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<ご参考資料>

2001年11月8日

DeskstarTM/TravelstarTMシリーズ
IBM、ピクシー・ダストを採用した大容量ハードディスクを3機種発表

120GBのデスクトップ用と60GBのノートPC用HDD
ブレード・サーバー用の2.5型HDDも発表

[米国カリフォルニア州サンノゼ 2001年11月7日(現地時間)発]
IBM(R)(本社・米国ニューヨーク州アーモンク、会長・ルイス・V・ガースナー)は7日(現地時間)、デスクトップPC、ノートPC、およびブレード・サーバー(専用 のキャビネットに積み込んで利用する薄型サーバー)の3分野向けに、最新ハードディスク・ドライブ(HDD)製品を発表しました。 新製品群は、日本IBMの藤沢事業所が 開発したものです。

新製品群は、本年5月に発表したIBMの反強磁性結合(AFC:antiferromagnetically-coupled)メディア「ピクシー・ダスト」を導入してい ます。この技術は、HDDのデータ記憶密度を最大で従来の4倍にま で拡張できる、全く新しい磁気コーティングのテクノロジーです。AFCメディアの磁気特性によってデータの安定性が向上し、面密度が増大することも特徴です。

<Deskstar 120GXP:高性能デスクトップPC用HDD>
デスクトップPC向けの最新3.5型(インチ)HDD「Deskstar 120GXP」の最大容量は120GBと従来製品の2倍です。これは、単行本12万冊、音楽 CD184枚、DVD映画30本に相当します(CDは1枚当たり650MB、DVDはMPEG-2形式で換算)。また、1分間あたり7,200回転 (RPM:Revolutions Per Minute)という高速動作と、業界で最も省電力であることが特徴です。

Deskstar 120GXPは、120GBのモデルに加え、80GBと40GBのモデルも提供します。120GXPは、11月7日に発表された「Maximum PC Magazine」の「2001年度のハードディスク・ドライブ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した60GXPの技術を後継した製品です。

Deskstar 120GXPは、ビデオ編集やグラフィック・デザインや大容量のストレージが必要な業務アプリケーションなどをサポートするために設計されました。特に 7,200RPMの高速回転により、データ・アクセス時間が大幅に短縮されています。

Deskstar 120GXPのサンプル出荷は11月中に開始する予定です。IBMはデスクトップPC「NetVista」に2002年中に同製品を採用する予定です。

<Travelstar 60GH/40GNファミリー:ノートPC用HDD>
ノートPC用の最新2.5型HDD「Travelstar 60GH」の容量は60GB(ディスク1枚あたり15GB)と従来製品から25%増加しました。これは、高解像 度写真6万枚、音楽CD92枚、単行本6万冊、DVD映画15本に相当します。

「Travelstar 60GH」の 1分間あたりの回転数は5,400(RPM)で、業界最高容量と性能が特徴です。また「Travelstar 40GN」は 4,200RPMの回転数で、最大40GBから30/20/10GBまで4段階の容量のモデルを提供します。

Travelstarファミリーの特徴は、ノートPC用の主要HDDの中で最長のバッテリー寿命と、独自のドライブ・ノイズ抑制システム(DNSS: Drive Noise Suppression System)による「最も静かな」HDDであることです。新モデルは従来モデルから大きく容量を増加させましたが、 ABLE(Adaptive Battery Life Extender)技術を強化したとにより消費電力は同じです。

DNSSは、ディスクを回転させるスピンドル・モーターに従来のボール・ベアリングに代えて流体軸受け(FDB: Fluid Dynamic Bearing)を採用し たほか、HDDのヘッドを動かすボイス・コイル・モーターのダンパーを強化することにより、騒音の低減のみならず耐衝撃性と信頼性を向上させています。

Travelstar 60GH/40GNは現在出荷を開始しています。IBMはThinkPad(R)シリーズで、新型Travelstarファミリーを採用する予定です。

<Travelstarアベイラビリティー強化モデル>
「パワーオン時間」を増加させることで、 Webホスティング・サービスやインターネット・データ・センターなど、狭い場所で高い処理能力を必要とするサーバーの新分野 「ブレード・サーバー」用に開発した2.5型HDDです。プロセシング・ユニットとストレージ・ユニットが近接していることが多いブレード・サーバー環境では、性能を最高 にするには熱放射を最小にする必要があり、60GHと40GNのアベイラビリティー強化モデルは、その省電力特性から最適なブレード・サーバー用HDDとなります。

