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 を使用すれば、作成プロセスの一部として、プロセッサー上で稼働する各 LPAR に対して 1 つの LPAR 定義が自動的に生成され、正しい LPAR 名が作成されます。 新規モデルを、モデル化される実際のプロセッサーにより類似したものにすることに加え、この LPAR 名の機能強化により、統合をモデル化するときにどの LPAR を含めるまたは除外するかの容易な定義を支援します。

■ パフォーマンス管理

定義によると、システムがエンド・ユーザーに約束したサービスをもはや提供できなくなったとき、そのシステムはキャパシティー不足になったと言えます。 キャパシティーを増量する時期を的確に予想するために、キャパシティー・プランニング・ツールは、エンド・ユーザー・パフォーマンスに対する変更の影響を予測 (モデル化) できなくてはなりません。 複数層プラットフォーム、およびインターネット、イントラネット、エキストラネットへの依存が、予測を非常に難しくしています。 キャパシティー・プランニング・ツールは、サービスの提供に必要なすべてのコンポーネントについて考慮する必要があります。 システム・プログラマーまたは操作員は、キャパシティー・プランニングのツール -- またはパフォーマンスのモデル化のツール -- を利用して、メインフレーム・コンピューターの実際のパフォーマンス動作をシミュレートすることができます。 このツールを使用して、上記のような複雑なメインフレーム・システムの出力を予想し、さらにはハードウェアまたはソフトウェアの変更により生じる影響の予測を支援できます。 このデータを利用して、zSeries または S/390 をプロアクティブに管理することができます。

ベースラインとなるモデルを作成して調整した後、すべての結果は、そのベースラインと比較されます。 構成定義の変更は比較的簡単です。

■ シミュレーション・モデルと分析モデル

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、オペレーティング・システムに変更が生じた場合、それを反映するために容易に変更できるシミュレーション・モデルを作成します。

モデル化技法は通常、2 つのカテゴリー (シミュレーションまたは分析) のいずれかに分類されます。 場合によっては、両方の技法を組み合わせて使用するハイブリッド・モデルが開発されてきました。 これらの技法の相違点は、次のとおりです。 分析モデルは、モデル化するプロセスが記述された数式で構成されます。 分析モデルは、モデル化対象のプロセスがよく理解されており、数式で表すことができる場合に用います。 シミュレーション・モデルは、モデル化する実際のプロセスの単純形式での実行に依存します。 これらのプロセスは、ある期間にわたって実行されるので、シミュレーションにおいても、実プロセスを模倣する定常状態にするために、これらのプロセスを繰り返し実行 (シミュレート) する必要があります。

分析モデルは一般的には、その性質により、素早く実行でき、シミュレーションよりも消費する処理電力が少なくて済みます。 分析モデルは、かなりの数の数式を、数秒もしくはそれより短時間のうちに実行します。 コンピューター・ベースのシミュレーターは、1 時点をシミュレートするために多数の命令を実行しなければなりません。 シミュレーターは、ある期間をモデル化しなければならないので、意味のある結果を得られるまでに、何回もの反復作業が実行されます。 これは、シミュレーターの実行が、分析モデルと比較して、より長時間にわたり大量のコンピューター・リソースを使用するということです。 今日、シミュレーターは、分析式が適さない複雑なプロセスの予想に使用されています。 これらのシミュレーターの例として、天候や石油鉱床の存在を予想するためのモデルなどがあります。 これらのモデルは、大量のコンピューター・リソースを必要としますが、分析技法では得られない結果を得ることができます。

初期のメインフレーム・コンピューターの頃は、オペレーティング・システムも現在より単純でした。 時が経ち、さまざまな機能が加えられてオペレーティング・システムも複雑になりました。 以前の分析モデルは、コンピューター・パフォーマンスの予想を目的として開発され、現在のシステムの変化し続ける性質と複雑さに追い付いていくのが難しくなりました。 分析モデルは、モデル化する実際のイベントを表現する数式を使用します。 分析モデルの内部に変更を加えることは、これらの数式を変更しなければならないことを意味します。 これを行うのは難しいことです。 コンピューター・システムがより複雑化するに従い、これらのシステムを正確にモデル化できるキューイング式を導き出すことは、ますます困難になる可能性があります。

