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[ 質問内容 ]
コンピューター起動時や使用中にハードディスクから「カラン」といった大きな音がします。
ハードディスクドライブが壊れているのでしょうか?また、この音によってハードディスクが
壊れてしまうことはないのでしょうか?
[ 回答内容 ]
1997年半ば、IBMは 2.5型ハードディスクドライブ Travelstar 4GTに、「Ramp Load/unload technology」という方式を採用しました。
これは、それまでのディスク停止時のハードディスクのヘッド及びディスク表面を保護するための機構を改良したものです。
それまでは、ディスク表面にデータを読み書きする「ヘッド」を休める場所を用意し、その部分はヘッドとディスクが接着するのを防ぐために、意図的に表面が「粗く」してありました。
お互いに平滑なものが触れ合うと、分子間力で接着が起きてしまうからです。
ディスクが停止しているときはこの特定の場所にヘッドがあり、回転が十分な速度に達すると、初めてヘッドが記録面に移動するようになっていました。
しかし1997年半ば以降、より多くのデータを格納可能にする高密度記録に対応するため、ディスクの表面の平滑性を増加、ヘッドも特殊なものを使用するにようになり、さらにヘッドを休める場所までデータの記録面として利用するようになりました。そこで、運搬時や、スピンダウン時、すなわちディスク停止時のヘッドの格納場所(ランプ)を、従来のディスク表面上ではなくディスク外に用意することにしたのです。
これが「Ramp Load/unload technology」です。この方式によって、ディスクの外側に用意されたヘッドの専用格納場所にヘッドが出入りするために音がします。
ハードディスクに物理的な障害が発生している際にも異音がすることがありますが、「Ramp Load/unload technology」が採用されているハードディスク製品では、上記の理由から、「カラン」という比較的大きな音がします。
「Ramp Load/unload technology」の詳細内容は下記URLをご参照ください。
http://www.storage.ibm.com/hdd/library/whitepap/load/load.htm
※上記サイトは英語表記となります。

| 文書番号: SYJ0-03584D5 |
| 最終更新日: 2002-12-04 |
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