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画期的な環境保護のアイデアは意外にもビジネスの現場から生まれています

「日本の専門家に聞く」のインタビューで
企業での環境への取り組みについて語る
駒形さん
地球環境保護の推進は企業利益や経済成長と両立しないものと考えられがちです。経済成長の面ではそれが先進国と発展途上国との対立を生む原因ともなってきましたが、本当に両立しないものなのでしょうか?
意外にも環境保護の考え方は、企業経営の基本と共通する点が多いのです。どちらも無駄と浪費を排除しなければなりませんし、長期的な視点で資産を守り、投資を行って成果を得ることが求められます。また両者ともイノベーションによって状況を改善する余地が存分にあることも共通しています。
ビジネスの現場にはそのようなイノベーションのヒントがいくつもあるかもしれません。
事実、IBM が将来のイノベーションを予測したレポート「グローバル・イノベーション・アウトルック (GIO: Global Innovation Outlook)」では、いま最も画期的で見込みのある廃棄物削減、天然資源確保のアイデアがビジネスの現場、視点から生まれたことに注目しています。イノベーションのヒントは本来両立しないものと考えられてきたものの中にこそあるのかもしれません。
そう考えると、自らの企業活動が環境に及ぼす影響を検証し、また、太陽光、風力などのクリーンエネルギーと環境保護技術を採用することで、企業は収益を損なうどころか、収益を伸ばしながら地球環境に大きく貢献することも可能であることがイメージできるのではないでしょうか。
日本でも、地球温暖化ガス削減の目標を定めた京都議定書の約束期間が来年に迫る中、企業が目標達成に向けて削減計画を上積みする動きが出てきました。「環境」を企業の社会的責任 (CSR) の中に位置づける経営者も増えていますが、さらなる発想の転換が必要かもしれません。
ここでは環境保護と企業利益の両立のためのイノベーションのヒントとして、世界各国のIBM のトップ研究者とコンサルタントを中心に 250 人近くの産学官の多彩なオピニオン・リーダーが参加してまとめられたGIO第2版のうちの「環境」に関するレポートの一部を「廃棄物への新たな視点」、「環境資源プランニング」、「環境への責任」でご紹介します。
また、このような世界的な動きの中で、日本企業は環境問題にどのように取り組んでいけばよいのでしょうか・・・。IBMビジネスコンサルティング サービス株式会社(IBCS)のアソシエイト・パートナーの駒形佳幸さんと、IBMグリーンコンサルテーションコンサルタントの三村経親さんに話を聞きました。「日本の専門家に聞く」でご紹介します。
情報ボックス
掲載日:2007年10月15日
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