<ご参考資料>
2004年3月31日
製造業向け製品設計・解析グリッドオファリング
−数日かかっていた自動車の全部品解析を一晩で実現−
日本IBM(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻)は、自動車業界など製造分野の企業向けの新しいグリッドオファリングを本日から提供開始します。設計や解析業務でグリッド
技術を活用することにより、製品の品質を向上させ、開発期間の短縮を実現します。
「IBM(R) Grid Offering for Clash Analysis(設計部品の
干渉解析業務向けIBMグリッドオファリング)」は、ダッソー・システムズ社の製品設計ソフトウェア「CATIA(R)」やデータ管理向けソフトウェア「ENOVIA(R)」をグリッド対応させたものです。グリッド対応は、IBMとグリッドソフトウェア会社のプラットフォームコンピュー
ティング社が行いました。このオファリングにより、部品の干渉チェック用データの収集、コンパイル、解析に必要な時間が短縮され、製品開発および市場投入の迅速化が実現し
ます。
このグリッドオファリングは、自動車製造開発会社のMAGNA STEYR社にいち早く採用され、今まで数日(72時間)かかっていた自動車の全部品解析を一晩(約4時
間)で実行可能にしました。MAGNA
STEYR社は、自動車の製造、組み立て、および開発を手がける世界有数の企業であり、駆動系モジュールや全輪駆動システムの製造においても市場をリードしています。
ダッソー・システムズ社の戦略および研究・開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、Dominique
Florack氏は次のように語っています。「干渉チェックは当社のPLMオファリングに欠かせない要素の1つであり、お客様の成功にとってもきわめて重要です。ダッ
ソー・システムズ社のENOVIA
Clash ManagementオファリングとIBMのグリッド技術の組み合わせによって、他では得られない競争上の優位をもたらすことができます。私たちは、お客様が
PLMを最大限に生かせるように、IBMと協力してグリッドコンピューティングのパワーを活用しています。」
独立系市場調査会社のIDCでは、世界の製造業におけるグリッドコンピューティングの市場機会は2006年までに26億ドルに達すると予測しています。また、グリッド全体
の市場機会は年複利成長率83パーセントで、2007年までに130億ドル以上に上ると予測しています。
■MAGNA STEYR社について
オーストリアに本社をおき、社員約11,000人のMAGNA STEYR社は、自動車の製造、組み立て、および開発を手がける世界有数の企業で、駆動系モジュールや全輪
駆動システムの製造も行っています。現在、オーストリア(グラーツ)の同社最大の工場にて、Mercedes-Benz
G-classおよびE-class 4MATIC、Jeep Grand Cherokee、Chrysler Voyager、Saab
9-3 Convertible、およびBMW X3という、3社6車種のOEM組立を請け負っており、年間では約200,000台の組み立て能力を持っています。
以上
IBMは、IBM Corporationの商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
<ホームページ>
IBMのグリッドコンピューティングの取り組みについて:http://www.ibm.com/grid/jp/
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/press
