目次
1996年-トピックス-
NCCなど3つの重点施策を発表
「ネットワーク・セントリック・コンピューティング(NCC)」「ビジネス・パートナーとの連携強化」「リエンジニアリングの実施」。NCCは、インターネットの急速な発展を受け、「集中処理」「分散処理」に次ぐ第3のコンピューティング形態と位置づけ、クロス・インダストリーNCC推進部門を設立。リエンジニアリングは、お客様満足度をさらに向上させるための「CRM」と、見積から代金回収までのお客様との取引基本形態を革新する「Customer
Fulfillment」が重点。 (1月)
「ビジネス・パートナー憲章」の発表
重点施策のひとつである「ビジネス・パートナーとの連携強化」を具現化するために、世界各国より3,500社以上のIBMパートナーが参加した、サンディエゴで開催された「IBMビジネス・パートナー・エグゼクティブ会議」において、ビジネス・パートナー制度をさらに成功させることを目的とした憲章が発表された。世界各国に、テレマーケティングを主体とする39ヵ所のダイレクト・マーケティング・センターを設置することなどが示されたこの憲章は、ビジネス・パートナーのスキルや資源とIBMの営業・販売力をより効果的に統合していくための青写真となった。 (2月)
アトランタと長野-オリンピックのITを支援
1996年夏のアトランタ・オリンピックでは、初めて公式ホームページが作成され、全世界から大きな注目を浴びた。リアルタイムの情報提供に加え、チケットの販売も行った公式サイトは、最高1日1,695万アクセスを記録した。この成功によって、インターネットは新しいメディアとして全世界に認知されたといえる。アトランタ閉幕直後に開設した長野オリンピック公式ホームページでは、競技や選手のデータだけではなく、オリンピックの歴史や参加国の詳細、スポーツのルールや歴史、長野の観光情報、ゲームなどを盛り込んだ子供向けのページなど、約30,000ページから構築された。 (11月)
「OS/390」-ネットワーク時代の新メインフレーム用OSを発表
「S/390」の基幹OSである「MVS」を発展させた新基本ソフト「OS/390 リリース1」が発表された。ハードウェア・プロセッサーの並列化とCMOS化によって変革したS/390は、OS/390によってネットワーク時代のエンタープライズ・サーバーへと第2の変革を遂げた。
(2月) 引き続き、並列シスプレックスとUNIXの利用環境を強化した「OS/390 リリース3」が発表された。 (9月)
「OS/2 Warp 4」日本語版発表
Javaやインターネット・アクセス機能などを組み込み、高度なオブジェクト指向テクノロジーを採用した「OS/2 Warp 4」の日本語版を発表。システム管理機能や、分散システム環境で利用者がどこからでもデータにアクセスすることができるためにネットワーク対応機能を強化した。(12月)
「Notes」国内100万シートを達成
1994年7月のロータス買収時点で国内出荷本数が約30万シートだったグループウェア「Lotus Notes」が1年あまりで国内累積出荷本数が、イントラネットを利用した「チーム・コンピューティング」の高まりから、100万シートを超えた。アイフル、前田建設、東京海上火災、小林製薬、コマツ、第一生命などで大量導入された。
(11月)
「ThinkPad 560」-薄さ31mmのウルトラ・ポータブルPC発表
1.9kgと軽量で、薄さ31mmのスーパー・スリム・ボディと携帯性に優れたIBM初の超薄型カラー・ノートブックPC「ThinkPad 560」を発表。最大12.1インチTFTの大画面液晶ディスプレイと、大型パームレスト付きフルサイズ・キーボードを搭載した機種。東京海上火災保険が代理店営業システムに大量導入したことをはじめ、多くの企業でビジネスに利用された。 (5月)
3つの重点施策発表
「ネットワーク・セントリック・コンピューティング(NCC)」「ビジネス・パートナーとの連携強化」「リエンジニアリングの実施」。
NCCは、インターネットの急速な発展を受け、「集中処理」「分散処理」に次ぐ第3のコンピューティング形態と位置づけ、クロス・インダストリーNCC推進部門を設立(1月)。リエンジニアリングは、お客様満足度をさらに向上させるための「CRM」と、見積から 代金回収までのお客様との取引基本形態を革新する「Customer
Fulfillment」が重点。
(その他の主な出来事)
- IBMコーポレーションがTivoliを買収 (2月)
- IBM Computer Museum『コンピューターれきし館』などをホームページ上にオープン (4月)
- IBMコーポレーションが初のネットワーク・コンピューター「IBM Network Station」を発表 (9月)
- OS/400 V3R7-64ビット対応新OS (9月)
- 野洲事業所「ISO 14001」の認証を取得 (11月)
People & Finance
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従業員数
:20,369(年度末集計)
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総売上高
:1兆4,250億69百万円(対前年 + 8.9 %)
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国内売上高
:1兆1,522億11百万円(対前年 + 13.0 %)
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経常利益
:1,121億11百万円(対前年 + 27.1 %)
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当期利益
:556億13百万円(対前年 + 41.0 %)
