1989年4月入社
所属 : テクニカル・セールス・サポート/アドバンスト・テクニカル・サポート
ベータプログラム推進
差別のないダイバーシティー(多様性)をもったIBMに魅かれた
就職活動中は、女性が男性との区別なく長く勤められる企業を希望していました。その中でIBMの性別・国籍・人種等に関係なく活躍できる場を提供するダイバーシティー(多様性)の取り組みに魅力を感じ、就職しました。就職の際には、自分自身が出産しても働き続けたいという意思は固まっていませんでしたね。
育児休職期間中に次のキャリアステップを考える
私は入社してから金融業界のお客様を担当するSE部に配属され、さまざまなお客様を担当しながらデータベース関連の技術を磨いてきました。お客様の意図を汲み、物事の全体をとらえるスキルも身につけることができたと思います。
育児休職は、1994年(長男出産)と2001年(長女出産)に2度取得しましたが、2度目の時に自分のキャリアのステージを考え、お客様とのコミュニケーションが中心の前職からスキルや知識をより磨ける環境を希望し、2002年の復職時に希望が叶い現職へ異動しました。積み上げてきたスキルを磨きながら視野を広げ、かつ時間管理しやすい環境だと思います。
現在の仕事内容は、日本と韓国のデータベース製品のベータプログラム推進および先進プロジェクト技術支援担当のチームリーダーをしています。
育児休職のあとは”復職は当然”という雰囲気
長男が生まれる時、育児休職を取りたい旨を早めに上司に伝え、休職期間や復職後の仕事について相談しました。周囲はおめでたいことであるとともに、休職後の復帰は当然という雰囲気で、また「復職後のことは出産後に落ち着いたらゆっくり考えましょう」という感じでしたね。これは長女が生まれる時に育児休職を申し出た時も、同じような雰囲気でした。
仕事と家庭の両立は時間と制度をうまく利用して頑張っています
育児休職はそれぞれ1年ずつ取得していますが、復職については迷いはありました。子供のそばにいたかったので。でも続けられるだけ続けてみようと思い復職して、現在に至っています。
仕事と家庭の両立はやはり大変で、ワーキングマザーとして働いている今でも不安になる時はあります。うまく両立する上で工夫している点では、To Doを把握し計画的に時間を使うことで、効率的に仕事を進め、仕事と子育ての両立を図っています。海外と仕事をする機会も多いので、自宅で仕事をしたり、時にはe-ワーク制度も利用しています。半日自宅勤務にするだけでも夕飯を子供と作ったりする時間ができ、いいコミュニケーションをとる時間がもてます。自宅で仕事をする姿をみせているからか、最近は将来の職業についての会話も弾んでいますよ。
自分のキャリアプランを描きながら周りの協力を得られる環境を作っています
自分ひとりで頑張るには限界があるので、上司・同僚・家族、みんなに支えてもらえる関係を大事にしています。そのためにも将来のキャリア・イメージを持ち、周囲に自分の希望を伝え、理解や協力、信頼を得ることが大切だと思います。
キャリアは1年2年先ではなく、長期的にとらえ、ゆっくりと自分らしいワーク・スタイルを作っていけばいいと思います。
両立は大変だけどそれだけに達成感・充実感を味わっています
私の周りにも男女問わず育児休職を取得している方はいますよ。私は2006年に「COSMOS」という社内の女性技術者支援組織で、後輩女性のために「仕事と家庭の両立」をテーマにセミナーのスピーカーを務めています。私が悩んだときに先輩ワーキングマザーに助けていただいたように、今度は私が力になってあげる番だと思っています。
働きながら子育てする醍醐味は、「仕事と家庭」の2つの世界を持っていることだと思います。それぞれの世界ならではの体験や人の輪を持つことができるのは、とても貴重だと思っています。確かに両立は大変ですが、大変だからこそ仕事の達成感や子供の成長がとても嬉しく感じられるので、後輩にもそのようにアドバイスをしています。
仕事でも家庭でも目標達成に向けて頑張ります
今後の目標は、仕事ではお客様自身のビジネスの成功に向けて、お客様のITシステムを一緒に考えるパートナーとなりたいと思います。例えば、CIOと対等に話せるITエンジニアを目指します。家庭では、家族みんなで楽しめる趣味(山登り・テニス・料理など)を増やしていくことや、息子との将棋に勝つことです(笑)。
最後に仕事と家庭を両立して働きたいと思っている皆さんへ
さまざまな仕事や人との関わりを通じて、自身の軸となるスキルを習得し、強み/弱みを把握することから始めて、自分のワーキング・スタイルを焦らずに作り上げていってもらいたいと思います。仕事と家庭(子育て)の両立は、日頃から周囲とのコミュニケーションを大事にし「仕事を任せてもらう/任せる」という信頼関係を築き上げていくことが重要だと思います。会社全体でワーク・スタイルを支援してくれる制度もあるので、うまく利用しながら2つの世界を体験し、視野や夢を広げて欲しいと思います。
