発表のタイプ:
S/W新製品の発表
カテゴリー:
Tivoli
レター番号:
TIV08037-0
発表日:
20080611
更新日:
20080611
OfferID:
5697-J10; 5697-J15
1章コメント履歴:
IBM Operations Manager for z/VM V1.3 の発表
[1]発表の概要
[1-1]発表内容
[1-1-1] 製品の概要
IBM Operations Manager for z/VM V1.3 は、z/VM 環境 (Linux on System z などのゲスト・オペレーティング・システムをサポートする環境を含みます) での自動化機能をサポートします。
■ 新機能
- モニター・オプションが追加されました。
- Operations Manager for z/VM を使用して、VM Event System Service (*VMEVENT) が起動したイベントを処理できます。機能拡張されたリモート・システム・サポートでは、Linux ゲストからの syslogd() 出力などを TCP/IP を介して入力として受け取ることができます。
- さまざまなユーザビリティー強化機能およびよりきめ細かなセキュリティー・オプションが組み込まれています。
Operations Manager for z/VM V1.3 の詳細については、次のアドレスを参照してください。
http://www.ibm.com/software/sysmgmt/zvm/operations/index.html
[1-1-2] ハイライト
IBM Operations Manager for z/VM V1.3 は、以下の機能を提供します。
- 新しいスプール・モニター機能を提供する自動化機能の拡張
- スプール・ファイルを検索および表示する際の生産性向上を目的とした機能拡張
- コンソール・メッセージ処理の改善 - これには、Linux ゲストからの syslogd() 出力などを TCP/IP を介してリモート入力として受け取るサポートなどが含まれます。
- 活動状態のコンソールへの読み取りアクセスまたは更新アクセスなど、よりきめ細かなセキュリティー・オプション
- さまざまなユーザビリティーの機能拡張 - これには、STATUS コマンドへの応答としてより詳細なデータの提供および追加コマンドのワイルドカード・サポートなどが含まれます。
製品名 | ライセンス | サブスクリプション&サポート | 出荷開始予定日 |
| IBM Operations Manager for z/VM V1.3 | 5697-J10 | 5697-J15 | 2008年6月13日 |
[1-2]製品機能詳細
[1-2-1] 製品の機能詳細
スプール・スペース用に新しいモニター機能が追加されています。 これには、以下の値をモニターする機能が組み込まれています。
- スプール・データ量のしきい値。 例えば、スプール域が 80% の限界値を超えると、自動的にアクションをとることができます。
- スプール域の使用量の範囲。 例えば、スプール域が 5% から 15% の使用限界範囲になると、それをトリガーとしてアクションを起こすことができます。
- スプール域の使用量の増加率。 例えば、スプール域の使用量が 5 分間に 30% を超増加すると、自動的にアクションをとることができます。
Operations Manager for z/VM V1.3 を使用すると、許可ユーザーは、スプール・スペースのモニターだけでなく、スプール・ファイルのリストを表示、検索、および処理することができます。 このシステム上でスプール・ファイルを検索するときに、以下の基準を自由に組み合わせて指定することができます。
- サイズ
- 作成日付
- 所有者
結果のリストで、システム・ファイル以外の閉じているファイルの内容を見ることができます。 許可ユーザーは以下の操作を行うこともできます。
- ファイルの消去
- ファイルの転送
- ファイルの外部属性の変更
- ファイルのユーザー保留状況の変更
コンソール・データは、TCP/IP を介して Operations Manager for z/VM V1.3 に送信して、処理することができます。 Operations Manager for z/VM は、データが従来の SECUSER または OBSERVER インターフェースを介して着信したかのように処理し、ユーザーが事前に定義した規則を有効にして、対応するアクションをとります。
これは、以下のことを可能にします。
- 他のシステムからのコンソール出力 (たとえば、 Linux ゲストからのsyslogd() 出力) を自動的に処理する。
- 必要なデータを含むコンソール出力を作成し、それを Operations Manager for z/VM に送信することによって、ユーザーが定義した規則およびアクションをテストする。
- VIEWCON などのような Operations Manager for z/VM インターフェースを使用してリモート・コンソールの内容を表示する。
Operations Manager for z/VM V1.3 では、VM Event System Service (*VMEVENT) のサポートが追加されており、z/VM の自動化を 1 か所に統合できます。 あるユーザー ID に対して開始された LOGOFF タイムアウトなどのイベントの通知は、Operations Manager に送信され、ここで、ユーザーはとるべき対応アクションを定義できます。
Operations Manager V1.3 は、よりきめ細かなセキュリティーを設定するための新規オプションを提供します。
