2005年10月5日
SOAに対応したLotus Notes/Dominoの新バージョン
日本IBM(本社:東京都港区六本木、代表取締役社長:大歳卓麻)は、SOAに対応したIBM®のコラボレーションソフトウェア「Lotus
Notes®/Domino®」の新製品「IBM Lotus Notes/Domino 7(以下「Notes/Domino
7」)」(日本語版)を発表します。出荷開始は、本年11月25日からの予定です(ダウンロード版は11月1日から)。
「Notes/Domino 7」の最大の特長は、SOAに対応したことです。Lotusをお使いのお客様にとって、Javaなどのプログラミング・スキルを新たに習得する必要がなく、現状のアプリケーション資産とLotusのスキルでWebサービス化が実現できるため、企業はこれまでの資産で、容易に素早くSOAを始めることができます。Notes/DominoのアプリケーションをWebサービス対応させることにより、社内の業務システムからNotes/Dominoのアプリケーションや情報を容易に活用できます。
さらに、「Notes/Domino 7」では、お客様のご要望にお応えし、セキュリティーや運用管理を強化しました。主な新機能、強化点は次の3点です。
セキュリティー強化
以下のセキュリティー機能を新たに搭載します。
・Notesクライアント環境の集中制御
階層型ポリシー (*1)による一括設定、メールのダウンロード許可・不許可、不利用時間でのパスワード要求、利用バージョン制御といった機能を新たに搭載することによって、メールを含む情報の持ち出し制限、離席中の情報閲覧保護など情報漏えい対策ができるようになります。
・不正メールの受信拒否対策
メールタイトルや添付ファイル名からウィルスなど不正の危険性のあるメールを削除したり、サーバー内で保管しておくことが出来ます。また、ブラックリスト、ホワイトリストを登録することで、外部からの多量の迷惑メールを社内への配信を防ぐことが出来ます。
利用者の生産性向上
以下のメール機能を新たに搭載します。
・膨大な数の電子メールを効率的に処理するため、処理の優先順位づけをするフラッグ、関係するメール一覧、転送・返信処理済マークなどの機能を提供します。
・より効率的なコミュニケーションのために、Notesデータベース、メール、カレンダーに関係者の在席状況を表示します。
また今後は、Notesクライアントをリッチクライアント(*2)に対応させることで、サーバー集中管理型のリッチクライアント・ポータルに発展させていくことができます。これにより、Webブラウザーでは実現できないNotesクライアントの機能、操作性を維持しながらもクライアント・ソフトのメンテナンス工数を大幅に削減できます。
TCO削減
Notes/Domino7で新しく提供する運用管理の自動化、運用管理者支援機能、拡張性の向上、パフォーマンス向上、クライアントの集中メンテナンス機能などにより、運用管理担当の削減、サーバー数の減少、利用者によるバージョンアップ工数の削減など、TCOの大幅な削減が期待できます。
新製品の使用料金は次のとおりです。
サーバーライセンス
| 製品名 | 使用料金(税別) |
|---|---|
| IBM Lotus Domino Messaging Server | 114,700円~ |
| IBM Lotus Domino Enterprise Server | 296,700円~ |
ユーザーライセンス
| 製品名 | 使用料金(税別) |
|---|---|
| IBM Lotus Domino Web Access Collaboration | 15,600円~ |
| IBM Lotus Domino Web Access Messaging | 10,100円~ |
| IBM Lotus Notes with Collaboration | 20,100円~ |
| IBM Lotus Notes with Messaging | 14,500円~ |
* IBMのソフトウェアのボリューム・ディスカウント「パスポート・アドバンテージ」(PA)のPAX料金を適用した場合のライセンス料金です(1年間のバージョンアップ、保守料金を含む)。
「Notes/Domino 7」は、約1,700社の日本IBMの販売パートナー、および日本IBMからお客様に提供します。
また、「Notes/Domino 7」に対応した製品が、Notes/Domino7 Readyパートナー(*3)(現時点25社)などの開発パートナーから順次発売される予定です。
以 上
(*1) 階層型ポリシー:親子関係の階層構造をもつ設定表。
(*2) リッチクライアント:
企業情報システムのクライアント環境のうち、アプリケーションの実行環境のみを搭載したもの。伝統的なクライアントサーバシステムのクライアントに当たる「ファットクライアント」と、アプリケーションをWeb化してクライアントにWebブラウザを使う「Webクライアント」(HTMLクライアント)の中間の性質を持つ。
(*3) Notes/Domino7 Readyパートナー:
Lotus Notes/Domino7Readyプログラムに参加いただいているパートナー。7Readyプログラムとはパートナー向けのLotus Notes/Domino7用アプリケーションの開発支援のプログラム。
IBM、Lotus Notes、Lotus Dominoは、IBM Corporationの商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<ホームページ>
日本IBMトップページ:http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース:http://www.ibm.com/press/jp/