************************************************************************************ IBM UPS 専用 PowerChute Business Edition Basic v7.0.3 readme.txt ************************************************************************************ 目次 ------------------------------------------------------------------------------------ 1.0 ファイル構造 2.0 概要 3.0 インストール手順 4.0 使用方法 5.0 アンインストール手順 6.0 トラブルシューティング 7.0 使用条件 ------------------------------------------------------------------------------------ 1.0 ファイル構造 ------------------------------------------------------------------------------------ PowerChute Business Editionソフトウェアは、ウェブサイトからダウンロードした状態では、 "pcbe703.exe"という1つのファイルになっています。Windowsコンピュータ上でこのファイル を実行すると、指定したディレクトリにファイルが解凍されます。 "pcbe703.exe"は解凍実行後、自動的にWindows版のセットアップ画面が表示されるようになっ ています。PowerChute Business Editionをインストールする予定のWindowsコンピュータ上で "pcbe703.exe"を実行した場合は、その自動表示されたセットアップ画面の案内にしたがって セットアップしてください。"pcbe703.exe"を実行したコンピュータではないコンピュータに PowerChute Business Editionをインストールする場合は、自動表示されたセットアップ画面 を一旦終了し、解凍されたファイルをCD-R等のリムーバブルメディアに保存するか、ネットワ ーク経由でコピーする等してしてインストール予定のコンピュータに移動してください。この 場合、最初に自動実行されたWindows版のセットアップ画面を再度表示するには、解凍された ファイル群の中の"windows\setup.exe"を実行してください。 解凍されるファイル群のディレクトリ構造は以下の通りです。 \┐(指定した解凍先ディレクトリ) │ ├[Director] <- "PowerChute Extentions for IBM Director" │ (※)のセットアップファイルです。 │ ├[Linux] <- "PowerChute Business Edition エージェント │ Linux版"のセットアップファイルです。 │ └[Windows] <- "PowerChute Business Edition エージェント / サーバ / コンソール Windows版"のセット アップファイルです。 ※ "PowerChute Extentions for IBM Director" は、IBM Director コンソールに PowerChute Business Editionコンソールを統合するためのソフトウェアです。 PowerChute Business Editionの動作には必須ではなく、この機能が必要でな ければインストールする必要はありません。導入すると、IBM Director コン ソールからPowerChute Business EditionエージェントのWeb管理画面を呼び出 せるようになります。このソフトウェアを導入するには、[Director]ディレク トリの中の"setup.exe"を実行します。なお、導入前にあらかじめPowerChute Business EditionエージェントおよびIBM Directorエージェントがインストー ルされている必要があります。また、IBM Directorサーバーおよびコンソール のコンピュータにもインストールする必要があります。Windows環境にのみ対応 します。 なお、これらの解凍されたファイル群は、インストール作業終了後、削除してもかまいませ ん。 ------------------------------------------------------------------------------------ 2.0 概要 ------------------------------------------------------------------------------------ 2.1 対応OS -------------------------------------------------------- 本ソフトウェアは以下のオペレーティングシステムに対応しています。 ・Windows NT Server 4.0 SP6a (*1) ・Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server SP4 ・Windows XP Professional SP1a または SP2 ・Windows Server 2003 Web Edition/Standard Edition/Enterprise Edition ・Windows Small Business Server 2003 ・RedHat Linux 7.1/7.2/7.3/8.0/9 (*2) ・RedHat Enterprise Linux 2.1AS/ES (*2) ・RedHat Enterprise Linux 3.0 AS/ES/WS (*2) ・Turbolinux Server 7 (*2) ・Turbolinux Server 8 (*2) *1:Windows NT 4.0 (SP6a)でご利用になる場合、下記の制限事項があります。 ・システムにInternetExplorer5.5以降がインストールされている必要があります。 ・コンソール上でデバイスを右クリックし、”<マシン名>のシャットダウン”の画面でUPS シャットダウンタイプに自動再起動を選択後、 UPSをオンにするまでの待機時間の[時間] の枠で二桁の時間を設定しようとすると1の位の数字が正しく表示されません。例えば10 時間の場合、「1」しか表示されません。 →回避策:二桁の値を使う場合はWebUIより設定してください (WebUIを参照するにはご使用のWebブラウザにJVM1.4.1のプラグインが インストールされている必要があります。) Web UIの設定方法: WebブラウザからAgentに直接アクセス (http://AgentマシンのIPアドレス:3052と入力) ログインした後「保護されたシステム」の「すぐにサーバをシャットダウン」メ ニューの”UPSをオンにするまでの待機時間”で正しい時間を設定してください。 注意事項: Web UIからは他にもUPSの設定やメール通知などさまざまな設定が作成/変更できま すがPowerChute Business Edition サーバ側で設定されたプロファイルの内容と食 い違う可能性がありますので、この”UPSをオンにするまでの待機時間”以外の設 定変更などは、通常通りPowerChute Business Edition コンソールで行って下さい。 *2:エージェントのみ。シリアル通信のみ対応。 2.2 PowerChute Business Edition のコンポーネント -------------------------------------------------------- PowerChute Business Editionソフトウェアは次の3種類の独立したコンポーネントから成り 立っています。  ・PowerChute Business Edition エージェント (Windows版、Linux版)  ・PowerChute Business Edition サーバ (Windows版のみ)  ・PowerChute Business Edition コンソール (Windows版のみ) PowerChute Business Editionが正しく動作するにはこれら3つのコンポーネントが全て必要 です。 2.3 各コンポーネントの役割とインストール先 -------------------------------------------------------- [エージェント] PowerChute Business Editionエージェントは、直接UPSと通信するコンポーネントです。UPS で保護された(=UPSとシリアルケーブルで接続された)各コンピュータ上にインストールしま す。 [サーバ] PowerChute Business Editionサーバは、PowerChute Business Editionエージェントを管理す るためのコンポーネントです。エージェントコンポーネントと同一のコンピュータか、エー ジェントコンポーネントとTCP/IPで通信可能なネットワーク上のWindowsコンピュータにインス トールします。1台のPowerChute Business Editionサーバで最大25のエージェントを集中管理 することができますので、ネットワーク上にエージェントが複数ある場合でもサーバーコン ポーネントをインストールするのは1台のみでかまいません。 [コンソール] PowerChute Business Editionコンソールは、サーバーコンポーネントに接続して実際に管理す るためのユーザーインターフェースを提供します。エージェントおよびサーバコンポーネント と同一のコンピュータか、サーバコンポーネントとTCP/IPで通信可能なネットワーク上の Windowsコンピュータにインストールします。複数のコンピュータ上にインストールすることが できますので、システム管理者が常時使用するワークステーション等にインストールすると便 利です。 このように、PowerChute Business Editionエージェントは、必ずUPSとシリアルケーブルで接 続されたコンピュータ上にインストールしなければなりませんが、そのほかのコンポーネント はネットワーク上の任意のコンピュータにインストールすることができます。また、Windows環 境の場合、最小構成として、PowerChute Business Editionエージェント以外のコンポーネント も、エージェントと同じコンピュータにインストールすることが可能です。ただしLinux環境の 場合、エージェントはLinuxコンピュータ自身にインストールしますが、そのほかのコンポーネ ントはWindowsにしか対応していないため、該当のLinuxコンピュータとTCP/IPネットワーク上 で通信可能なWindowsコンピュータにインストールする必要があります。 ------------------------------------------------------------------------------------ 3.0 インストール手順 ------------------------------------------------------------------------------------ 3.1 Windows環境の場合 -------------------------------------------------------- 3.1.1 PowerChute Business Edition エージェント Windows版 のインストール ---------------------------- 注:インストールを実行する前に、UPSとコンピュータがUPSに同梱されているスマート シグナルケーブル(コネクタ部に"940-0024C"または"940-1524C"と刻印された黒色 シリアルケーブル)で適切に接続されていることを確認してください。 ・"pcbe703.exe"を実行後、自動表示されたWindows版のセットアップ画面で[製品のインストー ル]をクリックします。 注:別のコンピュータで解凍を実行した場合などで、セットアップ画面が自動表示され ない場合は、解凍されたファイルの中の"windows\setup.exe"を実行して手動で表 示させてください。 ・[ベーシック版のインストール]をクリックします。 ・[Windowsエージェント]の[Install]をクリックします。 ・使用許諾契約に同意します ・接続されているUPSの自動検出を選択します。IBM UPSが検出されます。 ・ユーザ名とパスワードを入力します。 注:ユーザ名とパスワードは、PowerChute Business Editionエージェント全体 で共通でなければなりません。ただし、OSのアカウントと異なっていても構 いません。 ・指示に従い、インストールを完了します。 3.1.2 PowerChute Business Edition サーバ Windows版 のインストール ---------------------------- 注:エージェントコンポーネントと異なるコンピュータにインストールする場合 は、"pcbe703.exe"を解凍したファイルをそのコンピュータにコピーし、解 凍されたファイルの中の"windows\setup.exe"を実行して手動でセットアッ プ画面を表示させてください。 ・[Windowsサーバ]の[Install]をクリックします。 ・使用許諾契約に同意します ・ユーザ名とパスワードを入力します。 注:ユーザ名とパスワードは、PowerChute Business Editionエージェントのイ ンストール時に指定したものと同じでなければなりません。 ・説明をよく読み、PowerChute Business Editionエージェント用の設定プロファイルを作成し ます。 ・[デバイスリストの設定] 画面では、インストールしたPowerChute Business Editionサーバ が管理するPowerChute Business Editionエージェントを選択します。 左側から PowerChute Business Editionエージェントを選択して[追加]をクリックして下さい。また は、[新規]をクリックしてPowerChute Business Editionエージェントをインストールした コンピュータのアドレスを直接入力して下さい。 設定が完了したら、[適用]をクリックし て、選択した各PowerChute Business Editionエージェントに設定プロファイル情報を送信し ます。 ・指示に従い、インストールを完了します。 3.1.3 PowerChute Business Edition コンソール Windows版 のインストール ---------------------------- 注:サーバコンポーネントと異なるコンピュータにインストールする場合は、 "pcbe703.exe"を解凍したファイルをそのコンピュータにコピーし、解凍 されたファイルの中の"windows\setup.exe"を実行して手動で表示させて ください。 ・[Windowsコンソール]の[Install]をクリックします。 ・使用許諾契約に同意します ・指示に従い、インストールを完了します。 3.2 Linux環境の場合 -------------------------------------------------------- 3.2.1 PowerChute Business Edition エージェント Linux版 のインストール ---------------------------- 注:インストールを実行する前に、UPSとコンピュータがUPSに同梱されているスマート シグナルケーブル(コネクタ部に"940-0024C"または"940-1524C"と刻印された黒色 シリアルケーブル)で適切に接続されていることを確認してください。 注:Linux版はUSB通信には対応していません。必ずUPS付属のスマートシグナルケーブ ルをご使用ください。 PowerChute Business Editionエージェント Linux版 には、.bin実行ファイル版とRPM版があり ます。環境に合わせてどちらか一方をご利用ください。 下記のいずれかの手順でPowerChute Business Editionエージェント Linux版のインストールを 行った後、そのLinuxコンピュータとネットワーク上で通信可能なWindowsコンピュータに PowerChute Business Editionサーバおよびコンソールをインストールしてください。 --- 3.2.1.1 .bin実行ファイル版の場合 --- 注:.bin実行ファイル版のインストールはJavaを使用したGUIにて行います。 X Window が起動していない場合は、あらかじめ起動してください。 .bin実行ファイル版の場合、pbe_agent_redhat_jvm.binファイルの保存先ディレクトリに移動 して、PowerChute Business Edition for Linuxのインストールプログラムを起動します。 このファイルは"pcbe703.exe"の解凍ファイル群のLinuxディレクトリにあります。Windowsコン ピュータ上で解凍した"pbe_agent_redhat_jvm.bin"をLinuxコンピュータの任意の場所(作業用 ディレクトリなど)にコピーし、コンソール上で移動してから下記のように実行してください。 # cd /<作業用ディレクトリ> # ./pbe_agent_linux_jvm.bin インストーラーが起動しますので、下記の通りインストールします。 ・使用許諾契約に同意します ・PowerChuteエージェントのインストールフォルダを選択します。 ・接続されているUPSの自動検出を選択します。IBM UPSが検出されます。 ・ユーザ名とパスワードを入力します。 注:ユーザ名とパスワードは、PowerChute Business Editionエージェント全体 で共通でなければなりません。ただし、OSのアカウントと異なっていても構 いません。 ・指示に従い、インストールを完了します。 --- 3.2.1.2 RPM版の場合 --- RPM版も"pcbe703.exe"の解凍ファイル群のLinuxディレクトリにあります。Windowsコンピュー タ上で解凍した"pbeagent-7.0.3-202.i386.rpm"をLinuxコンピュータの任意の場所(作業用ディ レクトリなど)にコピーし、コンソール上で移動してから下記のように-i (install)オプション を使用してパッケージをインストールします。 # cd /<作業用ディレクトリ> # rpm -ivh ./pbeagent-7.0.3-202.i386.rpm これでPowerChute Business Editionエージェントがデフォルトディレクトリ "/opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent"にインストールされます。 RPM版をインストール後、エージェントコンポーネントの初期設定をする必要があります。 PowerChute Business Editionのインストールディレクトリ "/opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent"にあるconfig.shスクリプトを実行して、下記の ように設定を行なってください。 # cd /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent # ./config.sh コンソール上にテキストベースの対話式設定スクリプトが起動しますので、下記の通り設定し ます。 ・指示に従いユーザ名とパスワードを入力します。 注:ユーザ名とパスワードは、PowerChute Business Editionエージェント全体 で共通でなければなりません。ただし、OSのアカウントと異なっていても構 いません。 ・接続されているUPSのシグナルタイプを選択します。UPSに同梱されているスマートシグナル ケーブル(コネクタ部に"940-0024C"または"940-1524C"と刻印された黒色シリアルケーブル) を使用している場合、シグナルタイプは"[1]: Smart"です。 ・ケーブルが接続されているシリアルポートを指定します。コンピュータの1番目のシリアル ポートに接続している場合、通常は"[1]: /dev/ttyS0"です。 ・設定が一覧表示されますので、正しければ"yes"と回答します。 ・最後にPowerChute Business Editionエージェントを起動するか確認されますので、"yes" と回答します。 3.2.2 PowerChute Business Edition サーバ のインストール ---------------------------- 注:Linux版のPowerChute Business Editionサーバはありません。したがって、 このコンポーネントは先ほどインストールしたLinux版のエージェントコン ポーネントとTCP/IPで通信可能なネットワーク上のwindowsコンピュータに インストールする必要があります。"pcbe703.exe"を解凍したファイルをそ のWindowsコンピュータにコピーし、解凍されたファイルの中の "windows\setup.exe"を実行して手動でセットアップ画面を表示させてくだ さい。 ・[Windowsサーバ]の[Install]をクリックします。 ・使用許諾契約に同意します ・ユーザ名とパスワードを入力します。 注:ユーザ名とパスワードは、PowerChute Business Editionエージェントのイ ンストール時に指定したものと同じでなければなりません。 ・説明をよく読み、PowerChute Business Editionエージェント用の設定プロファイルを作成し ます。 ・[デバイスリストの設定] 画面では、インストールしたPowerChute Business Editionサーバ が管理するPowerChute Business Editionエージェントを選択します。 左側から PowerChute Business Editionエージェントを選択して[追加]をクリックして下さい。また は、[新規]をクリックしてPowerChute Business Editionエージェントをインストールした Linuxコンピュータのアドレスを直接入力して下さい。 設定が完了したら、[適用]をク リックして、選択した各PowerChute Business Editionエージェントに設定プロファイル情報 を送信します。 ・指示に従い、インストールを完了します。 3.2.3 PowerChute Business Edition コンソール のインストール ---------------------------- 注:Linux版のPowerChute Business Editionコンソールはありません。したがっ て、このコンポーネントは先ほどサーバコンポーネントをインストールした コンピュータと同一か、そのコンピュータとTCP/IPで通信可能なネットワー ク上のwindowsコンピュータにインストールする必要があります。 注:サーバコンポーネントと異なるコンピュータにインストールする場合は、 "pcbe703.exe"を解凍したファイルをそのコンピュータにコピーし、解凍さ れたファイルの中の"windows\setup.exe"を実行して手動でセットアップ画 面を表示させてください。 ・[Windowsコンソール]の[Install]をクリックします。 ・使用許諾契約に同意します ・指示に従い、インストールを完了します。 ------------------------------------------------------------------------------------ 4.0 使用方法 ------------------------------------------------------------------------------------ PowerChute Business Editionは、コンソールからサーバにログインして使用します。 ・コンソールコンポーネントをインストールしたWindowsコンピューター上で、 [スタート] -> [プログラム] -> [APC PowerChute Business Edition] ->[コンソール] を起動します。 ・ログイン画面ではエージェントコンポーネントをインストールした時に設定したユーザー名 およびパスワードを入力してログインします。 ・エージェントコンポーネントがインストールされたコンピュータが一覧表示されます。管理 するコンピュータをダブルクリックすると、デバイスプロパティ画面に入ることができます。 詳しい操作方法はオンラインヘルプをご参照ください。 ------------------------------------------------------------------------------------ 5.0 アンインストール手順 ------------------------------------------------------------------------------------ 5.1 Windows環境の場合 -------------------------------------------------------- PowerChute Business Edition Windows版の各コンポーネントは、一般的なWindowsアプリケー ションと同様に[コントロールパネル]の[アプリケーション(プログラム)の追加と削除]からア ンインストールが可能です。 PowerChute Business Editionを削除後、フォルダやファイルがインストールディレクトリに残 る可能性があります。その場合、"program files\APC\PowerChute Business Edition"のディレ クトリを確認し、ディレクトリの中身とともに削除して下さい。 5.2 Linux環境の場合 -------------------------------------------------------- 5.2.1 エージェントコンポーネントのアンインストール ---------------------------- --- 5.2.1.1 .bin実行ファイル版の場合 --- .bin実行ファイル版を使用している場合、PowerChute Business Edition Agentをアンインス トールするには、Agentのインストールディレクトリにある uninstallPowerChuteBusinessEditionAgentスクリプトを実行します。 たとえば、Agentを/opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agentディレクトリにインストールし ていた場合、以下のコマンドを実行します。 # cd /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent # ./uninstallPowerChuteBusinessEditionAgent --- 5.2.1.2 RPM版の場合 --- RPM版のPowerChute Business Edition Agentを使用している場合は、以下のように"-e(erase)" オプションを使用して、PowerChute Business Editionをアンインストールします。 # rpm -e pbeagent 5.2.2 サーバおよびコンソールコンポーネントのアンインストール ---------------------------- Windowsコンピュータにインストールされた、サーバおよびコンソールコンポーネントは、一般 的なWindowsアプリケーションと同様に[コントロールパネル]の [アプリケーション(プログラム)の追加と削除]からアンインストールが可能です。 PowerChute Business Editionを削除後、フォルダやファイルがインストールディレクトリに残 る可能性があります。その場合、"program files\APC\PowerChute Business Edition"のディレ クトリを確認し、ディレクトリの中身とともに削除して下さい。 ------------------------------------------------------------------------------------ 6.0 トラブルシューティング ------------------------------------------------------------------------------------ 本章では、PowerChute Business Editionのインストールおよび運用時に、一般に経験しやすい トラブルとその対処方法について説明しています。 ・[エージェント]がUPSと通信できない → PowerChute Business Editionエージェントが動作していることを確認して下さい。 また、UPSに同梱されていたスマートシグナルケーブル(コネクタ部に"940-0024C"また は"940-1524C"と刻印された黒色シリアルケーブル)で適切に接続されていることを確認 してください。モデムの接続などに使用される市販のシリアルケーブルでは通信できま せん。 それでも通信できない場合、OS上からUPS接続に使用しているシリアルポートを以下のよ うに設定してください。 設定 値 ボーレート(ビット/秒) 2400 データビット 8 パリティ なし ストップビット 1 フロー制御 Xon/Xoff FIFOバッファ 使用しない これらの設定を確認後、PowerChute Business Editionエージェントサービスを再起動し て下さい。 ・ [エージェント]を[サーバ]のデバイスリストに追加することができない → PowerChute Business Editionサーバおよびコンソールが DNSサービスが動作しており、 且つ、デフォルトゲートウェイが正しく設定されていないコンピュータにインストール されている場合に発生する可能性があります。 