SQLパフォーマンス管理ツール for DB2®は、アクセスパス解析用の「Explain Analyzer」とSnapshot解析用の「Dynamic SQL analyzer」の二つのツールから構成され、大規模DBや基幹系DBにおけるSQLの性能管理を確実に実施できる基礎データを提供します。
機能/特長
SQLパフォーマンス管理ツール for DB2は、プロジェクトの設計段階から網羅的な性能評価を可能とし、DB2の性能品質向上を支援します。
SQLパフォーマンス管理ツール for DB2は、下記のSQL性能管理プロセスをカバーします。
- 負荷の高いSQLの特定 (Dynamic SQL Analyzer、Explain Analyzer)
- アクセスパスの解析および比較 (Explain Analyzer)
- チューニングの実施および効果の判定 (Dynamic SQL Analyzer、Explain Analyzer)
効果
SQLパフォーマンス管理ツール for DB2の利用により、下記の点においてシステム品質の向上が図れます。
- 設計フェーズ、構築サイクルフェーズから性能管理が実施でき、設計段階における性能問題の把握とシステム構成変更時における性能への影響の網羅的な把握を可能にします。
- 性能劣化の未然防止および早期解決を図ります。
- リグレッションテストを網羅的・効果的に実施することが可能です。
- SQLの品質が向上し、信頼性の高い性能管理が実現できます。
前提条件
対象ミドルウェアは下記の通りです。
- DB2 Universal Database V7, V8, V9.1 for Linux®, UNIX® and Windows®
構成
SQLパフォーマンス管理ツール for DB2 には下記のコンポーネント(フィーチャー)が含まれます。これらを組み合わせて使用することも、選択して使用することも可能です。
- Explain Analyzer
- Dynamic SQL Analyzer
Explain Analyzer
- アクセスパスの解析・比較機能を提供します。
- 2つのアクセスパスからSQLのコスト(相対値)、表の読み方、使用する索引、表の突合せ順序等の差異を表示します。これにより、SQLの変更前後、表のデータ増加・減少、索引の追加・削除、統計情報の取得前後、DB2構成パラメータの変更前後、PTF適用前後などの時点におけるアクセスパスの差異を一目で確認することが可能です。
- DB2のExplainツールで取得した結果を利用するため、本番環境でプログラムを実行する必要がなく、負荷をかけずに設計・構築サイクルフェーズからデータベースの性能管理を実施できます。
- アクセスパスレベルの監視により、システム品質の向上が図れます。
Dynamic SQL Analyzer
- Dynamic SQL Snapshotを解析し、負荷が大きいSQLを列挙するリスト作成機能を提供します。
- バッファープールヒット率が低い、ソート負荷が高い、実行回数が多い、I/Oウェイトやロックによって滞留しているなど8つのカテゴリで負荷が高いSQLのリストを作成します。
- 性能劣化の未然防止のための定期的モニタリング作業を効率化します。
- アプリケーションの改修などによるリグレッションテスト時に性能への影響を網羅的に検出することが可能となります。
SQLパフォーマンス管理ツール for DB2 イメージ
IBM、DB2、DB2 Univesal Databaseおよびz/OSはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
LinuxはLinus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。