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この文書は、Lotus Notes/ Domino のアドレス帳(NAB)をはじめとするシステムテンプレートのカスタマイズに関してロータスの見解をまとめたものです。
ユーザーは、アドレス帳(R5 以降は Domino ディレクトリ)を含む Notes システムテンプレートをカスタマイズすることができます。ただし、全てのテンプレート、とりわけアドレス帳に関しては、カスタマイズを行う際、必ず事前に注意点を十分把握した上で行うようにしてください。アドレス帳は、Domino 運用上のセキュリティやパフォーマンスなどの面に多大な影響力を持つシステムテンプレートですので、カスタマイズにより広範囲に渡って重大な変更をもたらす可能性があります。実際の稼働環境に導入する前に、十分なテストを行うようにしてください。
システムテンプレートの設計を元に戻す必要がある場合にいつでも設計を元に戻せるよう、オリジナルのアドレス帳のバックアップコピーを作成してください。Lotus Notes のコアとなる機能は、システムテンプレートの設計を基礎としています。Lotus Notes の機能とシステムテンプレートの関係は一見して明らかではない場合もあるため、カスタマイズにより Lotus Notes の運用に予期しない影響が発生することがあります。ロータスカスタマーサポートでは、トラブルシューティングの手段として、テンプレートの設計を元に戻すよう依頼する場合があります。設計を元に戻すことで障害が解決する場合、ロータスでは障害の原因についてある程度の予測をすることは可能であっても、原因を特定する責務を負いません。
テンプレートの設計変更を行う場合の注意点:
- 新規ビューやフィールドなどの設計要素を追加することができます。これによる悪影響はほぼありません。
- $ ではじまる名前のビューは、変更しないでください。
- 既にあるフィールドの名前は変更しないでください。
- メールファイルの受信ボックスで表示されるソート順を変更したり、アドレス帳にビューを追加するなどの簡単な変更は可能です。
- 既にあるエージェント、式またはロータス スクリプトのコードの変更については、リスクを承知の上、ユーザーの責任において行ってください。サポート対象とならない理由は下記の通りです。
- ユーザーの希望する仕様を確実に実現するためにはコーディングが非常に複雑になる場合があり、サポートアナリストがコードを解読するのに多大な時間を要します。高度な内容のカスタマイズを希望する場合は、コンサルティングサービスを利用してください。
- 変更した設計を、次期バージョンのテンプレートに簡単に引き継ぐことができない可能性があります。例えばメールテンプレートの場合は、R4 から R5 以降への変更で、ロータススクリプトでコーディングされていてカスタマイズ可能であったいくつかの機能が、コンパイルされたコードに組み込まれ、カスタマイズできなくなっています。
テンプレートの設計変更を行う場合のその他の留意点:
- 設計を変更することにより、テンプレートの機能やテンプレートから設計を引き継いだ全データベースに悪影響をおよぼす可能性があります。
- 特定のライセンスタイプ(Notes メールなど)で署名されているテンプレートから作成したデータベースの場合は、テンプレートをカスタマイズすることで署名が無効になります。
- Lotus Notes デザイナークライアント(R5 以降では Lotus Domino Designer)に同梱されているテンプレートの多くは、マスターテンプレートです。マスターテンプレートへの変更は、そのテプレートから作成されたデータベースに反映されます。テンプレートをカスタマイズした後に新しいバージョンの Lotus Notes/ Domino Desinger をインストールすると、カスタマイズしたテンプレートは、新しいバージョンのテンプレートの設計で上書きされてしまいます。
- テンプレートから設計を引き継いでいるデータベースの設計を変更した場合、[設計のプロパティ] インフォボックスの [設計] タブで [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] を選択していない設計要素については、次の日に設計が元に戻ってしまいます。テンプレートから設計を引き継いでるサーバー上のデータベースの場合は、サーバーのデザインタスクによって毎晩更新がかかります。そのため、フォーム、ビュー、エージェントなどの設計要素を変更しようとすると、デザインタスクが実行されると変更が上書きされてしまうという内容の警告メッセージ(下記)が表示されます。
アドレス帳または Domino ディレクトリのカスタマイズは、この文書のガイドラインおよび Lotus Notes/ Domino のシステムを十分理解した管理者が行うようにしてください。
補足情報 (Supporting Information)
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掲載内容は2007年11月14日現在の情報です。内容は事前の予告なく変更することがあります。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