この問題が発生した場合には、デフォルトゲートウェイの設定が正しく行われているこ とを確認してください。 ・コンポーネント間の通信が取れない(1) → Windows XP SP2をお使いの場合、Windowsファイアーウォールによって通信が拒否されて いる可能性があります。Windows XP SP2上にインストールされたPowerChute Business Editionの'pbeserver.exe' および'pbeagent.exe'をWindowsファイアーウォールの例外 リストに追加してください。エージェント、サーバおよびコンソール全てのコンポーネ ントを同一マシン上にインストールしている場合には、例外リストに追加しなくとも通 信は可能ですが、コンソールログイン画面でローカルサーバの検出をすることはできま せん。このような場合、127.0.0.1またはlocalhost がログイン先として表示されます ので、そのままログインするか、手動でローカルマシンのホスト名を入力してログイン してください。 Windowsファイアーウォールに限らず、特定のプログラムのネットワークへのアクセス や、ネットワークから特定のプログラムへのアクセスを制御する機能を持つサードパー ティー製セキュリティソフトウェア(一般にパーソナルファイヤーウォール、ホスト型 ファイヤーウォール等と呼ばれているもの)を使用している場合も、同様の措置が必要に なる可能性があります。 ・コンポーネント間の通信が取れない(2) → エージェント、サーバおよびコンソールコンポーネントを異なるコンピュータ上にイン ストールして運用する場合、各コンピュータ間の通信経路上にルータやファイヤー ウォールが介在していないかご確認ください。 介在している場合、必要に応じて以下のポートを許可する必要がある場合があります。 ポート プロトコル 目的 2160 TCP [コンソール]-[サーバ]間の通信 2161 TCP [サーバ]-[エージェント]間の通信 2260 TCP SSLサーバ接続 3052 TCP [エージェント]のユーザーインターフェース、および [エージェント]->[サーバ]間のログ送信 2160 UDP [コンソール]による[サーバ]の検索 2161 UDP [サーバ]による[エージェント]の検索 7845 UDP [エージェント]のSNMPコンポーネントとの通信(Windows) 7846 UDP [エージェント]のSNMPコンポーネントとの通信(Windows) WindowsにおけるTCP/IPセキュリティ機能やLinuxのファイヤーウォール機能、サード パーティー製ファイヤーウォールソフトウェアを使用してパケットフィルタリングを 有効化している場合も、同様の措置が必要になる可能性があります。 ・(WindowsXP)UPSによるシャットダウン後、コンピュータが自動起動しない → WindowsXPでグループポリシーを変更し、[Windows システムのシャットダウンのとき に電源を切らない]設定を有効にしてください。 設定方法: 1.[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]を開き、 gpedit.msc を入力し、 OKを押します。 2.左ペインのツリーを以下のように展開します。 [ローカルコンピューターポリシー] | +--[コンピュータの構成] | +--[管理用テンプレート] | +--[システム] 3.右ペインの項目の、[Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない]を ダブルクリックで開きます。 4.プロパティウィンドウが開きますので、設定タブの構成を「有効」にして、適用ボタ ン、OKボタンの順に押します。 5.グループポリシーオブジェクトエディタのウィンドウを閉じます。 ・(WindowsServer2003)UPSによるシャットダウン後、コンピュータが自動起動しない → WindowsServer2003の仕様です。SP1で修正されています。SP1を適用後、以下の設定を行 うことで自動起動するようになります。 設定方法: 1.サービスパック1を適用します。 2.[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]を開き、 gpedit.msc を入力し、 OKを押します。 3.左ペインのツリーを以下のように展開します。 [ローカルコンピューターポリシー] | +--[コンピュータの構成] | +--[管理用テンプレート] | +--[システム] 4.右ペインの項目の、[Windows システムのシャットダウンのときに電源を切らない]を ダブルクリックで開きます。 5.プロパティウィンドウが開きますので、設定タブの構成を「有効」にして、適用ボタ ン、OKボタンの順に押します。 6.グループポリシーオブジェクトエディタのウィンドウを閉じます。 詳細は、以下リンクをご参照ください。 「WindowsServer2003環境のUPS管理で停電復旧後 サーバー(IA Server)が起動しない」 → http://www-6.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-05FB02C ・(WindowsServer2003)ブロードキャスト(ポップアップ)メッセージが実行されない → ブロードキャスト(ポップアップ)メッセージを受信するためには、[Messenger]サービス が起動している必要があります。WindowsServer2003は、規定値で[Messenger]サービス が起動していません。通知先がWindowsServer2003の場合、[Messenger]サービスを起動 してください。 ・ v6.xのエージェントを監視することができない → PowerChute Business Editionでは、異なるバージョンのコンポーネントが混在する環 境はサポートされていません。