2/3以上の企業リーダーがCSR活動を重視

企業の社会的責任 (CSR) という言葉が使われるようになる数十年前、CSRは、基本的な法令順守、あるいは単に訴訟回避の試みに過ぎなかったかもしれません。しかし 21 世紀の今、CSR は企業にとって成長の次なる原動力として、着実に進んでいます。ただし、これは顧客が考える「企業の責任」について理解している企業に限ります。
簡単に言えば、CSR とは企業が世間で良い行いをなし、自社の経済的、環境的、および社会的行為を通じて社会に恩恵をもたらす方法です。IBM の Institute for Business Value が行った最近の調査によると、企業リーダーは自社が地球および社会に及ぼす影響を斬新かつ戦略的な視点からとらえています。しかしながらやみくもに進めているリーダーも依然として多いようです。

IBM の調査を受けた企業リーダーの 3 分の 2 以上は 収益の流れを創出するために CSR 活動を重視しており、3 分の 2 近くは顧客の関心に応えられる情報を十分持っていると確信しています。
ところが、CSR に対する顧客の関心を実際に把握している企業は 4 分の 1 にも満たず、CSR にどのような関心があるかを顧客に問いかけている企業となるとさらに少なくなります。
このようなギャップはありますが、企業リーダーがCSR を全体的な戦略および事業と統合していけば、長期にわたる成果とビジネス上の明確な恩恵を得ることができます。エコノミスト誌によると、「スイート・スポット、つまり収益と福祉の両面で戦略が功を奏する部分に企業が力を入れるのが最も容易な解決策」です。1 経営幹部もこのことに理解を示し始めているようです。IBM が250 人の企業リーダーに実施した調査では、過半数の回答者が、CSR 活動によりトップの競合相手よりも優位に立てると答えています。
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掲載日:2008年11月25日
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