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ご挨拶

橋本代表取締役社長の顔写真情報技術と通信の絶え間ない発展により、世界はスモール化、フラット化が進み、昨年来、米国に端を発し た経済危機は瞬く間に世界中に広がりました。グローバリゼーションの加速は、地球環境問題や食糧危機、 人口爆発など、社会さらには地球規模で解決策が求められるマクロな課題を顕在化させ、政府機関はもとより、 企業においても果たすべき役割が、今一度、問われています。

IBMは、創業時より「良き企業市民たれ」という一貫した理念に基づき、企業倫理の徹底やダイバーシ ティーの推進、環境への配慮など、企業の社会的責任(CSR)に関する活動に積極的に取り組んできました。 本年1月、私は社長に就任するにあたり、今年を「次代への礎を築く年」と位置づけました。基本に立ち返り、 長年にわたって全社員で築いてきた社会からの信頼を一層高めることを目指して、セキュリティーやコンプ ライアンスの遵守をはじめ、信頼と責任ある企業行動に引き続き全力で取り組んでまいります。

昨年、IBMでは地球がより賢く進化していくことを示す「A Smarter Planet」という新たなビジョンを 掲げました。これは、世の中のあらゆるものがデジタル機能を備え、相互接続されていく環境を、より高度な ITの活用を通じてますます知的にしていくことで、お客様のビジネス、さらには交通、環境、エネルギー、医療 といった社会に関わるさまざまな課題を解決していこうという、IBMが提唱するこれからの世界の在り方 です。

この“賢い地球”の実現には、それぞれの企業や個人の努力はもちろん、業種、業界を超えたコラボレーション や政府、教育機関との連携により、将来のあるべき姿を描き、そのビジョンを着実に実践していくことが不可 欠です。当社では、お客様や関係機関と広く協業し、IBMが世界中で培ってきたテクノロジーや経験をお届け することを通じて、社会や人々の生活を豊かにし、誰もが安心して暮らしていける持続可能な賢い地球づくり をご支援してまいります。

このレポートを通じ、IBMのCSR活動の考え方や取り組みについてご理解いただき、あわせて忌憚のない ご意見をお聞かせいただければ幸いに存じます。

日本アイ・ビー・エム株式会社
代表取締役社長