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社員インタビュー 白 敏治

「仕事がとても楽しい」というITエンジニアの先輩に惹かれ、AIXのエキスパートとなる

白敏治
1997年入社
サーバー・システム部AIXグループ

※インタビュー当時の所属。現在 : ITソリューションセンター Webインテグレーションシステム部

FSOと、プロフェッショナル・サービスという2つの業務

インタビューの様子私は現在、IBMシステムズ・エンジニアリング株式会社(ISE)という、IBMの関連企業の中のサーバーシステム部・AIXグループに所属しています。AIX®というのは、ご存じのように、IBMが提供するUNIXオペレーティング・システムです。

現在の私の職種は、ITエンジニアです。

一般的にITエンジニアと言うと、お客様の会社などのシステムをデザインしたり、構築したりするものだと思われますが私の部署はちょっと特殊な部分がありまして、基本的には2つの大きな業務に分かれます。1つはFSOという活動であり、もう一つはプロフェッショナル・サービスというものです。
まずFSOの方ですが、「フィールド・サポート・オーガニゼーション」の略で、フィールドとは実際のお客様の現場とか、日本IBMのITエンジニアが働いている場所のことを言います。そのフィールドにいるITエンジニアが困ったときに技術的なサポートをするのが、FSOの仕事です。具体的には、Lotus Notes®のデータベース上でさまざまなシステムやアプリケーションに係わるQ&Aのやりとりをしてテクニカルな質問に答えるとか、どうしようもないときには現場に出向いてサポートを行なったりとか、お客様のシステムが円滑に稼働するようサポートする仕事です。
また、例えば新製品が出たときに、製品の使い方や仕様などを記述した技術的なドキュメントを作成したり、頻発する障害情報やある障害を未然に防ぐための情報等を出したり、関係者に緊急に伝えなければならない情報などをLotus Notesのデータベースに公開するといった「情報の発信業務」や、私はまだ経験がないのですが、アメリカなど海外へ行って、外国の人と協力して技術的なドキュメントを一緒に作成する仕事もフィールド・サポート業務のひとつです。
一方、プロフェッショナル・サービスという方は、いわゆる一般のITエンジニアさんがやられていることと同じようなことです。実際にお客様の所に出向いてシステムをデザインしたり、構築業務を行なったりというようなことですね。いま現在、私がやっているのは、どちらかというとプロフェッショナル・サービスの方がメインですが、それはたまたま今がプロフェッショナル・サービス寄りなだけであって、部署全体では、FSOとプロフェッショナル・サービスの業務割合は半々という感じじゃないかと思います。

だれも解けなかった問題を解決する、という面白味

プロフェッショナル・サービスというか、一般的なITエンジニアさんには、基本的に幅広い知識が求められます。もちろん私にもそれは必要ですが、私の場合はAIXグループという部門に所属し、その技術的サポートを行うのが仕事ですから、AIXの知識は特に深く持っている必要があります。なにしろ、フィールドのITエンジニアの方々から来る質問というのは、わかっている人から寄せられる質問である訳で、応えるこちら側にはそれ以上の知識が求められます。質問に即答できず、自分が勉強しなければ答えられないこともたくさんありますので、日々、仕事をしながら勉強しているといった感じです。
もっとも、私は、入社するまではAIXに関する知識はまったく持っていませんでした。在学中は理工学部の電子通信工学科に在籍し、大学院では理工学研究科の電気工学専攻に進んで「カオス」の研究をしていました。シミュレーションのためのソフトをC言語で作るためにUNIXを使ってはいましたが、本当に単純な一般ユーザーであり、システム管理とか導入とか、そういったことは全く知りませんでした。ですので、現在のようなテクニカル・サポートができるようなAIXの知識は、すべて、入社してから学びました。それもAIXについての初歩的な知識は1週間か2週間の研修で習い、本当の意味で知識を付けたのは、先輩についての実務研修の場でした。自分で勉強したり先輩に教わったり、もしくは研修を受けたりといった形で知識を付けていくわけです。それでも解らないことはたくさん出てきますので、どんどん勉強しなければならず、その度に考え勉強して、実証してということの繰り返しです。
そうした中で、例えば、ITエンジニアさんから何か質問を受けたとして、周りでも誰も解らなかったりしたときに、自分で理論を建てて、これはこうだからこうなっているんじゃないだろうかと、それを実証してみて問題が解決できた、なんていう時はうれしいですね。達成感ももちろんありますし、そのへんがこの仕事の面白味じゃないでしょうか。