- Operations Manager V1.2 では、ユーザーは、構成権限が必要なすべてのコマンドなどのコマンド・グループに対して許可されていました。 Operations Manager V1.3 では、RACF Security Server feature for z/VM などの外部セキュリティー・マネージャーを使用して、ユーザーが発行できる Operations Manager コマンドを指定できるようになりました。 この機能を使用すると、規則の定義はできるが、アクションの定義はできないようにする許可などをユーザーに付与することができます。
- 代替ユーザー権限の下でアクションを実行できるようにする新規オプションがアクション定義に追加されました。 代替ユーザー権限は、CP DIAGNOSE コード x'D4' の使用が許可されているものに制限されます。 Operations Manager の ALTUSER および SECLABEL パラメーターにはいくつかのオプションがあります。
- RACF Security Server feature for z/VM などの外部セキュリティー・マネージャーを使用して、特定のコンソールに対してユーザーが持つアクセスのレベルを指定できます。 読み取りアクセスを持つユーザーは、コンソールを表示することだけが可能です。 更新アクセスを持つユーザーは、コンソールを表示し、VIEWCON コマンド行からモニター対象の仮想計算機に送信されるコマンドを発行することができます。
- ユーザーが VIEWCON からモニター対象の仮想計算機に対してコマンドを発行すると、Operations Manager for z/VM V1.3 は、各コマンドを発行したユーザーの ID をログに記録します。
Operations Manager V1.3 は、関連したアクション間の遅延を指定できる新規オプションを提供します。
Operations Manager for z/VM V1.3 には、次のような、さまざまなユーザビリティー強化機能が組み込まれています。
- STATUS コマンドへの応答として追加の詳細情報が表示されます。 例えば、この応答には、現在どの規則、モニター、およびスケジュールが中断あるいは再開されているかといった情報が含まれるようになりました。
- VIEWCON コマンドにワイルドカード・パターンを指定すると、複数の活動状態のコンソールを同時に表示できます。 表示を事前に定義しておく (DEFVIEW の使用による) 必要はありません。 ただし、頻繁に要求されるコンソールのグループについては、やはり DEFVIEW の使用をお勧めします。
- Operations Manager に含まれるさまざまな機能の使用をユーザーに許可するコマンドに対してワイルドカードのサポートが追加されるようになりました。
- データ・スペースに対して定義されるサイズの単位にバイトだけでなくメガバイトも追加されました。
- 活動状態のコンソールを表示する時に、以下のことが可能になりました。
- 表示をコンソールの最後の n 行に制限する
- 新規構成ファイルを動的にロードすると、使用可能なリソース・タイプすべてを一度に消去できます。
- アクション定義に指定されるコマンドに EXEC または CP 接頭部が不要になりました。 Operations Manager for z/VM は、IMPEX および IMPCP の CMS 設定を受け入れます。
[1-3]前提ハードウェア
Operations Manager for z/VM V1.3 前提ソフトウェアをサポートするどのハードウェア上でも動作します。
[1-4]前提ソフトウェア
- これらの製品に対するすべての前提条件および相互前提条件が適用されます。
以下の製品は、該当の製品に対してサービスが使用できる場合にのみ、サポートされます。
Operations Manager for z/VM V1.3 には以下のものが必要です。
- z/VM V5.2 (5741-A05) またはそれ以降
- 以下のための RACF Security Server feature for z/VM などの外部セキュリティー・マネージャー
- VIEWCON を使用するコンソールへの読み取りアクセスまたは更新アクセス
- VIEWSPL を使用するスプール・ファイルへの読み取りアクセスまたは更新アクセス
- *VMEVENT 機能を使用するための z/VM V5.3 (5741-A05)
プログラム仕様および所定稼働環境の情報については、README ファイルなどプログラムに付属した資料 (ある場合)、または発表レターなど IBM が発行するその他の情報を参照してください。 資料およびその他のプログラムの内容は英語版のみで提供される場合があります。
[1-5]考慮点
[1-5-1] 互換性
Operations Manager for z/VM V1.2 から V1.3 へ移行した場合、以下の機能は上方互換性がありません。
- DEFTIMR および DELTIMR 構成ステートメントは使用不可になりました。 これらは DEFSCHD および DELSCHD で置き換えることができます。
- STATUS および CONFIG コマンドの MONITOR パラメーターは、MACHINE パラメーターに置き換えられ、仮想計算機、スプール・スペース、および *VMEVENT に対するモニターが区別されるようになりました。
- アカウンティングおよびモニター収集レコードのフォーマットが変わりました。 詳細については、製品資料を参照してください。
