「遂(つい)にコンピューターが人間のチェス・プレーヤーに勝利した!」 そのニュースは全世界に驚(おどろ)きと興奮(こうふん)をもたらしました。そのコンピューターがIBMの超並列コンピューター RS/6000 SP 「ディープ・ブルー」です。ディープ・ブルーは、チェスの差し手において、1秒間に約2億手の計算を行うことが可能で、当時の世界チャンピオン、ゲイリー・カスパロフ氏を相手に2勝1敗3引き分けで勝利。“世界最強のチェス・プレーヤー”となったのです。