2004年11月4日
第18回「日本IBM科学賞」受賞者決定
日本IBM(社長・大歳卓麻)は、第18回「日本IBM科学賞」の選考を終え、5件5名の受賞者を決定しました。
日本IBM科学賞は、日本の科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、当社社会貢献活動の一環として、1987年に創設されました。対象は、国
内の大学あるいは公的研究機関に所属する45歳以下の研究者(国籍不問)で、物理、化学、コンピューターサイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス
(バイオ
エレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研究活動を行っている方々です。受賞者には賞金300万円と賞状、副賞として記念メダルおよび
IBM(R)のノートパソコン「ThinkPad(R)」1台が贈呈されます。
本年は、昨年の124件を上回る160件の応募の中から、江崎玲於奈芝浦工業大学学長を委員長とする7名の審査委員による厳正な選考と審査会を経て、下記5件5名の授賞を
決定しました。これにより第1回からの授賞は計109件115名となりました。
日本が世界をリードする付加価値の高い製品やサービスを提供しつづけるためにも、基礎科学分野の重要性が高まっています。当社では今後も当賞を通じ、日本の科学振興と優れ
た人材の育成に貢献していきます。
第18回「日本IBM科学賞」の授賞式は、11月24日(水)13時30分から千代田放送会館(東京都千代田区)で開催し、受賞者による研究内容の発表を行います。
今回の受賞者とその研究業績は次の通りです。
(敬称略)
<物理分野>
「ナノカーボン材料の開拓と物性機能の研究」
岩佐 義宏(いわさ よしひろ) 45歳
東北大学 金属材料研究所 教授
<化学分野>
「新しい時間分解分光法の開発と凝縮相超高速分子現象の解明」
田原 太平(たはら たへい) 43歳
独立行政法人理化学研究所 中央研究所 田原分子分光研究室 主任研究員
<コンピューター サイエンス分野>
「スケッチ入力によるユーザインタフェースに関する研究」
五十嵐 健夫(いがらし たけお) 31歳
東京大学 大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 講師
「離散列挙問題に対するアルゴリズムの研究」
牧野 和久(まきの かずひさ) 34歳
大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 助教授
<エレクトロニクス分野>
「Si MOS電界効果トランジスタにおけるキャリア輸送と新素子構造に関する研究」
高木 信一(たかぎ しんいち) 45歳
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 基盤情報学専攻 教授
(以上5件5名)
* 所属先・役職・年齢は2004年11月4日現在
日本IBM科学賞の審査委員会のメンバーは次の通りです。
| 審査委員会: | |||
| 委員長 | 江崎玲於奈 | 芝浦工業大学 学長(1973年ノーベル物理学賞受賞) | |
| 委 員 | 井口 洋夫 | 元 岡崎国立共同研究機構 機構長、 | |
| (50音順) | 東京大学 名誉教授 | ||
| 小柳 義夫 | 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授 | ||
| 榊 裕之 | 東京大学 生産技術研究所 教授 | ||
| 白川 英樹 | 筑波大学 名誉教授(2000年ノーベル化学賞受賞) | ||
| 西島 和彦 | 東京大学 名誉教授、京都大学 名誉教授 | ||
| 久世 和資 | 日本IBM 理事 東京基礎研究所 所長 | ||
以上
ご参考:
日本IBM科学賞のホームページ『科学の扉』
では、歴代の受賞者やその研究業績を紹介しています。また、受賞者の協力を得て、受賞者からの若者へのメッセージ、科学のおもしろさについての随筆なども掲載して
います。
IBM、ThinkPadは、IBM Corporationの商標。
<ホームページ>
日本IBMトップページ : http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース : http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/press