v6.xのエージェントを監視する場合はv6.xのサーバーを 別途用意するか、エージェントをv7.0.3にアップデートしてください。 ・(Linux)SNMP通信を設定できない → SNMP通信はPowerChute Business Edition Agent for Linuxでは利用できません。 ・(Linux)サーバが起動時に次のようなメッセージが表示される devfs: devfs_register(): device already registered: "cup" rc0: RISCom/8 Board at 0x220 not found. → これはPowerChuteのパフォーマンスには影響を及ぼさない問題です。無視してください。 ・(RedHat9.0/EL3).bin実行ファイル版のインストールプログラムで次のエラーが発生する Exception in main class "JExpressLoader" → .bin実行ファイル版の代わりにRPM版をご使用ください。 または、.bin実行ファイル版をインストールする前に、システムに "compat-libstdc++-<バージョン番号>.i386.rpm"パッケージをインストールしてくださ い。"compat-libstdc++-<バージョン番号>.i386.rpm"パッケージはRedHatLinuxのインス トールCDに収録されています。 ・(RedHatEL3)EM64Tプロセッサのコンピュータで.bin実行ファイル版のインストールプログラ ムが起動しない → EM64T対応プロセッサはエグゼキュート・ディスエーブル・ビット機能と言われる、バッ ファ・オーバーフロー攻撃を防止する機能を持っています。この機能は、 NX(No eXecute)とも呼ばれ、エグゼキュート・ディスエーブル・ビットはNXbitとも呼 ばれます。 Red Hat Enterprise Linux 3 Update3以降に含まれるカーネルには、NXに対応したコー ドが取り込まれています。(/usr/src/linux-2.4/arch/i386/kernel/setup.cの中) そのことが原因となり、EM64Tを搭載したサーバーにRed Hat Enterprise Linux 3 Update3以上の組み合わせでJavaを実行することができなくなります。 PowerChute Business Edition の.bin実行ファイル版のインストーラはJavaを使用して いるため、インストーラが起動できないことがあります。 なお、ユニプロセッサ用のカーネルではNXの前提条件となるPAEモードのサポートが OFFとなっているため、この現象は起こりません。SMPカーネルはPAEモードがサポートさ れていますので、この問題の影響を受けます。 回避策としては、.bin実行ファイル版の代わりにRPM版をご使用ください。 または、起動時のカーネルパラメータで、"noexec=off"を指定してNX機能を無効化して OSを起動した上で、.bin実行ファイル版を実行してください。 カーネルパラメータを指定するには、GRUB設定ファイル(grub.conf)を以下のように編 集します。 /etc/grub/grub.confの設定例 ------------------------------------------------- title Red Hat Enterprise Linux AS (2.4.21-20.ELsmp) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.4.21-20.ELsmp ro root=LABEL=/ noexec=off <┐ ^^^^^^^^^^ └ 追記します initrd /initrd-2.4.21-20.ELsmp.img title Red Hat Enterprise Linux AS-up (2.4.21-20.EL) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.4.21-20.EL ro root=LABEL=/ initrd /initrd-2.4.21-20.EL.img ------------------------------------------------- 上記設定後サーバーを再起動することにより、LinuxカーネルのNX機能のサポートがOFF となるためSMP対応カーネルでもJavaを従来通りに実行することができます。 ただし、NXをOFFにしていますので、NXを利用してバッファ・オーバーフロー攻撃を防ぐ ということはできなくなってしまう点にはご注意ください。 ------------------------------------------------------------------------------------ 7.0 使用条件 ------------------------------------------------------------------------------------ ・このソフトウェアはIBM純正UPS(無停電電源装置)専用です。APC社製等IBM製以外のUPSではご 使用いただけません。 ・ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人に対してのみ、また、営利 を伴わない形態で可能とします。 ・他のネットワークへの転載、ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変、雑 誌・市販製品へ許可なく添付することを禁止します。 ・当社は、このダウンロードとそのソフトウェアの使用に付随また関連して発生する直接的、 間接的な結果および損害に対して一切責任を負わないものとします。 ・本ソフトウェア製品は、使用許諾されるものであって、売却されるものではありません。 ・このダウンロードに関するユーザー・サポートは行っていません。 ・ソフトウェアは、予告せずに改良、変更することがあります。 ・文中の社名または商品名は、米国およびその他の国における IBM Corporation および他社の 商標または登録商標です。