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ORS(Open Repository Service)の特長

RDBとの高速リアルタイム連携
Lotus Notes®やVisual BasicとRDBとの連携は、データベースサーバー上に導入されたORSのRDBマネージャーが実現します。RDBマネージャーはLotus NotesやVBで作成したクライアントアプリケーションからのデータアクセス要求を受け取りRDBMSに対しリアルタイムに実行します。このときネイティブなTCP/IP通信、また、データベースにもネイティブアクセスを行うために高速性が実現されています。

柔軟なサーバー構成
クライアント/サーバー・システムを構築する際には、効率性や安全性などがシステムに求められています。これらの要件を考えると、データやサーバーなどの資源を分散して持つ必要がでてきます。ORSでは、ファイルマネージャーにより、DB2®などのRDBMSの稼働するサーバーとマルチメディア・データを保管するサーバーとに分散することができます。また、データが分散されてもファイルの所在情報をデータベースに一元管理するので、システムの柔軟な構成を組むことができます。

マルチメディアデータの高速操作
ORSはRDB連携のみならず、図面やイメージ、文書などのマルチメディアデータを容易に管理・操作する事ができます。ファイルのハンドリングはファイルマネージャーがRDBマネージャーと連携して実現します。ORSではファイルの情報をデータベースに持たせる事でファイルの操作もSQL文で処理要求を行う事ができます。IBM® DB2 のBLOB型をサポートしますのでマルチメディアデータをBLOB列に格納しデータベースのみで管理する事も可能です。

分散環境でのエラー・ハンドリング
アプリケーションがエラーを検出した場合、それまでの更新をロールバックさせることができます。これはDB2などのRDBMSの機能を活用するだけでなく、 ORSのファイルマネージャーによってマルチメディア・データについても実現されます。また、ネットワークの障害時にも、クライアント/ サーバーの双方がタイムアウトを検出し、自動的にロールバック機能が働きます。

ホスト連携
AIX®、Windows 上のデータベースのみならず、ホストDB2ともIBM DB2 Connectで中継することで接続する事ができます。これにより蓄積された既存のデータにLotus NotesやVBから容易にアクセスする事ができます。

高いアプリケーション開発生産性
Lotus Notes(Lotus Script)でのプログラミングインターフェイスとしてLSX、VBからはOCX、Java®アプレットやサーブレットからはJavaBeansを利用することで高いアプリケーション開発生産性を可能にしています。それぞれ1つのクラス、5つのメソッドのみの操作でデータベースアクセスからファイル処理要求までを行うことができます。

Java対応
ORS のJava対応モジュールを利用することでブラウザからのリアルタイムでのRDB処理、さらにはマルチメディアファイル操作が実現され、Webベースの業務アプリケーションの構築が可能となりました。クライアントに対する導入作業は不必要となり、アプリケーションの配布やメンテナンスのワークが大幅に削減されます。

ORS(Open Repository Service)の構成要素

ORS(Open Repository Service)の構成要素

RDBマネージャー
データベースにネイティブアクセスします。そのためODBCやJDBCドライバの導入・設定は必要ありません。
RDBMSと同一マシン上に導入します。
パラメータ設定はテキストファイルprofile.rdbで行います

ファイル・マネージャー
マルチメディアデータ(ファイル形式)を管理・操作します。
ファイルを保存したいマシン上に導入します。
ファイルの所在情報をデータベース内に格納することでファイルを管理します。
パラメータ設定はテキストファイルprofile.fileで行います。

クライアント
DLLおよびDLLをラッピングしたLSX/OCX/JavaBeansからなります。 ORSサーバー情報(ホスト名およびポート番号)の定義をテキストファイルname.datで行います。

通信
TCP/IPベースで独自のソケット通信を行っているため、DB2 CAEやNet*8(SQL*Net)などの通信ソフトを導入・設定する必要はありません。

アプリケーション
開発者はVisualBasicからOCXを、またLotus ScriptからLSXを使用してクライアント側アプリケーションを開発します。

クラス: ORSConnect

メソッド

説明


RS_STARTX

RDBマネージャー、ファイルマネージャーとセッションを開始し、データベースに接続します。


RS_EXECX

SQL文を実行します。ファイルの参照・更新もSQL文で実行できます。


RS_SYNCX

コミット・ロールバック要求を行います。


RS_ENDX

データベースから切断し、すべてのセッションを終了します。


RS_FETCHX

検索処理によりバッファに取得した結果セットからデータを抽出します。

ORS(Open Repository Service)のJava対応モジュール

V1.1.1より追加されたJava対応により、ブラウザからのリアルタイムデータベースアクセスおよびマルチメディアデータの登録、検索・取得が実現されています。クライアントマシンにはORSクライアントモジュールの導入がなくなり運用が容易になります。

今回のJava対応は呼び出し側のクライアントに対してのみで、サーバーは既存のRDBマネージャーおよびファイルマネージャーをそのまま利用します。よってすでにORSをご利用いただいているお客様も、アプリケーションをWeb化することによりデータベース資源や管理ファイルを移行することなく継続利用することが可能です。

ORSのJava対応ではJavaサーブレットからの利用とJavaアプレットからの利用方式があります。

Javaサーブレット方式

Javaサーブレット方式説明図

Javaアプレット方式

Javaアプレット方式説明図

IBM, AIX, DB2およびLotus NotesはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
JavaおよびすべてのJava関連の商標はSun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれの各社の商標。