この文書は、米国 IBM 社の資料 ("Sametime 8.0 Connect client fix required prior to deployment: Update install.xml ") を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。
問題 (Problem)
Lotus Sametime 8.0 Connect Client のプロビジョニング・マニフェスト(install.xml ファイル) には、必須のアップデートが1つ入っていません。このアップデートはクライアントのアップグレード機能に影響するものであり、修正を行わないと、管理者は Lotus Sametime Connect クライアントを正しく保守することや、常に最新のメンテナンスリリースレベルに保つことができません。そのため、修正を実施することを強く推奨します。
解決策 (Solution)
Lotus Sametime 8.0 の展開レベルによって、修正を実施する方法が異なります。
以下にリストされている修正方法のうち、可能な限り一番目の方法(Lotus Sametime 8.0 を展開する前の段階での修正方法)を利用してください。
それぞれのオプションにおいて、いくつかの修正モジュールを利用する必要がありますが、それらのモジュールは Fix Central からダウンロードすることができます。
Fix Central : ST-8.0.0.0-Multi-CREH-7A2TGL
■ 展開ステージ #1 - 展開前
(Lotus Sametime 8.0 Connect クライアントがまだ展開されていない場合)
Lotus Sametime 8.0 Connect クライアントがまだ展開されていない場合、管理者が単に既存のプロビジョニング・マニフェスト (インストールマニフェストとも呼ばれます) をダウンロードパッケージに含まれている修正済みのプロビジョニング・マニフェストに置き換えるだけですみます。この問題は、スタンドアローン・クライアント・インストールパッケージとネットワーク・クライアント・インストールパッケージ (NCI) の両方で発生します。
まず、ダウンロードした修正モジュールパッケージ CREH-7A2TGL.zip をテンポラリディレクトリに展開します。
スタンドアローン・クライアント・インストーラの場合:
1. <Connect Client Install Package>\deploy\ にある既存の install.xml ファイルのバックアップコピーを取得します。
2. 修正モジュールパッケージの PreDeploymentFix\ ディレクトリにある install.xml_standardDeployment ファイルを <Connect Client Install Package>\deploy\ ディレクトリにコピーします。
3. install.xml_standardDeployment ファイルを install.xml にリネームします。
NCI の場合:
1. Lotus Sametime サーバーにある既存の Windows 用 install.xml を探します。
Lotus\Domino\data\domino\html\sametime\network-install\install\deploy\install.xml
2. 修正モジュールパッケージで提供されている正常なファイルを、上記の install.xml と同じディレクトリにコピーします。
PreDeploymentFix\install.xml_NCIwindows
3. install.xml_NCIwindows を install.xml にリネームします。
4. Lotus Sametime サーバーにある既存の Mac 用 install.xml を探します。
Lotus\Domino\data\domino\html\sametime\network-install\install.mac\deploy\install.xml
5. 修正モジュールパッケージで提供されている正常なファイルを、上記 4 の install.xml と同じディレクトリにコピーします。
PreDeploymentFix\install.xml_NCImac
6. install.xml_NCImac を install.xml にリネームします。
7. (重要) 上記のステップ 1 から 5 までを行った後、 Lotus Sametime 8.0 クライアントのネットワークインストールの準備を完成するには、再度 Archive Creator ツールを実行する必要があります。これを行うための手順は、下記の Information Center を参照してください。
Information Center「クライアントのインストールファイルをダウンロードで使用可能にする」
■ 展開ステージ #2 - 展開後
(Lotus Sametime 8.0 Connect クライアントがすでに展開されている場合)
ユーザーが自身のマシンに対して管理者権限を持っているのであれば、オプション1を利用することを推奨します。
ユーザーが自分のマシンに対して管理者権限を持っていない場合、オプション2を利用し、SMS などのツールを使用して修正を実施することができます。
まず、ダウンロードした修正モジュールパッケージ CREH-7A2TGL.zip をテンポラリディレクトリに展開します。その後、以下のいずれかのオプションを用いてユーザーマシンに修正モジュールを展開します。
(オプション1) マニフェスト修正モジュールを展開して install.xml を修正する
修正モジュールにはアップデートサイトが含まれており、このアップデートサイトをすでに Lotus Sametime 8.0 クライアントをインストールしたユーザーのマシンにプッシュすることができます。このマニフェスト修正モジュールがインストールされた場合、 install.xml は自動的に修正されます。この方法を利用するためには、ユーザーが自分のマシンに対して管理者権限を持つ必要があることにご注意ください。
修正モジュール内で、パッチを特定します:
PostDeploymentFix\Option1-UpdateSite\provisioning.manifest.patch.site.zip
Lotus Sametime Connectクライアントにアップデートを展開する方法に関しては、以下の文書をご参照ください。
「(参考)Lotus Sametime 7.5.x および 8.0 クライアントへのアップデートのダウンロード方法」(Technote #733115)
(オプション2) スクリプトを実効して install.xml の修正を SMS アップデートと一緒に行う
新機能を展開するのに Microsoft SMS のようなデスクトップ管理システムが利用されている環境では、修正モジュールの中で提供されているバッチファイルを用いて修正を行うことができます。
修正モジュールには、install.xml の修正と、クライアントに変更が適用されたことを保証するクライアントプロビジョニングシステムの呼び出しを行うサンプルバッチファイルが提供されています。
この方法には修正モジュールに含まれている以下の 2つのファイルが必要です。
PostDeploymentFix\Option2-Script\update.bat
PostDeploymentFix\Option2-Script\manifest-patch.jar
バッチファイルが jar ファイルを参照しているため、両方のファイルがクライアントマシン上の同じディレクトリに保存されている必要があります。展開前に update.bat の内容を確認してください。もしも、クライアントがデフォルトのディレクトリにインストールされているのであれば、SMS は修正モジュールで提供されるデフォルトの update.bat をそのまま実行できます。クライアントがデフォルトのディレクトリと異なるディレクトリにインストールされている場合は、以下の手順を実行してください。
1. 以下の行をコメントアウトします:
"%JAVA_HOME%\bin\j9" -jar manifest-patch.jar
2. 以下の行をアンコメントします:
@REM "%JAVA_HOME%\bin\j9" -jar manifest-patch.jar "c:/sametime/install.xml"
3. パス "c:/sametime/install.xml" を変更して、クライアントマシン上の install.xml の実際のロケーションを指すようにします。
update.bat が実効されると、クライアントが修正されます。
■ Lotus Sametime 8.0 Connect クライアントが正しく修正されたか確認する方法
ユーザーのインストールディレクトリにて、 install.xml ファイルを探します。デフォルトではこのファイルへのパスは以下の通りです。
C:\Program Files\IBM\Lotus\Sametime Connect\rcp\deploy\install.xml
テキストエディターにてファイルを開き、3行目が以下のようになっていることを確認します。
<domain-object name="com.ibm.rcp.installmanifest">
修正されていないクライアントでは、以下の誤ったドメインオブジェクト名が入っています。
<domain-object name="com.ibm.collaboration.realtime.installmanifest">
補足情報 (Supporting Information)
関連文書 (Related Document)
掲載内容は2009年10月21日現在の情報です。内容は事前の予告なく変更することがあります。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
