ご参考資料
1996年9月27日

             「OS/2 Warp 4」を発表
             −ネットワーク・ワールドへ容易に接続−

サンフランシスコ9月25日(現地時間)発

  IBMコーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:ルイス・ V・ガースナー)は25日、OS/2ファミリーの最新バージョン、「OS/2 Warp* 4」を発表しました。サン・マイクロシステムズ社のJava、IB Mの音声認識ソフトウェア「VoiceType*」などの特性を盛り込んだOS /2 Warp 4は、ネットワーク・コンピューティングへの第一歩となる製品 です。
  IBMソフトウエア・グループの上級副社長兼グループ・エクゼクティブ、J. M.トンプソンは、「IBMソフトウエア・グループは、オープン標準に基づいた ネットワーク・コンピューティング環境を提供するソフトウエア製品群をラインアッ プしており、本日発表のOS/2 Warp 4は、その基幹製品です」と語って います。
  また、IBMパーソナル・ソフトウエア・プロダクツのゼネラルマネージャー、 J.W.トンプソンは、「OS/2 Warp 4は、ビジネスに必要なシステム 管理やネットワークの機能と共にインターネットやイントラネットの能力も備えて います。これは、お客様がネットワーク・コンピューティング環境に移行する助け になるでしょう」と語っています。

クライアント・サーバーからネットワーク・コンピューティングへ
  OS/2 Warp 4は信頼性が高く、高速で、強固なソフトウェア・プラッ トフォームであるOS/2自体を改善し、システム管理機能や、分散システム環境 においてユーザーがどこからでもデータにアクセスすることができるよう、必要な ネットワークとインターネットの機能を追加しています。
  OS/2 Warp 4は、クライアント/サーバー環境における、汎用的な クライアントで、社内のネットワークから、OS/2 Warpサーバー、Nov ell Netware、Windows NTなどのPCサーバーから汎用機に 至るまで、様々な規模のシステム上にあるデータにアクセスできます。OS/2 Warp 4はまた、リモート・アクセス機能、モービル・ファイル同期化機能、 高度パワー制御機能も備えており、ユーザーがオフィス内で持ち歩くこともできま す。

  OS/2 Warp 4はまた、理想的なインターネット・クライアントです。 近日発売予定のOS/2 Warp向けの「Netscape Navigato r***」、オブジェクト指向テクノロジー、ならびに内蔵された音声認識ソフト ウェア「VoiceType」により、インターネットやイントラネットのユーザー は、URLのアイコンをクリックするか、または「今日の金融ニュースへジャンプ」 と言うだけで、簡単にウェブサイトに行くことができます。

  インターネットを利用しなくても、OS/2 Warp 4の威力は体験できま す。OS/2 Warp 4は、サン・マイクロシステムズ社のJavaテクノロ ジーを採用して、ユーザーがデスクトップ上のウェブ・ブラウザーに依存せずにJ avaアプレットとアプリケーションを稼働できるようにした最初のOSです。O S/2 Warp 4には、Javaアプリケーション、Javaデベロッパー・ ツールキットおよびJavaアプレット・サンプルを動かすのに必要なランタイム・ コードが付いています。OS/2 Warp 4は、OS/2、Windows3. x、DOSのプログラムに加えてJavaのアプリケーションを走らせることがで きるため、他のどんなOSよりも多くのソフトウエアを利用できます。

