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プレスリリース

クラスルームPCをグリッド化して教材として活用


<ご参考資料>

2005年3月25日
学校法人関西学院
日本アイ・ビー・エム株式会社

クラスルームPCをグリッド化して教材として活用
―高校生の教育カルキュラムにグリッド・コンピューティングを採用―

学校法人関西学院(所在地・兵庫県西宮市、学院長・畑道也、以下 関西学院)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、以下 日本IBM)は、関西学院高等部(部長・澄田新)のクラスルーム・システムをグリッド・コンピューティングによって構築しました。また、同高等部では、本システムを本格的なグリッド・コンピューティングに関する教育/実験の場と位置づけ、本年4月から3年時の選択教科の1つに「グリッド・コンピューティングの学習」を導入し、教材として活用していきます。高校生の授業にグリッド・コンピューティングを組み込むのは世界的にみても先進的な取り組みとなります。

本システムは、コンピューター資源を有効活用するための基盤として構築されており、約50台のLinux® (Red Hat Linux 9)PC が、100MbpsのEthernetで接続され、グリッド環境構築に必要なGlobus Toolkit(Version 3.2.1)などのソフトウェアが導入されています。サーバーには、IBM® のIAサーバー「IBM eServer® xSeries® 」が採用されています。

関西学院では、高校生の「情報」教育に最適な素材として、2004年7月からグリッド・コンピューティングの利用を検討してきました。情報教育の目標を「グリッド・コンピューティングの理解」に設定することで、これまで独立していた「ハードウェアの基礎」「データ通信の概要」「計測・制御の概要」といった講義の単元に拡がりを持たせられるとともに、PC学習の動機付けとなると評価し、今回の導入に至りました。この取り組みは、文部科学省が指定する情報技術(IT)に関する教育を重点的に行い、情報分野で国際競争力となる人材を育成することを目的とした「スーパーITハイスクール」10校の一つに指定されました。

同高等部では、「グリッド・コンピューティングとは何か。どのようなことができるのか」にはじまり、グリッド・コンピューティングの構築方法や、グリッド上で動く既存ソフトの利用方法などを学ぶとともに、「グリッドは、生徒の柔軟な思考能力の向上と豊かな創造性を伸ばす最高の教材である」と考え、グリッドを利用した最適化アルゴリズムの研究やグラフィックスへの応用まで学習する計画です。

高校教育分野では未開拓のグリッド・コンピューティングを、教育現場でどのように活用できるかを、関西学院大学や関西学院大学情報メディア教育センター、日本IBM、日本アイビーエム システムズ エンジニアリングなどが協力して検証し、本年度からの3年生対象の試行クラスに加え、2006年度からは、1年生全員を対象に週2時間のグリッド教育をカリキュラムに加える予定です。さらには、3年生の選択教科にクリエイター育成を目標とするグリッド活用の授業を開講する計画です。

以上

IBM、e-businessロゴ、eServer、xSeriesは、IBM Corporationの商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/