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IBM Next 5 in 5 第2弾 : 交通システム 編 Part2

未来の交通社会をシミュレーション:京都大学と日本IBMによる共同プロジェクト

「今後5年間に生活を一変させる5つのイノベーション」第2弾 少子高齢化社会における交通量やCO2排出量なども予測できる新しい交通シミュレーション

人間と自動車が共存した持続可能な都市を形成するために

石田亨 教授と加藤整さんの写真
「日本の専門家に聞く」で、
未来の交通社会のシミュレーションに
ついて語る、京都大学の石田亨教授
と日本IBMの加藤整研究員

世界の都市は、都市固有の問題を抱えています。シンガポールはその狭い国土面積の中で経済発展を背景に自動車保有台数が増大し、交通渋滞が問題になっています。豪雪地である青森市や札幌市などでは、コンパクト・シティーの形成を目指して都市整備を進めています。世界有数の観光都市である京都市は、行楽シーズンの突発的な交通需要の制御、歩いて楽しいまちなかの実現、環境負荷の低い持続可能なまちづくりを目指した政策を進めています。
ストックホルム、ロンドン、東京など世界の各都市で人間と自動車が共存した持続可能な都市づくりが進められています。

人間と自動車が共存した持続可能な都市を形成するにはどのような施策を実現すればいいでしょうか? それには環境と人間が主体となった視点により、施策を評価する必要があります。少子高齢化、環境問題、市街地の空洞化とそれに伴う行政効率の悪化。このような視点を考慮した包括的な都市づくり政策が求められています。

都市にあふれるたくさんの自動車。自動車そのものは固体ですが、運転者は意思を持った人間です。絶えず何かを考え、何かに影響され行動を変えていきます。若年者のドライバーもいれば高齢者のドライバーもいます。都市環境が変化すれば、運転者も運転行動を変えるでしょう。そうした多様でダイナミックな人間の運転行動を考慮して、さらに数百万台規模で都市圏全体の交通シミュレーションを行う、それを可能にする時代がもうそこまで来ています。

京都大学大学院情報学研究科 石田 亨 教授と日本IBM 東京基礎研究所 加藤 整 研究員に新しい交通シミュレーション・プロジェクトについてお話を聞きました。

掲載日:2008年6月10日

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