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IBM Next 5 in 5 第2弾

「今後5年間に生活を一変させる5つのイノベーション」 第2弾  IBMが予測する未来:環境、交通、食、ケータイ、医療

日本でも実現が期待される5つのイノベーションとは

今年で 2回目となる IBM の Next 5 in 5 は、今後の5年間に世界の人々の働き方、遊び方、生活を一変させる可能性を持つ5つのイノベーションをまとめたものです。この予測では、高度なケータイ・サービスから毎日口にする食品の徹底した追跡管理までさまざまなテーマを取り上げています。これら 5つのイノベーションは、IBM の研究所におけるプロジェクト、ビジネス・シンクタンクのリサーチ、そして世界中の社員から寄せられたアイデアに基づいて選ばれました。 今年の予測には、昨年に引き続き3Dインターネットの拡大、ケータイ・サービスの高度化、ナノテクノロジーの環境問題解決への利用というテーマが含まれています。


医療: 医師は「超人的能力」を手に入れる

3D アバターで診療が変わる


病院で診察を受けるところを想像してみてください。分厚い紙のカルテの代わりに患者のアバターが人体の 3D 分身となって話したり、歩いたりしています。

医師がアバターの特定の部位 (心臓など) を「クリック」するだけで、所見、検査結果、MRI など関連するあらゆる医療記録が即座に表示されます。

さらに詳しく調べる必要があれば、今よりもはるかに高倍率、高精細な 3D 画像と音声で心臓の状態を診察し、症状をより正確に把握することができます。これらの画像と音声は自動的に何千何万もの類似の症例と比較され、より的確な診断と治療が可能になります。

かつてはスーパーコンピューターの専売特許だった視覚化テクノロジーの利用が急速に拡大し、膨大な医療情報と結びついて、診断や治療の方法を劇的に変えてしまうのです。

実質的に、医師は「超人的能力」を手に入れることになるでしょう : レントゲンのような透過画像で症状を確認し、超高感度で微細な心音の異常を聞き取るなど、テクノロジーによって人間の視力や聴力だけでは及ばない診察が可能になります。また、人体をファイリング・キャビネットに見立てて治療する部位と同じ場所に情報を整理することができます。


食: 食は人なり - 食品の安全を徹底追跡

デジタル・パスポートで食品の素性を知る


あなたが食べているリンゴはどこから来たでしょうか? 現在は買った店しか分かりません。5年後だとどうでしょうか。例えば、オレゴン州にある 5代目のコートランド種の木で育ち、無農薬で、7月6日に収穫され、空調付きトラックで地元の直売市場まで輸送された、65キロカロリーのリンゴだと分かるようになるでしょう。

デジタル・パスポートで食品の素性を知る: 第 2 世代バーコード、RFID のような無線ICタグ、そして専用センサーを使用すれば、産地や輸送条件から最終目的地まで自分が食べる食品に関する詳細な情報を入手できます。それだけでなく、食品の生産が環境に与える影響も分かるので、環境に配慮した食品を選んで買うこともできます。

スマート・カートがショッピングをサポート: ショッピング・カートに商品を入れると、カートがネットワークに接続された機器を使って食品のデジタル・パスポートを読み取ります。例えば、食事制限で穀物飼育の肉しか食べられない場合、精肉のパックをカートに入れるだけでその情報を即座に知ることができます。

お得意様カードで早期の警告が可能に: お得意様カードを利用していれば、商品がリコールされたときに、食品店はすぐにその商品を購入した顧客に電子メール、テキスト・メッセージ、電話などで警告を送り、食品を廃棄するよう促し、口座に返金することができます。


環境: CO2 排出量の管理で簡単エコロジー

個人レベルの管理が可能に


誰もが話題にする「環境」。近いうちに新たな「スマート・エネルギー」テクノロジーが登場し、話題にするだけでなく、自分のカーボン・フットプリント (CO2 排出量) を管理することもできるようになるでしょう。