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 はシミュレーション・モデルを作成するので、システムの変更に取り残されないようにする場合、分析モデルを使用する製品より有利です。 シミュレーション・モデルは、実際のシステムのモデル化を (キューイング式ではなく) プログラミングに依存しています。 一般的には、新しいキューイング式を生成するよりも、シミュレーターをシステム変更に対応するよう再プログラミングするほうが、はるかに容易です。 一般的にシミュレーターは、オペレーティング・システムに変更が生じたときに、それをモデル化するために再プログラミングすることが容易です。

■ モデルの入出力

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、多種多様なハードウェアおよびソフトウェアの変更をモデル化できます。

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、お客様による "what-if" シナリオの分析を支援する強力なツールです。 たとえば、次のことが生じた場合の影響をモデル化することができます。
  • ハードウェア構成の変更
  • 1 LPAR あたりの論理 CPU の数、および加重係数を含む、LPAR パラメーターの変更
  • ワークロードの増加率の変化

入力定義は、次の 3 つの分かりやすい画面で入力します。
  • 構成画面
  • ワークロード・アクティビティー画面
  • LPAR 定義画面

キャパシティー・プランニング・モデルを作成して調整するとき、数値データまたはテキスト・データを取り込むことができます。 週次レポートを集計したら、複数の週次レポートをマージして月次レポートを作成できます。

出力メトリックは、モデル化する各ワークロードのパフォーマンスです。
  • オンライン・ワークロードの場合 -- 平均応答時間 (秒)
  • バッチ・ワークロードの場合 -- 平均経過時間

■ ワークロード・パフォーマンスのグラフ化

シミュレーターの実行中、ワークロード・パフォーマンスのグラフィカル・ピクチャーが表示されます。 連続的に更新される線グラフとして表示させるワークロードを、パネルに表示された 40 個のワークロードから最大 4 つ選択できます。


[1-3] 前提ハードウェア


Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 のためのハードウェア要件は次のとおりです。

  • 必要とされるオペレーティング・システムのいずれかを実行できる IBM メインフレーム・システム。 ソフトウェア要件を参照してください。
  • サポートされている Windows バージョンのいずれかを実行できる PC。


[1-4]前提ソフトウェア

注意:標準サポート期間の終了しているプラットフォーム(例えば、Windows 2000)上での稼動で問題が生じた場合には、IBMサポートはベスト・エフォート・ベース(努力の範囲内)に限定されます。

構成するメインフレーム・システム上に、次のものが必要です。

  • 以下のオペレーティング・システムのいずれか:
    - z/OS (5694-A01)
    - z/OS.e (5655-G52)
    - OS/390 (5647-A01)
    - MVS/ESA
  • IBM z/OS Resource Measurement Facility (RMF)、または同等のソフトウェア (BMC Software の CMF MONITOR など)

ツールを稼働させるワークステーションマシン上に、次のソフトウェアが必要です。
  • 次のいずれかの Windows バージョン
    - Windows 2000
    - Windows XP
  • モデル化の結果をグラフにするために、次のいずれかの表計算製品
    - Microsoft Excel
    - Lotus 1-2-3


[1-5] 製品の位置づけ


Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 は、パフォーマンス・レポートの作成、キャパシティー管理、サービス・レベル管理およびアカウンティングのために、全社規模での IT 情報への容易なアクセスを可能にする中央リポジトリーを提供する Tivoli Decision Support for OS/390 を補完する製品です。


[1-6]関連情報



[1-6-1] 出版物

以下の資料 (英語) は、出荷開始予定日以降に次の Web サイトからダウンロードすることができます。

http://www-306.ibm.com/software/tivoli/library/

タイトル
資料番号
IBM Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 User's Guide and Reference
SC31-6385

[1-6-2] パッケージング

Tivoli Performance Modeler for z/OS V2.3 には、次のものが同梱されています。
  • プログラムのご使用条件 (Z125-3301)
  • CD-ROM
[1-6-3] 商標および免責事項
商標
IBM、AIX、AIX 5L、WebSphere、MQSeries、LoadLeveler、AS/400、DB2、z/OS、eServer、zSeries、pSeries、iSeries、xSeries、および OS/390 は、IBM Corporation の商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 
UNIX は、The Open Group がライセンスしている米国およびその他の国における登録商標です。 
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Intel、Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。

免責事項
本発表の内容は発表時点の情報に基づいて作成されていますが、予告なく変更されることがあります。


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