2000年3月29日
IBM Enterprise Storage Server
SAN対応のストレージを大幅に強化
−最新高速のIBMマイクロプロセッサーを装備した新モデルを発表−
日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻)は29日、SAN(Storage
Area Network)対応のストレージ・サーバー『エンタープライズ・ストレージ・サーバー(ESS)』製品群に、最新高速のIBMマイクロプロセッサーを装備した
2種類の新モデルを追加するとともに、SANへの対応機能を大幅に強化したことを発表しました。
e-ビジネスを進めていく上で、大量のデータを有効に保管し扱うためのストレージへの需要は高まっています。また、社内外とアプリケーションやデータを連携させていくた
めに、クロス・プラットフォームでネットワーク上のデータを扱うことが必要とされています。SANは、サーバーとストレージを1対1で接続するのではなく、複数のサーバー
とストレージ同士をネットワークとして接続することで、相互へのアクセスや、データ共有を可能とする高速ファイバー・チャネル網を基盤としたストレージ・ネットワークのコ
ンセプトです。従来のSCSI
(Small Computer System Interface) 接続と比較して、サーバーとストレージ間の限界接続距離25メートルをはるかに上回る500メート
ルでの接続が可能になります。また、SANファイバー・チャネル・スイッチなどを利用すれば、10キロメートル以上離れた場所から、サーバーとストレージの相互接続が可能
となり、広範なストレージの統合を図ることができます。
1999年7月に発表したESSは、IBM(R)のOS/390(R)、OS/400(R)、AIX(R)をはじめ、Windows
NT(R)、Windows(R)2000、NetWare、およびSolarisTMやHP-UX等UNIX(R)の主要サーバー・プラッ
トフォームを全てサポートするクロス・プラットフォーム対応のオープン・ストレージです。同製品群は、ストレージにサーバーと管理ソフトウェアの機能を組み込むIBMのオ
ープン・ストレージ開発コンセプト「SeascapeTMアーキテクチャー」を基盤としたもの
で、SANも包括するクロス・プラットフォームへの接続、ネットワーク全体のストレージ資源の管理を行えることが特徴です。
本日発表する新モデル『ESS モデルF10/F20』は、従来モデルの2倍以上のキャッシュ・サイズ、最新高速のIBMマイクロプロセッサーを装備することで、処理能
力やスループット、スケーラビリティも大幅に向上しています。また、420ギガバイト(GB)から11.2TBまで32種類の容量の異なる構成をサポートすることも特徴で
す。
また、新たに提供されるネイティブ・ファイバー・チャネル(ショート・ウェーブ)ホスト・アダプターを使用することで、従来モデルを含むESSからSANへの直接接続が
可能となり、既にESSを従来の磁気ディスクの代わりとして利用していたお客様も、容易にSANへと移行可能となります。
F10/F20では、ESSの特徴の一つであるデータのバックアップや災害時回復のための拡張コピー機能も強化されました。e-ビジネスの基幹となるデータベースやアプ
リケーションを停止させることなく、瞬時にアプリケーションをコピーしていく機能を持つため、例えばERPアプリケーションをDB2(R)を使用して稼動させている場合、「FlashCopy」と「PPRC(対等遠隔コピー)」機能により、24時間ERPア
プリケーションの複製を作りつづけることができます。
<製品の価格および出荷時期>
| 製 品 名 | 価 格(税別) | 出荷開始予定日 | ||
|---|---|---|---|---|
| IBM Enterprise Storage Server モデルF10 | 61,221,000 円から | 2000年 3月31日 | ||
| IBM Enterprise Storage Server モデルF20 | 61,221,000 円から | 2000年 3月31日 |
その他各種の拡張された機能は、本年3月31日以降、順次提供される予定です。
以上
IBM、AIX、DB2、OS/390、OS/400、SeaScapeはIBM
Corporationの商標。
Windows、Windows NTはMicrosoft Corporationの登録商標。
UNIX は X/Open Company Limited がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。
Solarisは、米国およびその他の国における米国
Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