今後 5 年間のうちに、あなたの携帯電話にこんな電話がかかってくるかもしれません。「もしもし、エアコンです。私をつけっぱなしで外出しましたね。今、家には誰もいません。エネルギーの無駄です。スイッチを切ってもいいですか? 」 IBM はテキサス州ヒューストンのセンターポイント・エナジー(CenterPoint Energy) 社と共同で、インターネット対応した電気メーター 200万台を設置しています。このメーターを使用することで、利用者は外出中に Web ブラウザーや携帯電話から家電製品や OA 機器の電源をオン/オフし、時間とお金、エネルギーを節約できるようになります。

また、携帯電話の通話記録と同じように電気使用量に関する最新の記録を入手できるため、電気料金や消費エネルギーを監視できるようになります。この情報に基づいて、自分の家の毎月の CO2 排出量や電気料金の上限、最適な電気製品の稼働時刻などの要望を電力会社に伝えることができます。

さらに IBM は、太陽光エネルギーをより身近なものにするために、廃棄された半導体ウェーハーをソーラー・パネル製造に適した形態に作り替える新たな再利用方法の開発に取り組んでいます。


交通: 新交通システムがストレスのない移動を実現

自動車が最適ルートを決める


混雑の少ない道路へと誘導してくれるテクノロジーがあれば、自動車での移動はずっと快適になります。今でも自動車には多くのテクノロジーが搭載されていますが、自動車のシステムと道路のシステムが連携することで自動車の運転や乗車のありかたは今後大きく進化するでしょう。

混雑の緩和: インテリジェントな交通システムが、信号をリアルタイムに調整し、スピードをコントロールして、車の流れを混雑の少ないルートへと誘導してくれるでしょう。センサー・テクノロジー、GPS、衛星が提供する情報をもとに、ドライバーは混雑のピーク時に最適なルートを選べるようになります。ストックホルムでは、新しい交通システムの導入によって、ピーク時の交通量がすでに 20 % 緩和されています。シンガポールでは、交通予測システムがほぼ 90 % の精度で稼働しています。また今後 2 年間、IBM は、ニューヨークで渋滞課金システムの開発にも協力します。

察知し反応する自動車: 自動車にはセンサー・テクノロジーが搭載され、他の自動車や道路沿いに設置されたセンサーとコミュニケーションを取ることができるようになります。自動車が路面の凍結などの危険な状態を察知して反応し、より短時間の代替ルートに変更してくれるようになるでしょう。

乗客への交通情報提供: 電車やバスを利用する通勤、通学客の携帯電話には、最新の到着情報や空席情報、目的地までの予想到着時間が代替ルートとともに送信されるようになるでしょう。


ケータイ: グローバルに加速するケータイ・サービス

ケータイのない生活なんて考えられない? まだまだこれからです。


今後5年間で、携帯電話の役割は、銀行、チケット・ショップ、コンシェルジェ、ショッピング仲間と広がっていくでしょう。「簡単エコロジー」でもお伝えしたように家電製品も管理してくれるでしょう。つまり、携帯電話はあなたの新しい親友になるのです。


友達がショッピングに付き合えないとき、携帯電話を持って行けば、友達とメールを送り合うだけでなく、ネットに接続してまったく新しいショッピング体験ができます。最新のクールなファッションを身に着けた人を見つけたら、その写真を携帯電話で撮り、その写真をネットに送ってデザイナーを検索すれば、最寄りの取扱店を教えてくれるでしょう。そして携帯電話であなた自身の 3D 分身であるアバターにその服を着せ、似合うかどうかを確認できます。また、別の場所にいる友達にオンラインで似合うかどうか見てもらい、意見を聞くことができます。そして最寄の取扱店に入ったら、携帯電話がその服のある場所まで案内してくれ、好みや予算に合わせたディスカウント情報も教えてくれるのです。

次のような取り組みも行っています。
シンガポールでは、カシス・インターナショナル(CASSIS International) 社と IBM が、鉄道の駅とバス停留所でスマート・ポスター管理システムを試験的に運用しています。スマート・ポスターの表面を携帯電話で軽くタッチするだけで、利用者は情報を受け取り、各種サービスにアクセスし、映画のチケットなどを実際に購入することができます。

IBM,IBMロゴは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。 Adobeは、Adobe Systems Incorporatedの米国およびその他の国における登録商標または商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

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