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1997年-トピックス-
ガースナー会長『e-ビジネス』を提唱
1997年秋、ガースナー会長がインターネット上で行う新しいビジネスの形態を「eビジネス」と名づけて発表した。eビジネスは「オープンでグローバルな広がりの中で、デジタル・ネットワークを活用して行なわれるモダンな業務行為および商取引全般」と定義された。企業活動におけるあらゆる情報交換・蓄積手段を電子化し、経営効率を向上させることを指す「ネットワーク社会へのキーワード」として定着。 (10月)
世界初-企業全体で「ISO 14001統合認証」を取得
IBMコーポレーションの世界の製造・開発拠点28ヵ所が、環境マネジメントの国際標準規格「ISO 14001統合認証」を取得した。企業全体での統合認証の取得は世界初となった。日本IBMの藤沢、野州、大和を含む11事業所も1997年中に認証手続きを完了。
(12月)
三鷹市で日本初の遠隔教育実験が成功
三鷹市教育委員会と共同開発した日本初の遠隔グループ学習実験が、同市立東台小学校と高山小学校を結んで実施された。 実験は、三鷹市教育委員会が推進する市立小・中学校22校をインターネットで結んだ遠隔教育システムによる双方向の「教育ネットワーク」の一環。日本IBMが開発したホームページ共有技術「ウェブ・コラボレーション」を利用した遠隔共同学習が行われた。 (12月)
アスクルのバーチャル・ショップを開設
会員制オフィス用品通販・翌日配送サービス「アスクル」のバーチャル・ショップ・システムを構築。開設当時から商品カタログの全2,750アイテムを電子化し、常に最新商品情報を提供できるように基幹業務システムと連携させたため、ネット注文に対して全商品を翌営業日に配送できる最先端のeビジネスだった。(3月)
(補注:日本IBMとアスクルは、法人向けオークション「アスクル e-オークション」(99年10月)、ビジネス機器のインターネット販売サービス「ASKUL
B2B MART」(99年12月)、や需要予測システム「デマンドチェーン・マネジメント(DCM)」(02年5月)など最先端eビジネス・ソリューションを次々と構築した)
初の音声認識ソフトウェアを発表-
『VoiceType』『ViaVoice』
IBMが25年以上にわたる研究を積み重ねてきた音声認識技術をベースに、従来のキーボードやマウスに加え、音声による入力を実現した「VoiceType Dictation日本語版」の発売に開始。自分が発声した声でプログラムを操作することや、日本語テキストの入力ができるソフトは大きな注目を集めた。(3月) 音声認識機能が大幅に強化された後継製品の「ViaVoice」が投入され、音声認識ソフトのベストセラー製品となった。(11月)
創立60周年記念イベント『IBM総合フェア』を開催
「あなたが変わる。会社が変わる。社会が変わる。さあ、21世紀を始めよう!」のテーマの下、幕張メッセで創立60周年を記念して創業以来最大となる3日間のマーケティング・イベント「IBM総合フェア'97」を開催。フェアは、従来から行われていた各種のイベントを統合した全社的なもの。「ネットワーク・コンピューティング」時代の新しい情報システム環境に対するIBMの総合ソリューションを明確に提示することを目的に、170社以上のビジネス・パートナーとともにコンファレンスと展示会を開き、7万人以上のお客様で賑わった。(6月)
「Deep Blue」がカスパロフ氏とのチェス対決に勝利
IBMコーポレーションがチェス用に開発したコンピューター「Deep Blue」が、世界ランキング・トップのチェスプレイヤーのゲイリー・カスパロフ氏を3.5対2.5で破ったというニュースで、「コンピューターが人類を超えた」と世界中に衝撃が走った。2台のタワーの内部に480個の「チェス・チップ」を搭載した32ノードの「RS/6000 SP」をベースとしたDeep Blueは、1秒間に2億手を読むことができ、人間よりも遥かに多くの局面を探索したことが勝因。(5月) (補注:Deep Blueの技術は、その後NASAの火星無人探査機「マーズ・パスファインダー」や米国エネルギー省のローレンス・リバモア研究所などで活用されている)
(その他の主な出来事)
- 第一生命で生保業界最大規模の全社PCネットワークシステム稼動 (1月)
- NTTとネットワーク・コンピューティング分野での事業共同推進 (2月)
- 南青山に「PC NT ソリューション・モール」を開設 (2月)
- 住友信託銀行、業界初のテレフォンバンキングを開始(4月)
- PCベースのワークステーション「IntelliStation」発表 (4月)
- 「S/390 G4 並列エンタープライズ・サーバー」発表 (6月)
- マルチメディア対応のRDB「DB2 Universal Database」発表 (6月)
- 「ホームページ・リーダー」発表 (9月)
People & Finance
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従業員数
:20,593(年度末集計)
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総売上高
:1兆5,330億69百万円(対前年 + 7.6 %)
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国内売上高
:1兆2,272億11百万円(対前年 + 6.5 %)
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経常利益
:1,270億79百万円(対前年 + 12.8 %)
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当期利益
:686億57百万円(対前年 + 19.0 %)
