2005年7月28日
<ご参考資料>
IBM、一段と機能を高めたオープンな仮想化機能を発表
新しいパワフルなVirtualization Engine 2.0が、
より即応性に優れたオンデマンド・ビジネスに向け、
サーバー、ネットワーク、ストレージにわたるリソース管理を提供
[米国ニューヨーク州ニューヨーク 2005年7月26日(現地時間)発]
IBM®は26日(現地時間)、その新しいシステム戦略の一環として、標準に準拠した・仮想化プラットフォームを発表しました。これによってお客様は、稼働率の低いIT資産の経済性と運用性の大幅な改善を目的として、サーバー、ネットワーク、ストレージにわたりITリソースをプール、管理、最適化することが可能になります。
Virtualization Engine™ 2.0は、オープン・インターフェース、仮想化構築ブロック、およびWebサービスを使って、サーバーとストレージ・システムを接続します。IBMビジネス・パートナーは、データセンター全体にわたりリソースプールを拡張する上で欠かせない機能を持つソリューションを提供します。
IBMシステムズ&テクノロジー・グループの開発担当副社長であるロッド・アドキンスは、次のように述べています。「Virtualization
Engineは、IBMが数多くのビジネス・パートナーとともに4年間におよぶ研究開発努力を続けてきた結果生まれた、非常に高度なプラットフォームです。このプラットフォームによってお客様は、システムの利用度の大幅な向上をはかることができ、これまで実現できなかった規模で論理区画を設定し、これらのリソースの管理を単純化することが可能になります。」
IBMの革新的な仮想化技術により、お客様はそのITリソースをより簡単に管理・運営できるようになり、システム管理コストの急増にも迅速に対処することが可能になります。Virtualization
Engineコンソールは、仮想化されたシステム・インフラの、システムとプラットフォームの健全性に加え、トポロジーを視覚的に一元化して表示します。これにより、IT運用担当者は、特定オペレーティング・システムについてのスキルを持つ必要性が最小限で済むようになります。
Virtualization Engine 2.0には、以下をはじめとする画期的な機能が装備されています。
Resource Dependency Services (RDS) - RDSは企業がそのITリソースの状態を把握できるように、有機的に連携したプロセス処理の主要構成要素であるユーザー、リソース、アプリケーション、およびネットワーク間の関係を定義・検出します。この機能によって以下が可能になります。
- IPネットワーク上のリソースの自動検出
- ビジネス・プロセスのITリソースへのマッピング
- IBM Tivoli®から先ごろ発表された IBM Tivoli Change and Configuration Management Database(CCMDB)との統合
- Virtualization Engineコンソールを通したトポロジーのグラフィック表示
Integrated Virtual Management - 仮想システムの作成および構成プロセスを簡素化します。
- 使いやすいブラウザー・ベースのインターフェースで簡単に作業できるため、1台のサーバーを仮想化する時間を数分に短縮
- ハードウェアの管理コンソールなしでLPARと仮想化をサポート
IBM Enterprise Workload Manager - ビジネス目標に応じてワークロードのニーズに即応しながらシステム・リソースを変更することが可能になりました。また、今回発表の新製品では、さらに多くの異種混合のインフラをサポートします。機能拡張により、以下が可能となっています。
- POWER5™ベースのシステムに対するダイナミックなパーティション管理
- より使いやすいシステム管理機能
- zSeries®ネットワーク負荷分散との統合
IBM Director 5.1 - 一貫した一元管理と自動化を提供する統合ソフトウェア・ツール・スイートが、すべてのIBM
®およびIBM Systemsに拡大されました。新バージョンのIBM Director version
5.1では使いやすさを重視しており、いっそうオープンで統合化の進んだツールセットとなっています。Director
5.1は以下のような特長を備えています。
- より広範なプラットフォームをカバー、IBM
zSeriesおよびpSeriesRマシン、ならびに新しいIBM System z9™上でLinux®をサポート - 新しい効率化されたインターフェースにより、生産性が向上
- 軽量エージェントのため配備が容易
- IBM Directorの拡張機能、Virtual Machine Managerをサポート。Virtual Machine ManagerはVMware VirtualCenterへの統合ポイントを提供し、仮想/物理マシンを単一ビューで表示
- ソフトウェアのヘルスチェックにより、わずらわしい更新管理を排除
- Directorの標準設計に加え、新しいデベロッパーズ・キットにより、Directorを拡張してお客様により幅広い選択肢と柔軟性を提供するためのPartners in Managementプログラムを促進
IBM Virtualization Engine 2.0テクノロジーは、企業全体はもちろん、その枠を越えて展開することが可能となっています。
- サーバーの仮想化
pSeries、iSeries™、zSeries、および新しいIBM System z9といったIBM
システムには、ダイナミック・パーティショニング、ワークロード管理機能、仮想ネットワーク、および仮想I/OといったVirtualization
Engine構築ブロックが組み込まれており、これらを連結させて企業全体にわたる「仮想化構造」を形成することができます。こうした構築ブロック技術により、企業全体にわたる仮想化環境の実装とさらなる統合を促進することが可能となります。IBM
xSeries®およびBladeCenter®システムは、VMwareソフトウェアの提供する仮想化機能を利用して、より大きな構造へと連結します。 - ストレージの仮想化
Network Applianceは、IBMとのこれまでの関係を踏まえて、成長著しい仮想化技術をカバーしていくために両社の緊密な関係をさらに発展させることを発表します。ここでの重点は、IBMのストレージ仮想化技術とNetApp V-SeriesおよびFASストレージ・システムのフルラインを合わせて、統合ソリューションへと融合することに置かれており、両社それぞれの仮想化技術間の相乗効果を活用していきます。
IBMは、IBM TotalStorageR SAN Volume Controller (SVC)とLinuxを実行するzSeriesシステムの間の相互運用性をサポートすることで、その中心的なストレージ仮想化オファリング、SVCの機能を拡張していく予定です。これによりzSeriesのお客様は、SVCがサポートする階層型ストレージ環境を利用できるなど、従来オープン環境に接続していたストレージを、SVCによって管理される構成を通して利用することが可能になります。 - ネットワークの仮想化
CiscoのInfinibandおよびI/O仮想化技術といったパートナーのソリューションは、Virtualization Engineにダイナミック・パーティション管理を利用した拡張機能を提供する他、データセンター全体におよぶネットワークとサーバー仮想化の統合を促進するにあたり有効です。
以 上
IBM、Virtualization Engine、Tivoli、POWER5、zSeries、
、e-businessロゴ、pSeries、iSeries、xSeries、IBM System z9、Bladecenter、TotalStorageは、IBM Corporationの商標または登録商標。
LinuxはLinux Torvaldsの登録商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。
<ホームページ>
日本IBMトップページ : http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース : http://www.ibm. com/press/jp/