アベイラビリティー強化モデルは、24時間365日の稼動が求められるブレード・サーバー・アプリケーションで、ドライブの電源を一日中オンにしたままで、読み出し/書き 込みなどのデータ・アクセス頻度を50%と想定して設計されています。

アベイラビリティー強化モデルは、本年中にサンプル出荷を開始する予定です。

なお、TravelstarファミリーはノートPC用モデル、アベイラビリティー強化モデル、双方とも流体軸受け(FDB)モーターを採用しています。

■Bill Healy(IBMストレージ・テクノロジー部門マーケティング担当バイス・プレジデント)のコメント
「私たちは新世代のTravelstarおよびDeskstarドライブの性能を強化して、現在のエレクトロニクスおよびパーベイシブ・コンピューティング市場に見られる 省電力化、高速化、大容量化、小型化という傾向に対応しています。私たちは家電製品、リムーバブル・ストレージ、ブレード・サーバーなどの新しい市場を開拓する方法を探し ていますが、新しいドライブの容量や性能といった顕著な特性は、ハードディスク・ドライブ技術の限界を拡大するIBMの取り組みを強調するものです」

■Troy Blanchette(Avnet Applied Computing (AAC)マーケティング担当バイス・プレジデントのコメント)
「AACは、長期にわたってIBMとの関係を上手く維持しています。業界最高水準の容量と性能を提供するDeskstarドライブは、当社の成功の大きな部分を占めてきま した。私たちは、Deskstarファミリーの最新製品にも同様の高いレベルの性能、品質、信頼性を期待
しています。」

■Pat Collins(RLX Technologies社長兼COO)のコメント
「ブレード・サーバー製品の主要な設計者および生産者として、私たちはすでに最高水準のノートブック製品となっているTravelstarが当社のSystem 324 ServerBladesにほとんどぴったりあつらえたハードディスクであることに感銘を受けました。省スペース、少ないエネルギー消費、大容量、長い連続動作時間といっ た特性は、いずれもTravelstarを単なるラップトップ・ドライブ以上のものにする重要な要素です」

以上

IBM、Deskstar、Travelstar、ThinkPadはIBM Corporationの商標。

<技術仕様>

■Deskstar 120GXP
容量 120/80/40GB
高さ 25.4mm
回転速度 7200rpm
1平方型当たりの最大面密度 297億ビット
ガラス・プラッター 3/2/1
GMR記録ヘッド 6/4/2
非動作時の耐衝撃性 400Gs (2ms) (2プラッター)
平均待ち時間 4.17ms
アイドル時電力 6.7ワット
平均シーク時間 8.5ms
標準ATA-100インターフェース
アイドル時の標準雑音 3.0ベル(2プラッター)

■Travelstar 60GH
容量 60GB
高さ 12.5mm
回転速度 5400rpm
1平方型当たりの最大面密度 280億ビット
ガラス・プラッター 4
GMR記録ヘッド 8
非動作時の耐衝撃性 700Gs (1ms)
動作時の衝撃性 150Gs (2ms)
平均待ち時間 5.5ms
平均シーク時間 12ms
最大インターフェース転送レート ATA-5 100MB/秒Ultra DMAモード5
重量 155グラム
アイドル時の標準雑音 2.5ベル
動作時の標準雑音 3.5ベル

■Travelstar 40GN
容量 40/30/20/10GB
高さ 9.5mm
回転速度 4200rpm
1平方型当たりの最大面密度 340億ビット
ガラス・プラッター 2/2/1/1
GMR記録ヘッド 4/3/2/1
非動作時の衝撃性 800Gs (1ms)
動作時の衝撃性 200Gs (2ms)
平均待ち時間 7.1ms
平均シーク時間 12ms
最大インターフェイス転送レート ATA-5 100MB/秒Ultra DMAモード5
重量 99/99/95/95グラム
アイドル時の標準雑音 2.4/2.4/2.1/2.1ベル
動作時の標準雑音 3.1/3.1/2.7/2.7ベル

■Travelstarアベイラビリティー強化モデル
Travelstarアベイラビリティー強化モデルの仕様は、以下の点を除いて標準モデルと同じです。

以 上