この文書は、米国 IBM 社の資料 ("Internet Explorer update KB912945 requires extra user actions in Sametime Meeting Room Client and Java Connect ") を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。
問題 (Problem)
Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) もしくは Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 環境で、Microsoft Internet Explorer(IE)の ActiveX 更新プログラム KB912945 を適用すると、IE 6 を使用した Sametime のミーティングルームクライアントや Java コネクトの動作に変化が発生します。
原因:
更新プログラムに関する詳細は Microsoft 社の文書をご覧ください。
http://support.microsoft.com/kb/912945
解決策 (Solution)
Java コネクトもしくはミーティングルームクライアントでアプレットが最初にロードされる時に以下のメッセージが表示され、アプレットを有効にするためにはキー操作が必要になります。
"Press SPACEBAR or ENTER to activate and use this control"
「このコントロールをアクティブ化して使用するには Space キーまたは Enter キーを押してください。」
パスワードが不要な Web 会議に参加する場合にはメッセージが表示されますが、単にプレゼンテーションを参照する際にはキー操作は必要ありません。
ミーティングルームクライアントの現象は問題報告番号 RHUN6NN5RR、Java コネクトの現象は問題報告番号 RHUN6NN5WK として Lotus Quality Engineering に報告されています。
補足情報 (Supporting Information)
Microsoft 社では、4月の IE の累積セキュリティアップデートの中に、KB912945 を含む計画があります。これにより、アプリケーションの動作が変更されたことについて意識することなく、お客様が IE のインストールをする可能性があります。
KB912945 は Windows のセキュリティに関わる更新ではありませんが、Microsoft 社 は 2006年6月の次の累積アップデートまで、以前の IE と同じ動作をするための互換性パッチをリリースする予定です。最新の文書は以下をご覧ください。
Microsoft Security Advisory 912945 (http://www.microsoft.com/technet/security/advisory/912945.mspx)
IBM Lotus 製品で KB912945 の問題によるインパクトを回避するためには、下記の方法があります。
- Windows コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から、更新プログラム KB912945 を削除する。
このとき「更新プログラムの表示」を必ず有効にしてください。 - デスクトップソフトウェアのインストール管理が可能であれば、更新プログラム KB912945 の導入を除外する。
- 4月の累積セキュリティ更新プログラムを適用したあとに、Microsoft 社の IE 互換性パッチを適用する。
- IE の代わりに、他のサポートされている Web ブラウザを使用して影響を受けるページにアクセスし、Java アプレットや ActiveX コントロールの動作の変化を防ぐ。
関連文書 (Related Document)
掲載内容は2006年4月12日現在の情報です。内容は事前の予告なく変更することがあります。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
