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本物のリーダーシップの源泉を探る

トップ対談企画 第1回

最高の状態を望み
最悪の状態に備える 

丸文情報通信株式会社 
代表取締役社長 髙島哲氏

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「自分らしさのリーダーシップ」を発揮されている経営者に登場していただき、日本アイ・ビー・エム人財ソリューション(株)社長の片岡久と、経営理念、人生哲学そして人材育成について語り合うシリーズ。
第1回目は、丸文情報通信株式会社代表取締役社長の髙島 哲氏にご登場いただきました。髙島氏は、元は日本IBM社員で営業、営業部長を務められた後に退職されました。当時、どのようなお仕事をされ、どのようなご苦労があったのか。そのあたりからお話を伺いました。

  • 代表取締役社長 髙島哲氏

    今回のゲスト

    丸文情報通信株式会社
    代表取締役社長 髙島哲氏

    会社概要と略歴

  • 代表取締役社長 片岡久

    聞き手

    日本アイ・ビー・エム人財ソリューション株式会社 
    代表取締役社長 片岡久

お客様のために最大限の誠意と熱意を

営業一年生としてスタートした髙島氏は情報もコネクションもない中で、飛び込み営業といえる新規開拓の仕事を命じられ、孤軍奮闘の毎日が続きます。そのような状況下であっても決してあきらめることなく営業活動を続け、ある日を境に、大きな活躍をされるようになります。いったい何があったのでしょうか。

「当時、競争会社のユーザーであった某一部上場企業N社の企画部長のところに毎日のように、しつこく通っていました。その日もあるご提案をしていたところ、その人がとうとう『興味が無い』と言って応接室で眠ってしまったことがありました。忍耐強いはずの私もさすがに頭に血が上り、そのまま放って帰ろうかと思いました。

しかし、おそらく私が話している内容は面白くなかったのだろうと反省し辛抱して、部長が目覚めるまで長い時間じっと待っていました。すると部長が目を開けて、『まだそこにいたのか?』と。後日、部長は私のやる気や真剣さを計っていたと話されました。そこから部長は心を許してくれたのです。こいつはやる気があると。

それが転機となりました。その後は新米の営業に対して胸襟を開いて下さり、忌憚のないご意見を伺えるようになったのです。IBMへの切り替えを決定する段階では部長自ら取引先のコンピュータ・メーカーやメインバンクに根回しをされ、社長や副社長の自宅まで回って『IBMにしたい』とお願いしてくれました。最初の大きな契約が取れたことで私は変わりました。誠意をもって邁進すれば、何がなんでも頑張れば、どこかで必ず道が開けるのではないかと思うようになりました。」


代表取締役社長 髙島哲氏

お客様のために最大限の誠意と熱意を持った髙島氏の行動がお客様に認められた話です。
カスタマー・ファースト(お客様第一)と言っても、なかなか実践は難しいものです。髙島氏の行動は、非常に高い次元でのカスタマー・ファーストであると言えます。


最高の状態を望み、最悪の事態に備える

「いやなことがあってもがんばらなければいけない。そうすると道が開ける。そう思ったとき自分の考え方にふと気づきました。常に最善のことを考えながら、最悪の事態を想定し、それに備えるという考え方です。それを根底に持っていれば、どんな災難がふりかかっても驚くことはありません。

最近よく想定外という言葉を耳にしますが、プロである以上、想定外はあってはならないことだと思います。あらゆる事態を想定して対処するのがプロの仕事です。」

髙島氏の経験を拝聴していると、いろいろなものがいっぺんに花開くときがあったように思われます。これまでを振り返ってみたとき、何がうまくかみ合っていたと思われるか、尋ねてみました。

「本音でいうと、自分は有能ではないとよくわかっています。これが実は私の強みであると思っています。何を自分の付加価値とするか。そのことを考えて行動します。その付加価値というのは、誠意とか相手を裏切らないことであると思います。

信条として、自分に何があっても、今のお客様はもちろんですが昔のお客様から話があったときには最優先で対応します。特に現役を離れた方から話があったときには、どんなに忙しくてもできるだけのことをしよう、と心がけています。」


代表取締役社長 片岡久

自分の力の限界を知っているからこそ、周囲の人を信頼し、その力を貸してもらう。自分も誠心誠意を持って、相手と付き合う。そういうことを髙島氏は謙遜を交えて語っていらっしゃいます。「言うは易し」ですが、実際に行動するのは、誰にでもできることではありません。髙島氏の成功の秘密を垣間見たような気がします。


縁を大切にし、必要とされる人間であり続けたい

特別の趣味を持っていないのはおそらく仕事が趣味なのでしょう、と語る髙島氏は経営者としていろいろな苦労や喜びにも遭遇されたと思いますが、日々どのような心境で過ごされているのでしょうか。

「私は運が良いと思っています。すばらしい人に巡り会い、その方々に助けていただきました。自分一人の力には限界があります。周囲の人たちの力によって私は生きてこられたと思っています。運が良いというのは、そういう意味です。

私の好きな言葉に『小才は縁に出会って縁に気付かず、中才は縁に気付いて縁を生かせず、大才は袖すり合った縁をも生かす』という柳生宗矩(江戸時代の柳生新陰流剣術家)の言葉があります。

誰もが縁を生かしたいと考えていますが、実は縁を生かすには、広い許容度が必要です。私も縁を大切にしたいと常日頃から考えていますが、そのためには自分が必要とされる人間にならなければなりません。そうなるように心がけながら日々の生活を送っています。」

「必要とされる人間であり続けたい」という言葉が心にしみました。髙島氏の生き方、人生観、エピソードなどから、非常にたくさんのことを学ばせていただきました。

髙島氏には貴重なお話を聞かせていただきましたが、Webでご紹介しているのはごく一部です。

対談の詳細は別ファイルで提供しております。そこでは、金銭感覚で失敗しそうになった話、尊敬する大先輩の器の大きさに感銘した話、大学を卒業後に入隊した海上自衛隊幹部候補生学校での厳しい訓練に耐えつつリーダーになった話、人財育成にかける想い、縁を大切にしてきた話など、髙島氏の人生観やリーダーシップを知る話題が満載されています。ぜひご参照ください。



会社概要と略歴

会社概要

丸文情報通信株式会社は、先端エレクトロニクス商社の丸文株式会社をはじめ、丸文グループの情報戦略に基づく社内情報システムの構築、情報基盤・インフラの企画/構築/運用などの事業を展開しています。


略歴

IBM、IBMロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

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