この文書は、米国 IBM 社の資料 ("QuickPlace: Internet Explorer software update KB912945 disables ActiveX Controls by default ") を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。
問題 (Problem)
Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) もしくは Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 環境で、Microsoft Internet Explorer(IE)の ActiveX 更新プログラム KB912945 を適用すると、Lotus QuickPlace 内の ActiveX コントロールが無効になります。この更新プログラムによるアップデートのあとに、ActiveX コントロールにマウスカーソルを合わせると、以下のメッセージが表示されるようになります。
"Click to activate and use this control."
QuickPlace で ActiveX コントロールを使用可能にするために、手動で2回クリックする必要が発生します。
例えば、ページを編集時にファイルやイメージを添付するときに、まずはスペースバーをクリックして添付ファイルコントロールを有効にする必要があります。その後、添付ファイルの追加操作が可能になります。
製品上、以下の場面で影響を受けることになります。
- ドラッグ & ドロップによるファイルのインポート/エクスポート操作
- 添付ファイルダイアログボックスでのファイルのインポート
- インポートされた Microsoft Office ファイル (Word, Excel, PowerPoint)のレンダリング
- カスタムテーマファイルを含む、ドラッグ & ドロップによるファイル添付操作
- 添付ファイルダイアログボックスでのファイル添付操作
- インポートファイルの Round-trip 編集
- 新規 PlaceBot 中の Java エージェントファイルのインポート
- オンラインウィンドウのメンバー
- PlaceType の作成
- カスタムテーマの作成
- インポートされた HTML フォームの作成
- プレースロゴの選択
- プレースロゴ画像のインポート
- Sametime 連携を有効にしている場合 : "Members Online" アプレット
(アプレットを有効にするためにウィンドウ内でクリックしないと、メンバー名が表示されない)
解決策 (Solution)
本件は問題報告番号 TEDS6N6RZY として Lotus Quality Engineering に報告されています。QuickPlace の影響範囲については、Lotus Quality Engineering チームによって厳密なテストが実施されています。追加の問題点が発見された場合は、詳細についてアップデートします。状況に応じて、IE の更新に対応するために、サポートされているリリースの QuickPlace に対する修正を提供します。暫定的な回避策として、下記の方法があります。
- Windows コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から、更新プログラム KB912945 を削除する。
このとき「更新プログラムの表示」を必ず有効にしてください。 - デスクトップソフトウェアのインストール管理が可能であれば、更新プログラム KB912945 の導入を除外する。
- 4月の累積セキュリティ更新プログラムを適用したあとに、Microsoft 社の IE 互換性パッチを適用する。
- IE の代わりに、他の WEB ブラウザで QuickPlace にアクセスしてください。ActiveX コントロールの動作の変化を防ぎます。
QuickPlace はブラウザの動作に依存します。また、IE 使用時には特定の機能で ActiveX や Java アプレットを使用することに注意してください。IE の更新プログラムは ActiveX のデフォルトの動作に対してアップデートが行われるため、QuickPlace のユーザビリティにもインパクトを与えることになります。
更に詳しい情報は Microsoft 社の以下のサイトをご覧ください。
http://support.microsoft.com/kb/912945
補足情報 (Supporting Information)
日本語版では下記のメッセージが表示されます。
- 「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください。」
関連文書 (Related Document)
掲載内容は2006年4月18日現在の情報です。内容は事前の予告なく変更することがあります。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
