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特定のSAS,SATAディスクでデータ破損が発生する - サーバー (更新:2009/3/6)

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トラブル・シューティング


  出典
RETAIN tip: H194632

http://www-947.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5079333&brandind=5000008


  事象
日ごろからIBM製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

この度、弊社の下記BladeCenter, System x 製品におきまして、システムの電源オン時に特定の3.5インチSAS及びSATAディスにおいて、ディスクの書き込みキャッシュが有効になっている場合に、非常に稀ですが、データの破損が発生する可能性があります。

以下のディスクでこの現象が発生する可能性があります。
メーカー型番 ファームウェアバージョン 
ST31000340NS BB10
ST3250310NS BB10
ST3500320NS BB10
ST3750330NS BB10
ST3750630SS BB17

本年出荷分につきましては該当ディスクの使用を中止しておりますので、問題はありません。

ディスクのメーカー型番及びファームウェアバージョンは、RAIDの管理ソフト(ServeRAID Manager,MegaRAID Storage Manager)や構成ユーティリティにて確認出来ます。ディスク表面に貼られているラベルでもメーカー型番を確認出来ます。


  対象機種
以下リストが該当ディスクを構成出来、使用可能な対象機種です。

  • BladeCenter JS20, タイプ 8842, 全てのモデル
  • BladeCenter JS21, タイプ 7988, 全てのモデル
  • BladeCenter JS21, タイプ 8844, 全てのモデル
  • BladeCenter JS22, タイプ 7998, 全てのモデル
  • BladeCenter LS21, タイプ 7971, 全てのモデル
  • BladeCenter LS22, タイプ 7901, 全てのモデル
  • BladeCenter LS41, タイプ 7972, 全てのモデル
  • BladeCenter LS42, タイプ 7902, 全てのモデル
  • BladeCenter S, タイプ 1948, 全てのモデル
  • BladeCenter S, タイプ 7779, 全てのモデル
  • BladeCenter S, タイプ 8886, 全てのモデル
  • xSeries 206m, タイプ 8485, 全てのモデル
  • xSeries 206m, タイプ 8490, 全てのモデル
  • xSeries 306m, タイプ 1887, 全てのモデル
  • xSeries 306m, タイプ 8491, 全てのモデル
  • xSeries 306m, タイプ 8849, 全てのモデル
  • xSeries 306m, タイプ 8891, 全てのモデル
  • xSeries 336, タイプ 1879, 全てのモデル
  • xSeries 336, タイプ 8837, 全てのモデル
  • BladeCenter HS20, タイプ 1883, 全てのモデル
  • BladeCenter HS20, タイプ 1884, 全てのモデル
  • BladeCenter HS20, タイプ 7981, 全てのモデル
  • BladeCenter HS21 XM, タイプ 1915, 全てのモデル
  • BladeCenter HS21 XM, タイプ 7995, 全てのモデル
  • BladeCenter HS21, タイプ 1885, 全てのモデル
  • BladeCenter HS21, タイプ 8853, 全てのモデル
  • System x3105, タイプ 4347, 全てのモデル
  • System x3200 M2, タイプ 4367, 全てのモデル
  • System x3200 M2, タイプ 4368, 全てのモデル
  • System x3200, タイプ 4362, 全てのモデル
  • System x3200, タイプ 4363, 全てのモデル
  • System x3250 M2, タイプ 4190, 全てのモデル
  • System x3250 M2, タイプ 4191, 全てのモデル
  • System x3250 M2, タイプ 4194, 全てのモデル
  • System x3250, タイプ 4364, 全てのモデル
  • System x3250, タイプ 4365, 全てのモデル
  • System x3250, タイプ 4366, 全てのモデル
  • System x3400, タイプ 7973, 全てのモデル
  • System x3400, タイプ 7974, 全てのモデル
  • System x3400, タイプ 7975, 全てのモデル
  • System x3400, タイプ 7976, 全てのモデル
  • System x3455, タイプ 7940, 全てのモデル
  • System x3455, タイプ 7984, 全てのモデル
  • System x3455, タイプ 7986, 全てのモデル
  • System x3500, タイプ 7977, 全てのモデル
  • System x3550, タイプ 7978, 全てのモデル
  • System x3650, タイプ 1914, 全てのモデル
  • System x3650, タイプ 7979, 全てのモデル
  • System x3655, タイプ 7943, 全てのモデル
  • System x3655, タイプ 7985, 全てのモデル


