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2003年5月30日

幼児教育をITで支援する「KidSmart」プログラム
−4自治体の協力のもと、100の保育園・保育所に展開−

日本IBM(社長・大歳卓麻)は、就学前の幼児が自然な形でコンピューターに親しみ、日常の遊びや対話とマルチメディアとを関連させて、自ら考え創造しながらの学習を促進 する「KidSmart(キッズスマート)幼児教育支援プログラム」を、今年は4つの自治体(北海道、岐阜県、鳥取県、大分県)および社会福祉協議会などの協力のもと、計 100ヵ所の保育園・保育所の参画を得て今月から開始します。

当プログラムは、IBMコーポレーションが全世界で展開する、ITを活用して教育効果を高めるための社会貢献活動の一環です。日本では昨年、関東・近畿圏を中心とした約 100ヵ所の保育園・保育所に展開しました。

その成果を踏まえて展開する今回は、北海道、岐阜県、鳥取県、大分県の各自治体、および社会福祉協議会などからの協力を得て実施します。具体的な協力内容は、参加保育園・ 保育所の選定、研修会開催や参加園間のネットワークづくりなどです。これにより、1年間のプロジェクト期間終了後も、参加園同士の自治体内での継続的な交流活動が期待で き、教育効果のより一層の向上が図れます。

当プログラムでは、日本IBMから「Young Explorer(ヤング・エクスプローラー)」と呼ぶ、幼児向けのカラフルなプラスチック製家具に組み込んだパソコンや ソフトウェアなどの教育ツールを寄贈するものです。さらに、実際の教育現場での有効な活用を目的に、保育士・教職員を対象とした2日間の集合研修会の実施や、訪問サポート などを1年間にわたり提供します。

寄贈するIBM(R)製のパソコンには、ワシントン大学の教育者グループが開発した、5種類の幼児教育 用の知育ソフトウェアが初期導入されており、プリンター、マイクなどもセットになっています。寄贈先は、各自治体を通じて社会福祉法人社会福祉協議会・全国保育協議会の協 力を得て選定した、保育へのマルチメディア活用に積極的な公立および非営利団体(社会福祉法人等)の保育園・保育所です。

当プログラムの中核となる保育士・教職員を対象とした2日間の集合事前研修は、保育園・保育所にパソコンが設置される前に、幼児教育の専門家から「幼児教育とマルチメディ アの関係」や「日常の遊びへのマルチメディアの取り入れ方」について説明するほか、親しみながらITを遊びの中に取り入れられるように、日常の遊びなどと連携させた効果的 な保育プラン(カリキュラム案)の実践例紹介や作成実習、教育ツールの有効活用法のディスカッションも行います。また、1園1台のYoung Explorerを共用する ために、子供達が「順番を待つ」「待ち時間を決める」といった社会的ルールを自然に身につけること、友達と共感しながらマルチメディアを楽しむことなど、これまでのプログ ラム展開で実証された教育効果についても紹介します。

また日本IBMは、Young Explorer寄贈後の1年間、現場での活用状況をふまえて、幼児教育のコンサルタントが訪問しアドバイスしたり、地域研修会を開催して 継続的な支援活動を行います。さらに、「KidSmartホーム・ページ」を開設し、参加園で作成されたカリキュラム案など先生のための情報交換の場の提供や、電話による ヘルプ・デスクのサポートも行います。

「KidSmart」プログラムは、IBMが1998年からグローバルな教育プロジェクトの一環として展開し、日本以外でもアメリカ、オーストラリア、中国、インド、タ イ、ドイツ、フランスなど世界450都市で、約16,000セットのYoung Explorerが寄贈されています。

日本における当プログラムに対するIBM支援総額は、年間約30万ドル相当になります。


□「KidSmart」プログラムに含まれる5つの知育ソフトウェア(日本語版/英語版)
 (Edmark educational software):

 (なお、当ソフトウェア製品を日本IBMから販売する予定はありません)

以 上

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