問題 (Problem)
データベースの ACL(アクセス制御リスト)で[文書を複製またはコピー] の権限を持たないユーザーが文書を作成すると、$KeepPrivate アイテムが作成され、この $KeepPrivate アイテムに "1" が設定されます。
そのため、[文書を複製またはコピー] 権限を持つユーザーであっても、この文書に対して以下の操作ができません。
-- 文書のコピー(コピー&ペースト)
-- 文書の印刷
-- 文書の書き出し
ビューからは、文書を選択して [ファイル] - [書き出し] を実行することができますが、実際には書き出されません。
また、文書を開くと禁止されている操作メニューはグレーアウトしています。
ビューから文書を選択して [アクション] - [転送] を行なおうとすると「この文書の内容は転送、コピーをすることはできません。この文書にはコピー禁止が設定されています。」というエラーメッセージが表示されます。
解決策 (Solution)
この事象は問題報告番号 IMAO5Q6KMX として Lotus Quality Engineering に報告され、Lotus Notes 8.0.1 で修正されました。Lotus Notes 6.x、Notes 7.x での修正予定はありません。
[文書を複製またはコピー] の権限を持たないユーザーが作成した文書($KeepPrivate が "1" の文書)に対して、「FIELD $KeepPrivate := ""」といった式を設定したエージェントを実行することで、[$KeepPrivate] の値が "1" から "" になりますので、[文書を複製またはコピー]を行う権限のあるユーザーは、コピー、印刷、書き出しが可能になります。
元々 [文書を複製またはコピー] 権限がないユーザーは、$KeepPrivateが "" となっていても、コピー、印刷、書き出しや複製はできません。
補足情報 (Supporting Information)
$KeepPrivate フィールドが存在する文書は以下のケースで作成されます。
-- フォームプロパティの [セキュリティ] タブにて「印刷/転送/クリップボードにコピーを不可」を選択したフォームにて作成
-- メール送信時に送信オプションの「コピー不可」にチェックを入れた状態でメールを送信した場合
-- データベースの ACL にて「文書の複製またはコピー」オプションの選択を解除しているユーザーが作成
関連文書 (Related Document)
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