2003年1月21日
<ご参考資料>
日本アイ・ビー・エム 株式会社
銀行初の本格的Webサービス・システムを東京三菱銀行と共同開発
−電子署名、Linux など次世代ITを活用した「輸出信用状明細案内サービス」−
日本IBM(社長:大歳卓麻)は21日、IBM(R)のWebアプリケーション・サーバー・ソフ
トウェア製品「WebSphere(R)(ウェブスフィア)」等を中心とした次世代ITを活用し、東京
三菱銀行が提供する、Webサービスを利用した「輸出信用状明細案内サービス」システムを同行と共同で開発することを発表しました。Webサービスを本格的に活用したサー
ビスは、邦銀初の試みです。
東京三菱銀行では、お客様の貿易業務・外為業務の効率化に役立つ各種商品・サービスの提供を計画しており、本サービスは、その中で最新のITを活用した次世代型のサービス
として日本IBMと共同でシステム構築を行うものです。この輸出信用状明細案内サービスは、輸出業務に伴う信用状(輸出信用状)の明細データをお取引先企業と東京三菱銀行
のコンピュータ間で直接送受信するサービスです。従来、輸出信用状は企業とその取引先銀行間においてペーパー・ベースでやり取りされていましたが、この情報を電子化し、さ
らに企業と取引先銀行のコンピュータを連携させることによって迅速な事務対応が可能となります。加えて、企業側では電子化された情報を活用することにより取引情報の検索や
与信残高確認などの利便性が向上します。本サービスは本年2月に試行を開始する予定であり、順次サービスの拡大を目指します。
今回のシステムで採用されたWebサービスは、インターネット上のアプリケーションを容易に連携させるための技術であり、次世代e-ビジネスの中核技術と言われています。
Webサービスを利用することによって企業間システムを今まで以上に容易に連携させることが可能となるため、お客様ニーズに沿った新しい商品・サービスを短期かつ効率的に
開発できるものとして高い関心を集めています。また、Webサービスのほかにも、電子署名やLinuxなどの最新技術を積極的に活用することによって今後のITインフラと
なる投資効率の高いシステム構築を行います。なお、当システムの特徴は次のとおりです。
1) 『Webサービス』で企業間システムを容易に連携
XML、SOAP等のWebサービスの標準技術を活用したことにより、お取引先企業のシステムには大きな変更を加えることなく企業間システムを連携させることが可能です。
Webサービスのソフトウェアとしては、最新のWebサービス技術に対応し、信頼性や堅牢性に優れ、東京三菱銀行のインターネット・バンキングでの実績もあるIBMの
WebSphere(ウェブスフィア)を採用しました。
2) 『電子署名』によるセキュリティー
重要データがインターネット上で改ざんされることを防止するため、XML技術を用いた電子署名を採用しました。これによって取引情報の機密性を確保することが可能となりま
す。
3) OSにはオープン・スタンダードの『Linux』採用
本システムのOSには次世代のオープン・スタンダードとして注目されているLinuxを採用し、評価の高いパフォーマンスと安定性について検証します。
なお、当システム開発は、日本IBMがお客様のJava対応の先進システム構築を技術支援する「jStartプログラム」の一環です。
以 上
IBM、WebSphereは、IBM Corporationの商標または登録商標。
JavaおよびすべてのJava関連の商標は、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
