グローバル化、IT化の中での教育再生

次世代を担う子どもたちの教育は、国の発展の最も重要な基盤であり、世界中のどの国でも関心が高いテーマです。ものづくり技術立国として経済成長してきた日本を支えてきたのも高い教育水準でしたが、21世紀に入って子どもたちの学力低下を心配する声が高まってきました。
OECD(経済開発協力機構)が世界の15歳児童を対象に3年ごとに実施している学習到達度調査では、日本の順位低下が鮮明になっています。政府も2006年12月に教育基本法を60年ぶりに全面改正し、08年7月に今後5年間の基本方針を示した教育振興基本計画を策定して、具体的な対策に着手しました。
グローバル化、IT化が加速する現代社会で、日本は教育再生に向けて、どのような取り組みを進めていけばよいのでしょうか?IBMでは、世界各国で教育分野のイノベーションを実現するためのさまざまな支援を行ってきました。それらの経験や実績を踏まえて21世紀にふさわしい教育のあり方を考察したレポート「教育の質が未来を変える」を紹介します。