  対象ディスク オプション
以下リストが該当ディスクを含む可能性のあるオプション製品です。
  • 1 TB Dual-Port Hot-Swap SATA hard drive, Option part number 43W7630
  • 1 TB Hot-Swap SATA hard drive, Option part number 43W7626
  • 250 GB 7200 rpm Simple-Swap SATA hard drive, Option part number 39M4508
  • 250 GB 7200 rpm Simple-Swap SATA hard drive, Option part number 39M4526
  • 250 GB Hot-Swap SATA II hard drive, Option part number 43W7598
  • 500 GB 7200 rpm Hot-Swap SATA, Option part number 39M4530
  • 500 GB 7200 rpm Simple-Swap SATA hard drive, Option part number 39M4514
  • 500 GB Dual-Port Hot-Swap SATA hard drive, Option part number 39M4558
  • 750 GB 7200 rpm Hot-Swap SAS hard drive, Option part number 42D0546
  • 750 GB Dual-Port Hot-Swap SATA hard drive, Option part number 43W7580
  • 750 GB Hot-Swap SATA hard drive, Option part number 43W7576
  • 750 GB Simple-Swap SATA hard drive, Option part number 43W7572
  • Express 500GB Hot-Swap SATA II hard drive, Option part number 41Y8226
  • Express 500GB Simple-Swap SATA II hard drive, Option part number 41Y8218
  • Express 750 GB Hot-Swap SATA II hard drive, Option part number 41Y8232
  • Express 750 GB Simple-Swap SATA II hard drive, Option part number 41Y8222


  解決策
ディスクのファームウェアを更新することによりこの問題は解決出来ます。該当ディスクを使用されている場合には必ず更新の適用をお願いいたします。

当初、2月27日とご案内させていただいておりましたが、提供予定日が2009年3月16日に変更になりました。
下記URLより提供を予定しています、この修正は必ず導入していただきますようお願いします。
http://ibm.com/systems/support"


  回避策
ディスクのファームウェアを更新するまでは、書き込みキャッシュの状態を確認していただき、有効になっていた場合には、無効に変更してご使用いただけますようお願いいたします。

書き込みキャッシュの状態は、RAIDコントローラーの構成ユーティティで確認・変更が可能です。RAIDコントローラーにより方法が異なります。

ServeRAID8シリーズ
1.システムの起動時に、RAIDのBIOSメッセージが表示された後に、Ctl + Aを押して、IBM ServeRAID Configuration Utilityを起動して下さい。
2.Serial Select Utilityを選択して下さい。
3.Controller Configuraionを選択して下さい。
4.Drives Cacheの設定を確認して下さい。初期値は"SATA ON,SAS OFF”です。キャッシュを無効にするためには"SATA OFF, SAS OFF”に変更して下さい。
5."ESC"キーを押すと保存するかどうかの選択肢が提示されますので、"y"を押して構成変更を保存して下さい。
6.設定変更は完了しましたので、システムを再起動して下さい。

なお、ServeRAID Managerで、ドライブのプロパティからもキャッシュの状態は確認可能ですが、設定の変更は出来ません。

MegaRAID8480/ServeRAID MR10シリーズ
1.システムの起動時に、RAIDのBIOSメッセージが表示された後に、Ctl + Hを押して、Web BIOSを起動して下さい。
2.Virtual Diskを選択し、"GO"をクリックして下さい。
3.Propertiesを選択し"GO"をクリックして下さい。
4.Disk Cache Policyを確認して下さい。初期値は"No Change"です。キャッシュを無効にするためには"Disabled"に変更して下さい。
5.Changeを選択し、"GO"をクリックして下さい。
6.設定変更は完了しましたので、システムを再起動して下さい。

LSI1064/1068コントローラーを使用して、RAIDを構成している場合には、自動的にキャッシュは無効になりますので、設定変更の必要はありません。


  補足情報
書き込みキャッシュが有効になっている状態で、ディスクに対して書き込み命令が実行された直後にRead Verify命令(読み出しを実行し、エラーが発生しなかったかどうかを報告する命令)が実行された場合にファームウェアの不具合により、稀にデータが破損する可能性があります。

SASディスクは出荷時にはディスクの書き込みキャッシュは無効に設定されています。このため、導入後、キャッシュを有効に変更していない限りは、この現象は発生しません。SATAディスクは出荷時にはディスクの書き込みキャッシュは有効に設定されています、2月末を予定しております修正を必ず適用下さい。
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文書番号:  SYJ0-02E78AB
最終更新日:  2009-03-06
Copyright © 2009 IBM Corporation




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