2005年5月11日
<ご参考資料>
株式会社アイ・ティ・フロンティア
日本アイ・ビー・エム株式会社
グリッド配信技術を活用し、既存のITインフラでライブ放送等の配信システムを実現
−アイ・ティ・フロンティア社内システムで大規模技術検証を開始−
株式会社アイ・ティ・フロンティア(社長:井上準二、本社:東京都中央区、以下 アイ・ティ・フロンティア)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:大歳卓麻、本社:東京都港区、以下 日本IBM)が開発したグリッド配信技術「IBM®Peer-to-Group Media Broadcast (IBM P2G)」を活用した、ライブ放送等の企業内コンテンツ配信システムの技術検証を開始します。IBM
P2Gは特別なインフラを必要としないため、大規模な投資をすることなく、既存のサーバーやネットワークを活用した効率的な配信システムの構築を可能にします。
4月27日から、アイ・ティ・フロンティア本社オフィスでの大規模技術検証を開始しました。
グリッド配信と企業利用の意義
グリッド・コンピューティングは組織を越えたIT資源を仮想化し、急激な負荷対応や、IT資源の利用効率を高めるものです。グリッド配信技術であるIBM
P2Gはそれを応用し、ネットワークと配信サーバーを仮想化することで、コンテンツ配信などにグリッドの考え方を適用するもので、日本IBMの東京基礎研究所が開発しました。これにより、サーバーにかかる負荷やネットワークの混雑を軽減しながら、マルチメディア・コンテンツやデータを配信することができます。一般的にコンテンツ配信システムを構築するには、多地点への同時配信を可能とするためサーバーやネットワークを増強する投資が必要となりますが、当技術は特別なインフラを必要とせず高品質なコンテンツ配信を実現します。ネットワークを仮想化し、PC等のクライアント側が協調して分担しながらデータ(パケット)を運び、クライアント同士でデータを受け渡していきます。また、クライアントに性能差がある場合でも、システム全体が安定するように最適化します。さらに、配信のパスを頻繁に動的に変化できることが特徴であり、これが安定化と負荷バランスに貢献します。
IBM P2Gを活用することにより、企業は大規模な投資を行うことなく、既存システムを活用した効率的な企業内配信システム構築が可能になります。企業内コンテンツ配信における活用分野としては、経営メッセージの発信をはじめとする社内向けライブ放送システム、会議中継、新製品情報等の動画配信システム、e-ラーニングによる研修システムなどの戦略的経営ツールが挙げられます。
アイ・ティ・フロンティアにおける技術検証
アイ・ティ・フロンティアの本社オフィスでは、PC約100台の大規模検証を行います。社内の研修映像などを配信し、ネットワーク負荷など技術面の詳細な検証を行います。同社では、自社をショールームとしてワークスタイルの変革や先進セキュリティシステム導入に取り組み、お客様に提案をしています。今回のIBM
P2Gについても、自社での大規模検証をもとに中核事業であるネットワークソリューションの1つとしてお客様にご提供していく予定です。
技術検証概要
・PC台数:約100台(IBM ThinkPad)
・社内LAN/WAN環境(本社オフィス、他1箇所)
・サーバー:Windows®2000サーバー(セレロン2.4GHz/512Mbyte)
・動画: 400Kbps
今後の展開
アイ・ティ・フロンティアと日本IBMは、今回の技術検証の結果を踏まえて、これまで培ってきた企業情報システム・ネットワーク構築・運用技術と融合させた形でIBM
P2Gの具体的な企業内利用について幅広い業種の企業に提案していきます。さらに、日本IBMは、アイ・ティ・フロンティアに対してライセンス提供を行い、システム構築に関する技術支援を提供する予定です。なお、両社は5月11日〜12日のグリッドワールド2005(主催:グリッド協議会、会場:東京国際フォーラム)に出展し、IBM
P2G企業内利用への取組みについて報告予定です。
<添付資料1> IBM Peer-to-Group Media Broadcast(P2G)概要 <添付資料2> お客様でのIBM P2G利用例
IBMは、IBM Corp.の商標です。
Windowsは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
以上
<ホームページ>
日本IBMトップページ : http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース : http://www.ibm. com/press/jp/