V1.2 で作成された構成ファイル内のその他の情報はすべて V1.3 でも引き続き有効です。
IBM Operations Manager for z/VM は、オペレーティング・システムのセキュリティーおよび監査機能を使用します。アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機構、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。
[1-6]関連情報
[1-6-1] 出版物
プログラム・ディレクトリー以外に、このプログラムに同梱されたハードコピー資料はありません。
以下の資料は、出荷開始予定日に IBM Publications Center からダウンロードすることができます。
資料名 | 資料番号 |
| Installation and Administration Guide | SC18-9347 |
| Program Directory | GI10-8664 |
[1-6-2] パッケージング
Operations Manager V1.2.0 は、1 本の VMSES/E インストール可能テープに収められて納入されます。 プログラム・ディレクトリーおよびライセンス情報 (LI) 文書の 1 コピーもパッケージに含まれています。 その他の資料はすべて、本製品に関する以下の Web サイトにソフトコピー形式で提供されています。
[1-6-3] 料金体系
詳細は、以下の各項目を展開してください。
IBM Tivoli 拡張バリュー・ベース料金設定
IBM Tivoli ソフトウェア製品の料金設定には、IBM Tivoli の拡張バリュー・ベース料金設定が使用されます。 拡張バリュー・ベース料金設定システムは、管理対象環境アプローチを使用する IBM Tivoli 環境管理ライセンス交付モデルに基づいています。 このアプローチでは、インストールされている製品コンポーネントの数とタイプではなく、管理されている内容によって料金が決定されます。
例えば、IBM Tivoli のモニター製品 (IBM Tivoli Monitoring) を使用してモニターされているすべてのサーバーには、これらのサーバーに十分なライセンスが必要です。 その他の IBM Tivoli 製品が、クライアント、クライアント・デバイス、エージェント、ネットワーク・ノード、ユーザーといったものを管理する場合は、それぞれに応じてライセンスが交付され、料金が設定されます。
特定のシステムに対する特定のソフトウェア・コンポーネントのライセンスが必要となる標準的なシステム管理ライセンス交付モデルとは異なり、IBM Tivoli 環境管理ライセンス交付モデルでは、お客様の発展するアーキテクチャーに対応できるように IBM Tivoli ソフトウェア製品を柔軟に展開することができます。 つまり、お客様の環境のアーキテクチャーの変化に伴い、お客様のライセンス要件に影響を与えずに、IBM Tivoli ソフトウェア実装環境を必要に応じて変更することができます (お客様がソフトウェアに対する使用許諾を超過しない限り)。
拡張バリュー・ベース料金設定では、サーバー指向アプリケーションのライセンス交付および料金設定は、お客様の環境でのサーバーの使用に基づいて決定されます。 通常、このようなアプリケーションのライセンス交付と料金設定は、IBM Tivoli アプリケーションが管理するサーバー上のインストールおよび活動化された各プロセッサーに対応しています。 そのため、料金が価値(バリュー)と関連付けられ、シンプルなソリューションが提供されます。
この方法は、サーバーが物理分割されている場合は異なります。 この区分化の技法は、それぞれ独立して構成できるようになっている複数のカードまたは複数のフレームを備えたシステムで使用される方法です。 物理分割に対応したサーバー (例えば、IBM System p Scalable POWERparallel Systems サーバー、Sun Ultra サーバー、および HP Superdome サーバー) の場合、Tivoli アプリケーションによって管理されている物理区画内のプロセッサーごとにライセンスが必要です。 例えば、サーバーに総計 24 のプロセッサーがインストールされているとします。 このサーバーが区画に分割されていない場合、24 のプロセッサーすべてにライセンスが必要です。 ただし、このサーバーがそれぞれ 8 つのプロセッサーが入った 3 つの区画に物理分割され、Tivoli 製品がこれらの 3 つの区画のうち 1 つのみを管理している場合は、IBM Tivoli アプリケーションによって管理されている物理区画上の 8 つのプロセッサーにライセンスが必要です。
仮想区画または論理区画に分割されたサーバーに関しては、サーバー上でインストールおよび活動化されたすべてのプロセッサーにライセンスが必要です。 クラスター環境を管理する IBM Tivoli アプリケーションの場合、それぞれのライセンス交付は、クラスター内の個々のサーバーでインストールおよび活動化されたプロセッサーの累積数に基づきます。 物理分割されたサーバーが含まれるクラスターの場合、上記の物理分割されたサーバーに関する考慮事項も適用されます。
拡張バリュー・ベース料金設定では、RISC/UNIX と Microsoft Windows/Intel テクノロジーの共通化を考慮して、お客様のライセンス交付要件を簡素化し、よりスムーズで拡張が容易なモデルを提供しています。 料金設定およびライセンス交付は、System z 以外のサーバー・プラットフォームまたはオペレーティング・システムでも区別せずに行われます。 一部の製品では、このプラットフォームの中立性が System z および他のホスト・サーバーにまで拡大適用されます。
