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2000年10月25日

IBM、サーバー用大容量ハード・ディスクを発表
記録密度を倍増、ディスク1枚あたり12GBを実現

日本IBM(R)(社長・大歳卓麻)は25日、業界をリードする性能、信頼性、容量を提供する 1万回転(10,000RPM)のUltrastar 73LZXハード・ディスク・ドライブを同社藤沢事業所が開発したと発表しました。この新しい製品は、デジタル・ビデオ編集からe-ビジネスまで、大容量のハード・ディス クを必要とするアプリケーションの要求に応えることができます。

最高品質の製品を提供し、記録的なストレージ容量を確立するという取り組みの一環
として、IBMはプロセッサーの速度を20パーセント、読み込み/書き込みチャネルのスピードを50パーセント向上させ、アイドル時の消費電力を20パーセント削減するこ とに成功しました。

また、インターフェース速度も従来の1万回転製品の2倍、320メガバイト/秒(MBps)に対応するUltra 320 SCSIを含め、Ultra 160 SCSI、2ギガビット/秒(Gb/s)ファイバー・チャネル、1ギガビット/秒(Gb/s)ファイバー・チャネルをサポー トする予定です。

Ultrastar 73LZXはIBMの1万回転のハード・ディスクとしては第5世代にあたり、ディスク1枚あたりの容量は12.2ギガバイト(GB)を実現、厚さわず か2.54cmに最大6枚のディスクを搭載した場合、73.4ギガバイト(GB)の大容量を可能にしています。これは現行のUltrastar 36LZX(ディスク6枚で36.7ギガバイト(GB))の2倍にあたります。Ultrastar 73LZXの73ギガバイト(GB)という容量は、英文で約3,650万ページ分のテキスト情報を保存することができます。このテキスト情報を紙に印刷して積み上げると、 富士山(3776メートル)とほぼ同じ高さになります。

評価用サンプルは、2001年の第一四半期に出荷予定です。

IBMは、サーバーと共有ストーレッジ・デバイスの間で最高速度のインターオペラビリ
ティーを提供するため、Agilent Technologies社と協力して、Agilentの2ギガビット/秒
(Gb/s)ファイバー・チャネル・ホスト・バス・アダプター(HBA)がUltrastarファミリー製品で使用可能か検討中です。2GB/sのファイバー・チャネルで 極めて高速な動作が可能になると、広域通信やビデオ・ストリーミングなど、高速の連続データ転送が必要なデータ集約型のアプリケーションに特に有効となります。

仕様

4種類のストーレッジ容量 73.4/36.7/18.3/9.1GB
回転数 10,000 RPM
平均待ち時間 3.00ms
平均読み込みシーク時間 4.9ms
メディア・データ・レート 376〜697メガビット/秒(Mb/s)
記録密度 2.05ギガビット/平方センチメートル(Gb/cm)
(13.2ギガビット/平方インチ(Gb/in2)
キャッシュ 4MB
ヘッド GMRヘッド(最大12)
ディスク ガラス基板(最大6枚)
インターフェース U1tra160 SCSI、U1tra320 SCSI、
1GBおよび2GBのファイバー・チャネル調整ループ
(FC-AL-2)

IBMについて

IBMは、コンピューター・システム、ソフトウェア、ネットワーク・システム、ストレージ・デバイス、マイクロ・エレクトロニクスなど、業界で最も高度な情報技術を創造、 開発、製造しています。IBMのハードディスク・ドライブ・ストーレッジ・テクノロジー・ディビジョンは、非常に多彩な種類のストレージ製品を世界中のお客様に提供してい ます。これらのストーレッジ・ソリューションは、IBMシステムとIBM以外のシステムの両方で使用できるように設計されており、IBMだけでなくIBMのビジネス・パー トナーおよびOEMの大規模なネットワークを通して提供されています。

以 上

UltrastarはIBM Corporationの商標、IBM(R)は登録商標です。他の 商標は、すべてそれぞれ各社が所有しています。