「自分はこれがやりたい、これができる」と主張すること

インタビューの様子就職の時期が迫ってきたころ、コンピュータ業界というか情報産業に入りたいなという気持ちは、まずありました。IBMという会社に関しても、就職について考え始めたころから意識していました。先輩方や、学部時代に卒業して会社に入った同期の人たちからもいろいろ話を聞きましたが、その中で、IBMに入ってITエンジニアをされていた先輩が、とっても仕事が楽しいという話をされていたんです。また、そのOBのかたが親身になって話を聞いてくれたもので、それでですね。最終的にIBMを選んだのは。
就職に際して、私の負っている障がいというのは、うーん、正直言って私個人はあまり意識がなかったんですよね(笑)。大学1年の時にバイクで転んで足を怪我してしまい、現在は障がいの程度で言うと4級なんですが、実は、就職活動を始めたときに障がい者手帳というものを持っていなかったんですよ。なんというか、障がい者だという意識が全然なかったんです。というのも、私のこの怪我というのは、まぁ、走り回ったりとか、そういうことはできませんが、普通の日常生活を営むうえではそれほど大きな問題はないんです。普段は、杖を持っていますが、なくても室内では問題ないですし、室外にも持っていかないこともあります。ただ、階段を昇ったりするときは、転ぶのが怖いので一応持っていますが。
ですので、その辺は就職活動の際もあまり考えなかったんですよね、私は。それで、まあしかし、就職活動を進めて行くうちに、やはりそういうことも興味を持ったというか、調べたり話を聞いたりしていくうちにいろんなことが分かってきて、IBMは障がいのある人にも優しい会社だといったようなイメージは持ちました。現在、この中にいて、他の会社と比べてどうなのかっていうことは、実は私にはわからないのですが、私が当たり前だと思っているところで、優しさを受けてるところがあるのかもしれません。ただ私個人ということで言えば、むしろ逆に、誰も意識してないという方が正しいんじゃないかなあと思いますけど。周りも自分も含めて。といってももちろん「マラソンするんだけど行く?」とかいう誘いはないですけどもね(笑)。
会社に福利厚生を求めるというか、私はこういうケガをしています。障がいを持っています。会社は何をしてくれますか?というスタンスは違うだろうと思うんです。たまたま障がいを持ってはいるけれども、それは置いておくとして、自分がやりたいことはこういうことですとか、私はこれができますよっていうものが必要だと思うんですが、そうじゃないでしょうか?

前向きさと、英語と、積極的に話を聞く姿勢

現在の仕事を楽しむというか、うまくやっていくための能力なり資質なりということで言えば、ひとつには、前向きにやることだと思います。最近、漠然とそう思っているだけなんですが、何をやるときでも嫌だと思いながらやったら上手くはいかないでしょう。何か解決策を探していて、見つかっても、それがいい解決策かどうかは分からない。でも、前向きにこれを解決してやろうと思いながらやっていくと楽しく解決できるんじゃないかと、そんなふうに思うんですよ。

それと、これからIBMを目指されるみなさんにアドバイスしたいことは、少なくとも英語を勉強しておいた方がよいかも、ということですね。

私の部門というか、この組織が特にそうなのかもしれませんが、海外とのやりとりはやはり多いんです。実際に私も、一度、ある製品の研修を受けにアメリカまで出張に行かせてもらったことがあるんですが、英語が必要とされる場というのは無茶苦茶あります。場合によってはマニュアルも英語しかないということも多々あります。ですので、英語は少なくとも勉強しておいた方がいいですね。これは、他社に入社されてもある程度同じじゃないかと思います。
そして、就職活動に際しては、先輩やOBのかたから話が聞ける場所とか機会があったらどんどん積極的に聞いた方がよいと思います。人に聞くっていうのは大事なことだと思います。もちろん自分の積極性を見せるっていう意味合いもありますが、その会社についてイメージしていたことが話を聞いてみると違ったとか、逆にイメージとは違うけれども、もっといいところを見つけた、といったこともあるかもしれません。どんどん積極的に聞くことをお勧めします。

(幕張事業所にて)

IBM, IBMロゴ, AIX, Lotus Notesは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

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