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仮想化専用モデルの構成情報バックアップ/リカバリーについて

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ヒント集

仮想化専用モデルを工場出荷の状態に戻す場合、製品に同梱されるCDを利用してリカバリーを実施します。しかし、リカバリーを実行すると全ての構成データは殆どシステムのデフォルト値で上書きされ、インストールされているシリアル番号消失されます。その為、仮想化専用モデルを利用する場合には、事前に構成情報のバックアップを行い、必要に応じてリカバリーを実行し、その後に構成をリストアするという方法をご検討下さい。

なお、構成情報のバックアップを行う前にフラッシュのファイルが破損してしまったような場合、ハードウェア障害コールを行い、シリアル番号を再度取得する必要があります。シリアル番号の紛失を回避する意味でも、サービスを開始する前に1回は、構成情報をバックアップすることを推奨致します。

当tipsでは、VMware Infrastructure RemoteCLI (以降、RemoteCLIと称す)及び製品同梱のリカバリーCDを用いた仮想化専用モデルの構成情報のバックアップ・リカバリー・構成情報のリストアについて手順及び注意点についてまとめております。

より詳細な情報を必要とする場合、以下のVMware社が公開する資料が参考になりますので、そちらをご確認下さい。

VMware Infrastructure 3 ドキュメント ESX Server 3i Embedded セットアップ ガイド
http://www.vmware.com/jp/support/pubs/vi_pubs_35u2_3i_e.html

Download VMware Infrastructure 3 Remote Command-Line Interface Installation and Reference Guide
https://www.vmware.com/download/vi/drivers_tools.html



事前の準備

構成情報のバックアップ/リストアを行う場合、仮想化専用モデルと通信可能な管理端末上にRemoteCLIを導入する必要があります。

-RemoteCLIの入手

VMware Infrastructure RemoteCLI をダウンロードします。下記VMware社のダウンロードサイトにて入手可能です。
Download VMware Infrastructure 3
https://www.vmware.com/download/vi/drivers_tools.html


-RemoteCLIのインストール


1.ダウンロードしたVMware-VIRemoteCLI-3.5.0-104314.exe を実行します。
2.インストールの準備を行います。



3.ウィザードが立ち上がります。「Next」をクリックします。




4.インストールを行うフォルダを指定します。必要に応じて「Change」でフォルダを指定します。今回は標準のフォルダのままインストールを行いますので、そのまま「Next」をクリックします。




5.インストールを開始します。「Install」をクリックします。




6.インストールが開始されます。




7.インストールが完了しました。「Finish」をクリックします。




構成情報のバックアップ

-RemoteCLIの実行

管理端末上でRemoteCLI を実行します。Windows Server 2003 環境の場合は、以下の手順でRemoteCLIを実行します。

1.スタート →プログラム →VMware →VMware Remote CLI →Command Prompt を選択して実行します。
2.Command Prompt が起動します。




3.スクリプトが下層フォルダに存在するので、以下のコマンドを入力し、bin フォルダに移動します。

C:\Program Files\VMware\VMware VI Remote CLI>cd bin




4.bin フォルダに移動した事を確認します。




5.vicfg-backup コマンドを入力・実行します。

vicfg-cfgbackup コマンドに-s フラグをつけて実行し、指定したバックアップ ファイル名にホスト構成を保存します。

vicfg-cfgbackup.pl --server <ホスト名 or IPアドレス> --username root --password <root_password> -s <backup-filename>


例/IPアドレス192.168.0.123 のhost から123_backup-71173 というファイル名で構成情報をバックアップする場合

vicfg-cfgbackup.pl --server 192.168.0.123 --username root --password password -s 123_build-71173




6.Saving firmware configuration to 123_build-71173 ...と表示され、構成情報のバックアップが完了します。




7.binフォルダ内に123_build-71173 ファイルが生成された事を確認します。このファイルは大事に保存して下さい。




ESX i3.5 のリカバリー

以下の手順で仮想化専用モデルのESX i3.5 のイメージを初期状態に復旧する事が可能です。

※注意
リカバリーの実行だけでは、完全な形での初期状態にはなりません。リカバリーを実行した後に、後述する「構成情報のリストア」も併せて作業する必要があります。


1.サーバーの電源を投入します。サーバー起動後、以下のメッセージが画面下部分に表示されるタイミングでF12キーを入力します。

Press F12 for Boot Device Selection Menu

2.Select Boot Device 画面に切り替わります。選択可能なブートデバイスから「CD ROM」を選択し、エンターキーを入力します。




3.リカバリーCDからBootが開始され、自動でリカバリプログラムが実行されます。
4.Loading VMware ISO と表示され、イメージを読み込みます。




5.ファイルの展開が実行されます。




6.リカバリーを続けるか確認されるので、メッセージ内容に従いエンターキーを入力します。




7.ESXi 3.5のインストールを実行するか確認されるので、エンターキーを入力します。



8.インストールが実行されます。



9.3分程度でインストールが完了し、下記の画面が表示されます。サーバーを再起動しますので、エンターキーを入力します。



10.画面が切り替わった後にサーバーが再起動します。



11.再起動後、F2キーを入力してCustomize System - View Support Information を確認すると、License適用されていない状態(Evaluation)になっておりますので、「構成情報のリストア」を引き続き行って下さい。





構成情報のリストア

リカバリーCDによるOSのリカバリーを実行後、Remote CLIを使用して構成情報をリストアする事で仮想化専用モデルを初期状態に復旧する事が可能です。

※注意
リカバリー直後は、パスワード及びIPアドレスが設定されていません。パスワード及びIPアドレスを設定した後に、remote CLI による構成情報のリストアを実行して下さい。
リストアを実行するとサーバーが再起動します。


-RemoteCLIの実行

1.スタート →プログラム →VMware →VMware Remote CLI →Command Prompt を選択して実行します。
2.Command Prompt が起動します。



3.スクリプトが下層フォルダに存在するので、以下のコマンドを入力し、bin フォルダに移動します。

C:\Program Files\VMware\VMware VI Remote CLI>cd bin



4.bin フォルダに移動した事を確認します。




5.vicfg-backup コマンドを入力・実行します。

vicfg-cfgbackup コマンドに-l フラグをつけて実行し、指定したバックアップ ファイル名にホスト構成を保存します。

vicfg-cfgbackup.pl --server <ホスト名 or IPアドレス> --username root --password <root_password> -l <backup-filename>


例/IPアドレス192.168.0.123 のhost に123_backup-71173 というファイル名で構成情報をバックアップしたファイルを適用する場合

vicfg-cfgbackup.pl --server 192.168.0.123 --username root --password password -l 123_build-71173




6.リストアを実行すると、サーバーが再起動します。問題ない場合は「yes」と入力してからエンターキーを入力します。




7.リストアが実行されます。再度コマンドプロンプトが表示されたらリストア完了です。ESXi 3.5 のCustomize System 画面でLicence が正しく適用されている事を確認します。




仮想化専用モデルを利用する上での考慮点

現在、以下のような情報が公開されております。こちらもご参照下さい。

VMware ESXi 3.5 boot sequence missing Embedded Hypervisor - IBM System x3850 M2 (Type 7141-3HY)
http://www-304.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5077506&brandind=5000008

VMware ESX 3i recovery media defective - IBM BladeCenter HS21 XM, System x3850 M2
https://www-304.ibm.com/systems/support/supportsite.wss/docdisplay?lndocid=MIGR-5077218&brandind=5000008#ibm-content
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文書番号:  SYJ0-030AB4F
最終更新日:  2008-09-15
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