2003年8月14日
<ご参考資料>
竹中工務店で、1台のメインフレームで基幹業務とグループウェアを
共存させた次世代システムが稼働
−z/Linuxで高い信頼性と効率的なIT投資を実現−
日本IBM(東京都港区、社長:大歳卓麻)は、株式会社竹中工務店(大阪府大阪市、社長:竹中統一)において、
IBM(R)のメインフレーム(大型汎用機)「IBM
zSeries(R) 800」(以下 z800)1台で、既存の基幹業務と、Linuxで稼働する
新しいグループウェア・システムを共存させる新システムが稼働を開始したことを発表しました。
竹中工務店では従来、IBM製のメインフレームで基幹業務を稼働させていましたが、新たに約8000人の従業員をカバーする大規模なグループウェアの導入し、全社的な業務
効率化を進めるにあたり、オープンソースのOSとして急速に普及が進むLinuxを採用しました。さらに高い信頼性と開発投資の効率化を実現するため、1台の筐体でメイン
フレーム専用OSとLinuxを同時に稼働できるzSeriesの特長を活用し、既存の基幹業務と新システムの共存環境を構築しました。これにより、新システムの導入にも
かかわらず、既存要員での対応が可能など、運用管理費を抑えた効率的なIT投資を実現しています。
今回のシステムでは、大規模なグループウェアの全社展開ながら、z./Linux上で稼働させることにより、サーバーが複数に分散せず1台に集約でき、データ管理やバック
アップ管理、障害管理などが従来の基幹系の運用手順でできるため、既存のスキルやノウハウを生かすことができます。また、ハードウェア資産的にも既存のテープ/ディスク装
置を新たに追加することなく共有できたことなど、多くのメリットが得られました。
Linuxの稼働にあたっては、仮想化機能に優れたソフトウェア「IBM z/VM(R)」と組み合わ
せ、1台のz800を論理的な区画に分割することで、効率的なシステム構築を可能にしています。この機能により、今後、OSのチューニング環境の違う別アプリケーションを
稼働させたいといったニーズに、別区画で柔軟に対応することができます。
なお、新システムの検討はIBMのビジネス・パートナーである兼松エレクトロニクス株式会社(東京都中央区、社長:北村章彦)の支援を受け2002年10月から始め、
2003年2月に試行開始、4月から本格稼働という短期間でのシステム構築も実現しています。竹中工務店では今後、Linuxで稼働するアプリケーションは
z/Linux上に集約すると同時に、基幹系システムのWeb連携もz/Linuxを活用して進めていく方針です。
今回のシステムで採用されているz800は、1つのプロセッサー・モジュール基板上に複数のCPUを搭載する高密度の実装技術「MCM(Multiple Chip
Module)」や、オートノミック・コンピューティング(自律型コンピューティング)機能など、高い信頼性を実現する先進機能を搭載しています。
以 上
IBM、e-businessロゴ、
、zSeries、z/VMは、IBM Corporationの商標または登録商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