■ IBM Tivoli Operation Manager for z/VM V1.3:
プログラム番号 | PID 番号 | 課金基準 |
| Operations Manager | 5697-J10 | エンジン・ベースのバリュー・ユニット数 |
この発表に記載するプログラムはすべてバリュー・ユニット・ベースの料金設定が適用されています。
プログラム番号 | プログラム名 | バリュー・ユニット・テーブル (Value Unit Exhibit) |
| Operations Manager | 5697-J10 | VUE021 |
バリュー・ユニット料金設定が適用される各 System z IPLA プログラムに対して、該当する IBM 契約条件を満たすために必要なプログラムの数量を「必要なライセンス・キャパシティー」と呼びます。 必要なライセンス・キャパシティーは、以下の要素によって決まります。
- 選択する System z IPLA プログラム
- 該当するバリュー・ユニット・テーブル
- 適用される条件
- 現行メインフレームがフル・キャパシティーかサブキャパシティーか
■ バリュー・ユニット・テーブル VUE021
所定数のエンジンに対するエンジン・ベースのバリュー・ユニットは次の表でわかります。
レベル | エンジンの 最小数 | エンジンの 最大数 | エンジン 当たりの バリュー・ ユニット |
| ベース | 1 | 3 | 10 |
| ティア A | 4 | 6 | 9 |
| ティア B | 7 | 9 | 8 |
| ティア C | 10 | 12 | 7 |
| ティア D | 13 | 16 | 6 |
| ティア E | 17 | 20 | 5 |
| ティア F | 21 | 25 | 4 |
| ティア G | 26 | + | 3 |
■ 基本ライセンス
発注する場合は、プログラムの製品番号と対応するライセンスまたは課金オプションを指定してください。 ご希望の配布メディアも指定してください。 メディアの出荷を希望しない場合は、CFSW でライセンスのみのオプションを選択してください。
製品番号
ライセンス | サブスクリプションおよびサポート |
5697-J10 | 5698-J15 |
プログラム名: IBM Tivoli Operations Manager for z/VM
プログラム PID: 5697-J10
ライセンス ID | 説明 | ライセンス・オプション / 料金設定メトリック |
S0120Z3 | Operations Manager for z/VM | 基本 一括払い料金、バリュー・ユニット単位 |
発注可能サプライ ID: | 説明 | 言語 | 配布メディア |
S0120XV | Operations Manager for z/VM | 英語 | 3480 あるいは3590 テープ・カートリッジ |
プログラム名: IBM Tivoli Operations Manager for z/VM S&S
プログラム PID: 5697-J15
ライセンス ID | 説明 | ライセンス・オプション / 料金設定メトリック |
S0120Z5 | Operations Manager for z/VM S&S | 基本 年額料金 バリュー・ユニット単位、 SW S&S 登録:無償、SW S&S 辞退 MSU SW S&S 登録単位 エンジン単位 |
発注可能サプライ ID: | 説明 | 言語 | 配布メディア |
S0120Z0 | Operations Manager for z/VM | 英語 | ハードコピー資料 |
Operations Manager for z/VM は、プロセッサー day あたりの一時料金計算でオン/オフ・キャパシティー・オンデマンド (On/Off CoD) を適用することができます。
プログラム名: IBM Tivoli Operations Manager for z/VM
プログラム PID: 5697-J10
ライセンス ID | 説明 | ライセンス・オプション / 料金設定メトリック |
S0120Z3 | Operations Manager for z/VM | 基本 一括払い料金 MSU-day あたりの TUC |
[1-6-4] 商標および免責事項
商標
- IBM、Tivoli、RACF、OS/390、zSeries, z/VM は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
- Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- UNIX は、The Open Group がライセンスしている米国およびその他の国における登録商標です。
- Action Media、LANDesk、MMX、Pentium および ProShare は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- Intel、Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
- 他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。
免責事項
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