  OS/2 Warp 4は、「OpenDoc」のランタイム・サポートと「L ive Object」のサポートを備えているため、プラットフォームに依存せ ず「OpenDoc」のコンポーネントを再利用するためのオープンなフレーム・ ワークを提供します。「OpenDoc」は、異種環境間で共有し、カスタマイズ することが可能なコンポーネント・ソフトウェアを生み出すための強固なアーキテ クチャーです。「OpenDoc」のコンポーネント・ベースの統合構造によって、 開発者とエンド・ユーザーは、より高品質なアプリケーションを、より速く、より 低いコストで構築することができるようになります。OS/2 Warp 4は、 OS/2、DOSおよびほとんどのWindows 3.xプログラムに加え、 「OpenDoc」のコンポーネントとJavaのアプリケーションを走らせるこ とができるため、充実したアプリケーション・サポートをユーザーに提供します。 音声認識が簡単で、使いやすさも向上
  OS/2 Warp 4はまた、ユーザーが声で話しかけることができる最初の OSで、人間とコンピューターの対話様式を根本から変え、「使い易さ」の定義を 書き換えるものです。IBMの開発した先進のVoiceTypeテクノロジーを 音声ナビゲーションとディクテーションの機能に組み込んだOS/2 Warp 4なら、コンピューターに話しかけるだけで、メニュー・コマンドを実行したり、 文字を筆記させたり、メモをとらせたりすることができます。近日発売予定のOS /2用Netscape Navigatorは音声認識機能を備えており、ユー ザーは話しかけるだけでインターネットを利用できます。
  音声認識のソフトウェアは話し手に依存しません。つまり、コンピューターは、 訓練なしにほとんどのユーザーを認識します。このソフトウエアはまた、単語を文 脈によって認識したり、「to」、「too」、「two」といった同音異義語に ぶつかった場合には、正しい綴りを実行することまで可能です。

  OS/2 Warp 4はまた、3Dの影付きアイコン、256色、魅力的な新シ ステム・フォント、新しい「WarpCenter」などを特徴とする、一段とク リーンでロジカルなユーザー・インターフェースを誇っています。WarpCen terとは、ロータスの「SmartCenter」とOS/2 Warp 3の 「LaunchPad」の特長を組み合わせて、ユーザーが自分のデスクトップを カストマイズし、アプリケーションをグループ化し、自分のシステムの状態をチェッ クできるようにする、デスクトップ上のアイコン・リボンのことです。

システム要件

  OS/2 Warp 4のシステム要件は、インストールするオプションによっ て変わります。最低限必要なのは、12~16メガバイトのメモリーとIntel 486/33以上のCPUです。音声ナビゲーションには、16~20メガバイト のメモリー、Intel Pentium/75以上のCPUと、サウンドブラス ターと互換性のあるサウンドカードが必要です。音声ナビゲーションとディクテー ションの場合には、24~32メガバイトのメモリー、Intel Pentiu m/100以上のCPU、それにサウンドブラスターと互換性のあるサウンドカー ドが必要です。

  オプションを選択してインストールするには、ユーザーの選択可能なパーティショ ンに100~300メガバイトの空きディスク・スペースが必要です。また、IB Mがあらかじめ選んだオプションをインストールするには、200メガバイトの空 きスペースが必要です。そのほかに、1.44メガバイト、3.5インチのディス ク・ドライブ「A」、OS/2互換CD−ROMドライブ、IBM互換マウス、1 4.4キロバイト以上のモデムまたはネットワーク接続機器(インターネット/イ ントラネットへのアクセス用)、サポートされたサウンドカード(音声認識および マルチメディア機能用)、ノイズ・キャンセリング・マイクロフォンとアダプター (ユーザーが話しかける際に使用)が必要です。

パッケージ内容、価格ならびに発売時期

  OS/2 Warp 4は、アメリカ英語バージョンが即日発売されます。45 日以内に発売される主要なヨーロッパ系言語バージョンを皮切りに、1997年後 半までに28カ国語のバージョンが発売される予定です。米国内での希望小売価格 ****は、初めてOS/2をお買い上げの場合249ドル、従来のバージョンか らのアップグレードは149ドルです。この価格には、OS/2 Warp 4、 「Lotus Notes Mail 4.1」、約80以上のOS/2アプリケー ションのライト・バージョンの入ったアプリケーション・サンプラーCD−ROM、 数百種類のOS/2デバイス・ドライバーを利用できるCD−ROMが含まれてい ます。

以上
*  OS/2 とVoiceTypeは、IBM Corp.(米国)の商標また は登録商標です。
** Javaは、サン・マイクロシステムズ社の商標です。
***NetscapeとNetscape Navigatorは、ネットスケー プ・コミュニケーションズ社の商標です。

その他のすべての製品ならびにサービスの名称は、それぞれの所有者の商標もしく はサービスマークである可能性があります。

****価格はすべて、メーカーの希望小売価格であり、小売価格は異なる場合が あります。