この文書は、米国 IBM 社の資料 ("Error: "Illegal circular use: ..." when working within a database or mail file") を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。
問題 (Problem)
Lotus Notes クライアントまたは Lotus Domino Web Access (iNotes Web Access) の使用中に、以下のメッセージから始まるエラーが表示されます。
「I001 USE の循環が不正です。」
このエラーメッセージに続けて、参照先の設計要素 (多くの場合 LotusScript ライブラリ) が示されます。
このエラーは、データベースを開くとき、文書を作成するときや開くとき、フォルダ内の文書をパージするときなどに発生します。よく見られるのは、メールファイルを操作するときや、データベース設計が (Lotus Notes/Domino テンプレートに関して) 新しいリリースに、または (カスタムテンプレートに関して) 新しいバージョンに更新されたときに発生するというケースです。
解決策 (Solution)
この問題は、LotusScript コードのコーディングロジックにおけるエラーが原因で発生することもありますが、多くの場合、最近設計が更新されたメールファイルやデータベースにおける以下の原因により発生します。
-- スクリプトライブラリが破損している
-- スクリプトライブラリの設計要素で [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっているために、いくつかのスクリプトライブラリが更新されなかった
Lotus Domino Designer を使って、そのデータベースのいずれかの設計要素で [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっていないかどうかを確認します。Lotus Domino Designer の最近のリリースには、[更新なし] という列があります。ある設計要素でこの列にチェックマークが付いている場合、その設計要素では更新時に再設計や設計の置換が行われません。
1. エラーメッセージに示されている設計要素の名前をメモします。
2. Lotus Domino Designer でそのデータベースを開きます。
3. まず、スクリプトライブラリの設計要素の中に、エラーメッセージに示されていた名前のライブラリがないかどうかを確認します。左のペインで [共有コード] - [スクリプトライブラリ] を選択します。メインペインでその名前のライブラリがないかどうかを確認します。その設計要素で [更新なし] 列にチェックマークが付いていないかどうかを確認します。
4. 他の設計要素 (特に、フォーム、サブフォーム、ビュー、フォルダ) でも、[更新なし] 列にチェックマークが付いていないかどうかを確認します。
5. この問題がすべての (あるいは大半の) ユーザーで発生する場合は、ソーステンプレート自体で設計要素の [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが適切に設定されているかどうかを確認します。
注 : 場合によっては、どの設計要素でも [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっていないことがあります。その場合は、設計要素の欠落や破損が問題の原因として考えられます。
問題の解決方法:
どの設計要素でも [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっていない場合は、エラーに示されていた設計要素を削除して、再設計または設計の置換を行います。再設計や設計の置換を行うには、データベースのブックマークまたはワークスペースアイコンを右クリックし、[データベース] から [再設計] または [設計の置換] を適宜選択します。
[更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっている設計要素については、必要に応じて以下の手順でこのプロパティを無効にします。
1. (Lotus Domino Designer のメインウィンドウで) 設計要素をハイライトします。
2. メニューから [設計] - [設計のプロパティ] を選択し、3 番目の (設計) タブで [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] のチェックを外します。
この手順が完了したら、Lotus Domino Designer (および必要に応じて Lotus Notes クライアント) でデータベースを閉じてから再設計を行います。再設計を行うには、ブックマークまたはデータベースアイコンを選択して右クリックし、[データベース] - [再設計] を選択します。
問題が解決しない場合:
1. そのデータベースのすべてのウィンドウをいったん閉じてから開き直してみます。
2. エラーに示されている設計要素を削除してから、もう一度再設計を行ってみます。
3. テンプレートのいずれかの設計要素で [更新時に再設計/設計の置換を禁止する] プロパティが有効になっていないかどうかを確認します。このプロパティは Lotus Notes/Domino テンプレートの初期状態では無効になっています。このプロパティを誰かが有効にしていないかを確認します。
補足情報 (Supporting Information)
関連文書 (Related Document)
掲載内容は2009年9月3日現在の情報です。内容は事前の予告なく変更することがあります。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
