「無限大 No.120」のご紹介

無限大 No.120 2006年 冬
イノベーションのジレンマ
「既成概念」を断つ。
企業のイノベーションにとって最大の障壁となるのは何だろうか。
イノベーションとは、1人の天才による発明や発見ではなく手法、プロセス、経営手法や政策に発明・発見、革新的なアイデアやテクノロジーを取り入れ、世界のビジネスや社会のさまざまな分野の問題解決に役立てること。考えてみると、これは本来、日本人の得意分野であった。日本人はさまざまな場面でイノベーションを興して戦後の経済的成長を築いてきた。だが、そうやって成功した優良企業が自覚症状もないままあちらこちらに綻びを生じ、気づいたときはすでに末期症状に陥っていた例は枚挙にいとまがない。成功している企業や組織であればあるほど、自己の打ち立てた成功体験や既成概念に縛られ、イノベーションから取り残されていくという。
いつまでも若々しく元気な企業に共通する秘訣は何か。
今号では、特に「企業」のイノベーションにフォーカスを当て、なぜ、いま日本の企業にとってイノベーションが必要なのか、どのようにイノベーションを興せばよいのか、また組織、制度はいかにあるべきか、変えるべきものは何か、維持するものは何かなどについて考えてみたい。
— 今号は去る9月14日に帝国ホテルで開催された日本IBM主催の「GIO(Global Innovation Outlook) Salon in Japan」で議論された内容を基に、それを発展させてまとめました。
目次
シリーズ:地球・この星の住民として 砂漠に生きる (p.1) 常見藤代 PDFファイル (376KB)
[特集]:イノベーションのジレンマ 「既成概念」を断つ (p.9) PDFファイル (70.4KB)
GIOサロン:企業にイノベーションを興すために (p.10)
経営者は何をすべきか
パネル・ディスカッションより PDFファイル (3.54MB)
イノベーションのジレンマ:「成功体験」からの脱却 (p.18)
大企業とベンチャーのWin-Winをどう創り上げていくか
大阪市立大学大学院創造都市研究科 アントレプレナーシップ研究分野教授 前田 昇
PDFファイル (118KB)
短期成果主義のジレンマ:
─ 投資による赤字と短期成果主義のバランスをどう取るか (p.24)
アメリカ型グローバル経済下の株主と経営者の緊張関係
イー・アクセス株式会社 代表取締役会長兼CEO 千本倖生
PDFファイル (102KB)
技術者の解放: (p.31)
燃えよ!日本の技術者たち
ザインエレクトロニクス株式会社 代表取締役社長 飯塚哲哉
PDFファイル (88.8KB)
コラム:文明の成功体験を超えて (p.36)
科学ジャーナリスト 武部俊一
PDFファイル (39.5KB)
世界一の職人:社員6人、年商6億の小さな大企業 (p.38)
誰も作れないなら、オレがやる
岡野工業株式会社代表社員 岡野 雅行
PDFファイル (104KB)
農業の企業化:建設業や工作機械メーカーの社長が農業に挑戦 (p.44)
“野菜工場”が生んだ町の元気印
広島県世羅町役場 産業観光課課長 岡 正博
世羅菜園株式会社 代表取締役社長 兒玉眞徳
株式会社日本農園 代表取締役社長 河原 栄
PDFファイル (152KB)
優良企業のDNA:連続「日経優良企業No.1」に輝く (p.50)
「武田式イノベーション」の独自性を探る
武田薬品工業株式会社 代表取締役社長 長谷川閑史
PDFファイル (97.7KB)
中年よ大私を抱け(12): (p.56) 宮垣 弘 アリス、論語を愉しむ PDFファイル (81.9KB)
無限大ギャラリー:元日本代表の花形選手が挑む (p.60)
日本の知的障害者バスケを世界レベルに
日本FIDバスケットボール連盟 理事・渉外担当・ナショナルチームヘッドコーチ 小川直樹
PDFファイル (165KB)
編集後記 PDFファイル (23.2KB)
